高橋知子のレビュー一覧

  • ジャック・リッチーのあの手この手

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    さすがジャック・リッチー。いろんなテイストの作品が詰まった素敵な短編集でした。さらっといけちゃうけどおもしろーい。

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    2014年05月17日
  • ハウスメイド

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    すらすら読みやすかった。最初の章完全にミリーだと思って読んでたら違った!もっとホラーなのかと思ってたらそうではなかった。人怖い話だった。ミリーが完全に殺し屋家業に目覚めてしまったのが1番の衝撃だった。
    面白かったけど登場人物も少ないので黒幕こいつかなというのが早々にわかり、展開が読めてしまったのは残念。

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    2025年12月26日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    ネタバレ

    本作では、ミリーの性格が逆手にとられており、前作の展開を知っている人こそより楽しめるものになっている。
    このシリーズは二部構成のどんでん返しでおもしろく読めるのだが、主人公ミリーのキャラクターがいまいち掴めない。法を犯さず女性を救いたいという思いからソーシャルワーカーを目指すなど、犯罪(殺し)を避けようとしているにもかかわらず、そうせざるを得なくなると突然加虐性がでてくる。
    また、前科持ちの過去に負い目を感じているのに対し、ハウスメイドとして起こした殺人には何の感情もなさそうだ。
    今回は自分で手を下さず、他人を使って邪魔者を消すという行動にでており、ミリーの中の正義感とはなんなのか余計に分から

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    2025年12月23日
  • ハウスメイド

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    全て「現在形」で物語が進みます。ミリーと同じ状況にこちらも置かれてしまい、そこから逃れられません。徐々に積み重なっていく精神的な痛みと肉体的な痛み。そして、少しずつ明らかになる三人それぞれの過去と思惑…。救われた登場人物がいたとしても、読者は救われないラストシーンのように思います。

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    2025年12月21日
  • ソシオパス 「怪物」と呼ばれて

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    確かにこの内容が事実ならば、この作者は大変な困難を抱えて生きてきたと思う。
    他人に共感できないという特性があるという。
    ストレスで暴力的になるという。
    それを一生懸命に説明している。
    しかし、私はその説明を読んでもしっくりこなかった。
    感じ方が違うから当たり前なのだろう。
    作者が他人に共感できないように、ソシオパスに私は共感できない。
    読んでいる間ずっと嫌な感じが付きまとっていた。
    なんだかんだ言ってもこの作者の環境は恵まれている。
    ソシオパスという立場を自分でも利用している。
    賢いが、なんか嫌いだ。

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    2025年12月15日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    パッと思いつくところで3つほど言いたいことがある。

    ・冒頭の「信じられないものが!」って言ってたのは下半身のあざのこと?だとしたら最後まで引っ張るほどのネタじゃない。
    ・なんで事故扱いになったの?奥さんやメイドがなにか仕掛けをしたのならともかくなんもしてないのに。刑事の娘がどうこうじゃあ弱過ぎる。
    ・ペンチがあったらさすがに脱出できるやろ。バカなの?

    詰めが甘い。星マイナス1。

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    2025年12月01日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

     前科持ちのミリーが得た住み込みのハウスメイドの仕事。裕福なウィンチェスター家は理想的な家庭に思えたが、妻ニーナの不可解な言動と態度、反抗的な娘セシリアらにミリーは困惑する。寝室として与えられた外側からのみ施錠できる屋根裏部屋、英語が話せない庭師エンツォが告げた"Pericoro(危険)"という言葉。穏やかで魅力的な夫アンドリューの気遣いがいつかミリーの安らぎになっていくが―。
     言行の一致しないニーナの行動は次第にミリーを陥れるいじめのようになっていくが、この仕事を失うわけにいかないミリーは黙って耐えるしかない。さらにはニーナの友人からは彼女の衝撃的な過去を聞かされる。精

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    2025年12月04日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    とにかく情報量が多すぎて・・・
    読むのが大変
    わからなくもないけど
    一応読み終えた・・・しんどかった

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    2025年08月23日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    女性が男性になる、というところが米国の特徴である。逆に、日本やアジアでは男性が女性になることのほうが多いように思われる。SNSを見せない。ということで対策を書いていたが、その原因がどれほどのものかを調べる必要があったであろう。LGBTQの人々からの反論が多いというのも、反論も掲載してくれると助かる。

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    2025年05月22日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    私は昨今のトランスジェンダー問題に懐疑的である。トランス女性が女性スペースに侵略したり、スポーツの世界で女性の表彰を妨害することに反対である。
    だからこそ、著者の思想自体には近いと言えるが、読んでみると著者自身もミソジニーを内包していたり、性愛至上主義的なところがあることが分かる。そこに注意を傾けながら読まなければならない。

