高橋知子のレビュー一覧

  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    海外の小説って読みにくいと思ってたけど、これはめちゃくちゃ読みやすくて文字通り一気読み。
    話の展開もスムーズで1秒たりとも飽きることなく読み切った。
    ミリーがユーモアある正直な女性でクスッとなる部分もありつつ、アンドリューと惹かれあっていくところはこちらまでドキドキさせられた。
    読む前はなんとなくハウスキーパーがやばい系の話なのかと思ってたけど、雇い主がやばい系かぁ。
    昨今どんでんからのどんでんみたいなのも多くあるから、実はこの庭師が…?とか思ったりもしたけど、そう言う意味では割とストレートな展開かも。
    こういうやばい男性の影に母ありというのは、実際そういうもんなのかなぁ。ステレオタイプ的なも

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    2025年12月14日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    ネタバレ

    今作も読みやすくて、面白いしで最高ですね。
    こんなに早く続きが読めるなんて、、、半年も経ってないのに!
    真っ赤っかなカバーでめっちゃ存在感あります。
    今作はミリーがどういう人か分かってるからってのもあるから、今回の方が予想がつかない物語になってるように感じた。
    新しい恋人と上手くいってるようでいってない、頑なに愛してるって言わないミリーが酷くて笑えます。日本の物語やと、だいたい男性側が結婚とか同棲を嫌がるのが多いような、そこが逆なのも面白い。簡単に庇護されるキャラにしないのがいいですね。やっぱりミリーは拳で語ってくれないと。ただ今作はミリーの暴力はなかったのでそこがちょっと残念。ウェンディが卑

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    2025年12月13日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    あっという間に読める!あるお金持ち一家のもとでメイドとして働くことになった前科持ちのミリー。嫌味な女主人ニーナと、端正で紳士的な夫アンドリュー。話が進むにつれてその家の意外な事実が見えてくる…。
    正と悪が反転するどんでん返しもの。展開はおもしろいのだが、アンドリューのヤバさ加減が少し物足りなかった。サイコパスというよりは洗脳型。もちろんニーナは可哀想だし、やっていることは極悪非道なのだが、殺されるほどの悪人には思えなかった。というのも、彼が罰を与えることに対して悪意がないというか、虐めて楽しんでいるのではなく、悪いことをしたのだから罰を受けるのは当たり前だという、彼なりの理論で動いてるに過ぎな

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    2025年12月13日
  • ハウスメイド

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    分厚さをものともしない面白さ!一度も退屈になることなく読み終わった。
    登場人物が少なくわかりやすいから入り込みやすい。だからといって単純な物語などではなく、しっかり驚きも用意されている。
    絶対に予想できないかと言われればそうでもない塩梅なのがとても良いなと思った。

    ミリーのキャラクターが面白い。前科者だし、前科について同情の余地はあれど、やっぱりけっこうやばい女なのでは…というところがたまらない。

    2はこの続き(最後に出てきたおうちのお話)なのかな……!早く読みたい!
    今月アメリカで公開されるという実写映画の予告編も見たけれど、そちらも気になる。日本で公開してくれるのかなあ。

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    2025年12月09日
  • ハウスメイド

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    翻訳ものなのに
    シーンが映像として浮かび
    読みやすかった。
    そして、小さな謎が
    いくつも散りばめられ
    この家は何かおかしい⁈
    とぐいぐいと引き込まれ
    結末まで一気に煽られた。
    主人公のメイドの過去や
    雇い主の思惑、夫の秘密
    警察の捜査など
    なぜ?という疑問にも
    (納得できるかどうかはともかく)
    それなりの答え合わせがあり
    また続編も読みたくなった。

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    2025年12月06日
  • ハウスメイド

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    ⭐︎3.8
    個人的にこういうヒトコワ系が好きなこともあり、ストーリー自体には新鮮味は感じなかった。でも少ない登場人物で、圧倒的に読みやすく、サクッとどんでん返しが楽しめることを考えるとすごく良いエンタメ作品だなと思う。洋画を観ているようなスピード感であっという間に読み終えてしまった。第2部で語り視点が変わったとき、すべてがひっくり返される感覚は楽しかった。

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    2025年12月06日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    フリーダ・マクファデン『ハウスメイド 2 死を招く秘密』ハヤカワ文庫。

