高橋知子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
評判通り面白すぎて
まさに「寝る間も惜しんで一気読み」
してしまいました!
裕福な一家のハウスメイドとして雇われたミリー
豪華な邸宅…完璧に見える家族…
屋根裏部屋や専用庭師がいる感じは
まさに怪しい雰囲気でてる〜
屋根裏部屋の鍵が外からしか
かけられない不気味さや
どこか歪んだ家族の挙動に
最初から異様な緊張感がありました!!
「何かがおかしい…」
違和感が確信に変わった
瞬間からの展開がとにかく怒涛!!
予想をことごとく裏切る
衝撃の真相とどんでん返しの連続で…
後半は息をのむ暇もないほどの
ジェットコースター展開で楽しめました
海外文学の中でも とっても読みやすい!
ミステリー・サスペンス好きなら
絶対にめくる手が止まらなくなる
超爽快でスリリングな傑作だと思います -
Posted by ブクログ
なんでこうミリーって首突っ込んじゃうんだろう。仕事に入った家庭で「この部屋に入るな」って言われれば入らないし「妻とは会話するな」って言われれば普通はしないでしょ。妻の様子が明らかにおかしいんだったら通報して離れればいいし。私だったらいわくありげな家には絶対近寄らないけどなぁ。
そもそもハウスメイドは他人の家庭に入っていかなければできない仕事で、雇い主がどんな人かなんて分からない状態で仕事を始めなければならない。
前作みたいに雇い主が危険な人物だったなんてことも有り得る。そう考えると怖い仕事だ。
前作同様、想像つかない方向へ物語が展開していった。そうか、ミリーの性格を踏まえたうえでこういう計画が立てられたのか…
今回ばかりはどうにもならないだろうなと思ったら、まさかの最後のミリーの独白でやっぱり只者ではないなと思った。私もミリーを見誤っていたということか。
ミリーの彼氏がずっと気に食わなかったんだけど、こいつが心臓に病を抱えていて薬を服用しているってことは途中から忘れていた。まさかの伏線回収だった。
このシリーズ、第1部の終わり方がいつも凄い。展開を予想できてしまう人もいるかもしれないが、私はいつも予想がつかないので読んでいてとても楽しい。
ミリー、もうハウスメイドやめようよ(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第二弾。
大富豪ダグラス・ギャリックの家でハウスメイドとして働き始めたミリー。
しかし、彼からは「何があってもゲストルームには入るな」というルールを告げられます。
そこでは病気の妻ウェンディが静養しているとのことでしたが、ミリーは部屋から女性のすすり泣く声を耳にします。
そしてある日、ミリーは異様な量の血にまみれたガウンを発見してしまい・・。
本作も期待を裏切らない安定のリーダビリティの高さで、ページを繰る手が止まりません。
第一部、第二部と進むにつれて、自分が信じていた「前提」がガラガラと崩れ落ちていく快感にはゾクゾクさせられます。
今回はミリーの正義感や、仕○人スキル(そう、結局“人助け業”をしていた模様・・)を逆手に取った、なんとも巧妙な罠にはめられてしまい、いったいどうなっていくのか、ハラハラしましたね。
ですが、第三部、第四部で形勢がガラリと変わり、怒涛の逆転劇へと突き進む展開には最後の最後まで楽しませていただきました。
ただ、物語は面白いのですが、個人的にちょっと鼻についてしまったのがミリーの男性関係ですね(;´∀`)
ブロックのことを本気で好きでもないのにズルズル付き合っていたり、元彼(本命)のエンツォにも謎に強気の態度だし、終盤ではラミレス刑事にも“口説いているわけじゃないですよね?”的な勘違いする等々・・、“ミリーってば、確かにモテモテかもしれんけど若干調子に乗っているんちゃう?”と、つい苦言を呈したくなった私です(ん?僻みってヤツか・・?)