    シリーズ第2作。個人的にはシリーズ第1作をそこまで評価していなかったのだが、『2026年版 このミステリーがすごい!』でベスト10に入っていたのには驚いた。

    アメリカ版の『家政婦は見た!』或いは『家政婦のミタゾノ』みたいなメイド・サスペンス小説だ。

    本作は四部構成になっており、起承転結がはっきりしている。ミリーに降りかかる事件を描いた第一部、第二部で再び世界がガラリと変わる。第三部はミリーに降りかかった事件の真相が明らかになり、第四部はその事件の真相に向けた、やや早足な解決編となっている。

    読み易いと言えば読み易い

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    2025年12月06日
  • ハウスメイド

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    前科持ちのミリーが住み込みの家政婦として働くことになったウィンチェスター家は、「まともな夫アンドリュー」と「言動が支離滅裂な妻ニーナ」と「クソ生意気な娘セシリア」という3人家族でした…というところから始まるサスペンス小説。
    章立てが細かくてスイスイ読める。
    「親の顔が見てみたい」という悪口があるが、クズ親に育てられた子は成長したらクズ人間になりがちなのかな(親を反面教師として善人になる人もいるだろうけれど)…というストーリー。
    さらなる悲劇を予感させるエピローグも好みで、面白く読めました。

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    2025年12月03日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    トランスジェンダーの人権を踏み躙っていると批判されているのを聞いていたので、どんなことが書いてあるかと身構えていた。
    しかし、著者はあくまでも幼少期から身体違和を感じていた人については異論を述べず、思春期に突然トランスジェンダーだとカミングアウトした人に対して警鐘を鳴らしている。
    なにものかでありたいーそれは人間が普遍的にもつ願望だと思う。しかし、それを実現させるために生殖機能を失うリスクのある、逆戻りできない「治療」は安易に勧められないという筆者の主張は共感できた。

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    2025年09月10日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    これでもか、というほどの事例が提示され、それぞれの当事者や関係者の行く末が丁寧に描かれていました。この分量のデータを集め、形にされた筆者の熱意を感じました。

    以下、印象的だった内容です。
    ・物理的には比較的不自由なく生きてきた中で、何らかの原因で周りに馴染めない自分に理由を見つけたくて、「自分は女の子じゃないのかもしれない」という思いに至るというケースが多いということでした。
    ・未成年からの一方的な主張だけで、身体改造に進んでしまうと、後戻りできなくなる、ということも書かれていました。
    ・そこまで熱狂的にTGになりたいと思う裏側には、「仲間が欲しい」「何者かになりたい、思われたい」という欲が

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    2025年08月28日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    トランスジェンダーの急増について理解が深まった。
    医療の問題、政治的な問題、宗教的な問題と複雑に絡み合って台頭してきたものだと理解した。
    日本には強力な宗教信仰がないから、左翼の政治的材料になる程度だと思う。

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    2025年05月20日
  • 5分間ミステリー あなたが陪審員

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     実際の法廷を取り上げて、読み手自身が被告が有罪か無罪であるかを証拠物件から読み解く短編ミステリー作品です。サクッと読める上に、散りばめられた、証拠を探す集中力とイマジネーションが要求されます。答えを見て、なるほどなと思う事もしばしばありました。
     私は何度か無実の者を犯人と思いながら読んでました。(笑)

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    2025年05月18日
  • 5分間ミステリー あなたが陪審員

    ネタバレ 購入済み

    与えられた情報から答えを導く

    与えられた情報から読者が答えを導くという本になっています。
    中々面白かったです。

    ただ、真相を見なくてもある程度推察できてしまうと感じました。
    大抵の場合、怪しいと思った方の主張に矛盾点が紛れていて、どんでん返し的なものはありません。

    怪しいけど証拠不十分なので無罪、なんてパターンがあればもっと良かったかと思います。

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    2025年04月19日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    厚くて長い本なので、最初だけ読みました。後はパラパラと。

    いわゆる、トランスジェンダーと言う概念が広がる中で、本来は医学的には性不一致ではない子供たちが、メンタルの状況によって、トランスジェンダーを自認して、テストステロン投与や、手術に踏み切ってしまうと言うことに、警鐘を鳴らす内容。

    そうですね、個人的な、感覚的には、何かファッションの一環というか、考え方1つで、LGBTQになるみたいなところはあるような感じは持っていました。全く否定するわけでは無いですが。