とはいえ、前作以上のスリルと人間の裏の顔に戦慄させられる、超一級のサイコサスペンスであることは間違いありません。
ということで、前作同様、緊迫感あふれるストーリーを堪能させて頂きました。
シリーズ3作目を読むのは、もう少し先になりそうですが、今から楽しみです~。 -
Posted by ブクログ
最近、とんと集中力がなくなったもので、電子書籍で走りながら聞き読みで読むというのが、読書の定番になっている。そんななか、本書は紙の本で手に取り、そのままいっきに、というくらいの勢いで読んでしまった。さすがに他のことをなにもせず、とはいかないが、そこそこ厚い翻訳ミステリを2、3日で読むというのは、仕事もあれば家事、育児もある大人からすれば、いっき読みといってもいいんじゃないだろうか。
どんでん返し系のお話として手に取ったわけではあるんだけど、最後まで読み切った今、どんでん返しの内容がわかっていても、本書の魅力は損なわれないと思う。
なにがそこまで面白かったんだろう、と考え込んだ。
そこで浮かんだのは、ある場面の違和感だ。
あまりいうとネタバレになってしまうかもしれないが、ある男性がある女性に小部屋に閉じ込められ、出す条件として拷問を受けるということがあった。
その男性は、最初にものすごく分厚い本を腹にのせて3時間耐えろ、といわれる。
閉じ込められ衰弱してへろへろになっているなか、なんとか3時間やりきった、と思ったら、5分早くおろした、とか適当な言い訳をつけて、もう一回なんて言われる。
理不尽きわまりない暴力なんだけど、そのなかで次はもっと下に動かせと女性に支持される。
なんてことをさせるんだ、と男性は呆然とするが、読んでいる俺は、どういうこと?と理解するのにちょっと間があった。
つまり、横になり、自分の股間の上に分厚い本を三冊置け、ということなんだろうけどさ。
うーん。
その拷問が、正直特別な拷問たりうるのか、ぴんとこなかったのだ。
もし俺が横になり、広辞苑を3冊、 股間の上にのせておけといわれたとしても、それでつぶされて苦痛を感じる、ということはないと思う。
体のつくりとして、それでつぶれることはないから。
これが机のうえにナニを乗せ、そのうえに広辞苑三冊載せろ、といわれたら苦悶のうめきをあげることになるだろう。
著者は女性。
そのあたりの感覚に、微妙に実感が欠けたのかもしれない。
それってさぁ、男性向けのポルノ小説で暴行されている女性がいつしか気持ちよくなってしまう、というくらい、生物学的にない話なんじゃないのかなぁ、なんて思ったんだよね。
そこからさらに気がついた。
本書の面白さは、もちろんどんでん返しにあるだろう。
ただ、そのどんでん返しは、最初に出てきた人物たちの内面が、どんでん返るだけの話ではない。
虐げられていた者が、虐げる側にまわるというどんでん返しもあったんじゃないだろうか。
だから、表面的な展開のどんでん返しのネタを知った後も、カタルシスを感じさせるどんでん返しは存在し続ける、ということなのかもしれないなぁ。
男性向けポルノ小説の女性版、なんて言ったら、ちょっと本書をオススメしづらくなるかもしんないけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界中で大ベストセラーになっていて、映画化も決定している本作品。
前科を持つ主人公のミリーは、車上生活から抜け出すため、裕福なウィンチェスター家で住み込みのハウスメイドとして働き始めます。
しかし、与えられたのは“外からしか鍵がかからない”不気味な屋根裏部屋。
さらに、雇い主の妻ニーナが異常なほど情緒不安定で、ミリーは彼女の常軌を逸した言動に振り回されることに・・。
主要な登場人物が少なく、翻訳も非常に滑らかで読みやすいため、物語の世界にスッと没頭できるのが良いですね。
前半の第一部では、主人公ミリーに対する雇い主の妻・ニーナの、嫌がらせとしか思えない理不尽なメイドいびりの数々に読んでいるこちらも心が折れそうになることも・・(-_-;)
しかし、視点が変わる第二部はそんな生ぬるいものではございませんでした。
ネタバレになるので諸々は伏せますが、更なる激ヤバな状況に「これから一体どうなっちゃうの!?」と、先が気になって、まさにグイグイと引き込まれるようにして読みました。
そして、怒涛の第三部・・まさかの“倍返し展開”へと、もう最後まで気が抜けない鳥肌の連続でしたね。
こうして迎えた第三部ラストでの、“あの人のオカン”の台詞に“ちょ・・結局この人が一番ヤバかったのでは・・((((;゚Д゚))))”と思わず戦慄した次第です。
ということで、人間の狂気を描いた緊張感溢れるサイコサスペンスを堪能させて頂きました。
ところで、エピローグのラストで“ダークヒロイン誕生”みたいなオチになっていましたが、今後そういう必殺仕○人的な展開になっていくのかな?
これから続編の「ハウスメイド2 死を招く秘密 」を読んで、ミリーがどうなっていくのか確認(?)したいと思います~。 -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目とのことで読んでみました。
1作目は「この手があったか!」という驚きの展開を見せましたが、2作目は「まだこの手があったか!」と、期待を外さない驚きの展開が待っていました。
すごい……。
読み終えたあと、いい感じで余韻が残るんですよね。
このシリーズの魅力は、なんといってもミリーのキャラクターだと思います。
普段は常識人の仮面をかぶっているのに、怒りのスイッチが入ると、とんでもない殺人鬼に変わる。
しかも、ミリーの怒りの元となるのは「弱者救済」という点も見逃せません。
単なる私利私欲のために殺人を犯すわけではないのです。
現実では理不尽な目に遭っても、泣き寝入りするしかないことも多い。
そんな鬱憤を、小説の世界で晴らすのにもってこいの作品だと思いました。
そして2作目で注目したいのが、自分の手を汚すのではなく、他人を上手く利用しているところ。
ミリーの殺人手段の引き出しが増えているではないですか!!
1作目よりもさらにパワーアップしている感じがします。
その背景には、2作目からエンツォという協力者がいることも大きいのではないでしょうか。
精神的にも安定し、知恵も知識も増えた。
一人で戦っていた頃とは違うミリーの強さを感じました。
そして、そのエンツォ。
人物描写から容姿を想像してみるのですが、どうにもピッタリの人物が見つからない。
ちょうど1作目が映画化されるとのことで、公式HPを覗いてみました。
すると……。
めちゃくちゃイメージ通りのビジュアルの方が演じているではないですか!
よくこんなにピッタリの人を見つけてきたなぁ。
ついでに予告まで見てしまいました。
予告を見る限り、ホラー要素多めですね。
普段、映画はあまり観ないのですが、コレは観に行きたいかも。