    とは言え、LGBTQコミュニティーからは、割と内容的に糾弾された物議を醸した作品だったようです。

    LGBTQと言うラベルをつけな

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    2025年02月24日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    豊富な知識が載っていたので星4です。

    自分をトランスジェンダーと思い込んだ少女たちについて書かれていました。が、結論を言わずに例をひたすら読者に与え続けて答えを誘導するスタイル、あまり心地良くはなかったです。
    本当のトランスジェンダーの人についてはほとんど触れられず、非常に偏った考えの本だと思いました。この作者の書いた真逆の思想の本があれば読んでみたい。思想を中和したい。

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    2024年11月29日
  • レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕

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    『刑事コロンボ』を生んだ名コンビの短編集。

    コロンボが大好きなので、コロンボの『殺人処方箋』の原型となった「愛しの死体」が読みたかった。

    『殺人処方箋』はコロンボの第1話で、愛人と組んで妻殺しの完全犯罪を目論む話。
    殺した妻を生きているように偽装するが、想定外の事態が起こり…というコロンボの中でも大好きな話。

    「愛しの死体」は途中まで同じで、短いのにオチがしっかりあって面白かった。

    どの話も短いのにブラックなひねりが効いていてオチが良い!
    さすがコロンボの生みの親。
    サクッと軽く読めてちょうど良かった^_^

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    2024年11月28日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    2020年に刊行された本書は、米英有力紙の書評で絶賛されベストセラーとなった。

    米国では2010年代以降に10代の少女たちの間でトランスジェンダーとしてカミングアウトし、男性名への改名、性別・人称代名詞の変更、テストステロンの投与、乳房切除、甚だしくは陰茎形成手術などを行うケースが急増した。

    本書は当事者本人、母親、教師、医者、活動家、反対派、成人した経験者などに幅広く取材し、その背景を多面的に分析したもの。

    発行後、活動家界隈からは激しい非難を受けたというが、内容は極めてバランスの取れた常識的なもので、翻訳版を角川書店が発行しようとした際にも爆破予告だかの脅迫を受け断念したらしいが、産

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    2024年08月02日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    多様性を標榜する某界隈からの執拗な抗議に屈して発行すら断念したKADOKAWAのお陰で、発売前から出版が待ち望まれ、強力な宣伝効果があったその本。

    この本が「差別」だと言う方々が、LGBTQ活動の中心であると言うことが、答えだと思った。

    どこが差別なのか、さっぱり理解できない。
    どこを差別と言ってるのか、全く分からない。

    いわゆるLGBTQは、昔からその個人の問題を抱えて来た人たちと、今大騒ぎしている活動家界隈と、この本が対象にしている思春期の女性と、全く問題が異なる。

    そもそも、生まれながらの性とジェンダーが違うんだと、何十年も前から言い出して来たことが、ここに至る罠ではなかったのか

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    2024年07月31日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    焚書、と煽られているが真っ当な一冊だと感じた。
    米国で社会問題化している性的違和。
    本作で描かれているのは米国が抱える病理そのものだ。
    十代は社会的経験値が皆無だから精神的に不安定になりやすい。そこにつけいる熱狂的な一部の集団はまるでカルトそのものだし、そうした光景を「クールだ」としてSNSで拡散する様は歴史の中に時折現れるある勢力のよう。
    ある集団を盲信するのではなく、疑うこと。そしてSNSやネットから離れて「自分なりの考え」を持つこと。強く持つこと。本作は今後の世界を語る上で重要な役割を担うかもしれない。

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    2024年07月24日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    2020年にアメリカで出版され、賛否両論の騒動を巻き起こした本の全訳版。当初はKADOKAWAから出版される予定だったが、発売前からタイトルや帯、内容を巡って批判が殺到し、謝罪と刊行中止に追い込まれた。それを引き継いだ産経新聞出版や書店に対しても脅迫が行われた。
    21世紀に入ってから「自分はトランスジェンダーだ」と主張する思春期の少女が急増した(この時点でなにか異常な事態が起きていることがわかる)。本書は彼らや家族を中心にインタビューし考察した、まっとうなノンフィクションである。
    インターネットやスマホの普及でどんな情報にも簡単にアクセスできる時代の功罪か。自由すぎるアメリカ社会にも問題があり

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    2024年06月24日