    今が辛い時、別の何かにさえなれば問題は解決すると錯覚しがちであるが、その考えは危険だ。特に思春期には。
    非常に難しい問題だと感じたが、訳者あとがきに書かれていたように精神疾患・精神病界隈では医学的事実が時代によって二転三転する。(発達障害についての知見とか)なので、トラ

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    2025年01月21日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    親戚の方が読めなかったとのことでいただいた本。
    確かに難しいし日本人には理解しきれない部分はあるのだけれど、現実を知るには十分だと思う。
    トランスジェンダーだけでなく、ジェンダーマイノリティ(という言葉が適切かはわからないが)についてもっと理解を深めなければと思った。

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    2024年11月28日
  • レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕

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    『刑事コロンボ』の脚本家コンビによる
    短編小説集ですね。

    前に『刑事コロンボの帰還』に
    収録されていて読んだことのある
    コロンボの習作「愛しい死体」も入ってた。

    わりとアンハッピーな結末が多いので
    それを倒叙で描くスタイルにした
    コロンボものがうまくはまったんだろうな。

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    2024年10月27日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    アスペルガーの著者が、治療のため先進的脳科学治療を受けた体験を書いたもの。
    それまでわからなかった人の気持ちや感情がわかるようになる。
    それで良かったこともある反面、妻の鬱々した気持ちが伝わってきたり、過去にされた自分への悪口の意味に気づいたり、辛い面もあった。
    治療で生きづらい人生が変わると思っていたが、
    感情や気持ちを手に入れていわゆる普通の人になれたところで、普通の人も実は生きづらい環境であったことに気づく。

    当たり前なんだけど、どちらがいいとか、どちらが悪いとか生きづらさの問題は、そういうことじゃないんだと感じた。

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    2024年09月05日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    軽度のスペクトラム障害を持ちながら、音楽エンジニア、自動車修理工場経営などで、成功してきた著者が、中年になって、脳の一定の箇所に電圧をかけるというTMS療法の実験台となり、他人の感情を理解する能力を得ることができ、その療法の効果は短期間で消えたものの、その後もひとの感情を気にかけるという能力が残ったことにより、その後の人生が豊かになったという実録。
    もっとも、同時期に同じ療法を受けた彼の息子は、TMSの効果が消えたあと、特段のプラスはなかったようなので、うまくいったのは、特殊事例なのかもしれない。
    なぜ、アメリカの本は、この程度の内容なのにこんなにページ数が多いのか、不思議だ。

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    2024年04月28日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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     時は2010年代。トランスジェンダー、性自認が肉体の性と異なる感覚を抱いていると主張する人が、特に欧米の、未成年の少女の間で急増していることがわかった。理解が広まった結果なのであれば喜ばしいことだが、調査を始めると、全く別の、社会全体に関わる重大な問題が顕になってきた――。
     少女たちが自ら望む "Irreversible Damage――回復不能な損害" とは。
     本書を短絡的にジェンダー/トランスジェンダーの問題に分類すれば、必ず問題の本質を読み誤る!
     少女たちの "流行" の実態を明らかにし、ジェンダー思想と性自認の実情、思想と彼女たちを政治的

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    2024年04月27日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    ジェンダーについて関心があったのと、話題になったので読んでみた。
    今アメリカで起こっていることを全く知らなかったため驚いたし、怖くなった。この本が出版取りやめになったままだったら、知ることがなかっただろう。日本だって他人事じゃない話。正直読んだとて、難しいことはわからないままだが、読んでよかった。

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    2024年04月27日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    作中にも出てくるが「アルジャーノンに花束を」思い出した。
    アスペルガーであることのメリットには考えさせられる。
    認知神経科学への興味がわく。

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    2024年03月03日
  • レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕

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    まずまず。
    コロンボの原作に興味があり読んだ。
    少々古い。短編で読みやすい。
    外国の小説は、微妙な表現がわからず面白さが半減する。

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    2022年07月16日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    電子工学に強い自動車修理工場を営むアスペルガー症候群の患者が、経頭蓋磁気刺激(TMS)による治療に興味を示し、自ら協力者となることを承諾。実験に参加したところ、思わぬ効果があったという実話に基づく話。

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    2019年12月21日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    ネタバレ

    今回はしっかりと感想を書いてみたいと思います。
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    この本は『アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)』である筆者が、
    『TMS』という治療実験を受けた時の経験を軸に、
    自閉症の人の思考や行動、脳科学、自身の家族など色んな内容が書かれている本です。
    難しい部分もあるけど、とても興味深くサクサク読めたり、グッと考えさせられる部分もあります。
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    では、そんなてんこ盛りの内容のこの本で、僕が一番面白かった内容に触れます。
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    脳には【視覚野】という部分があります。
    この部分は、簡単に言うと、
    『視覚(目で見た)情報を使って、周りの状況(距離や方向)を把握する部分』
    つまり、道に落ちている障害物を避

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    2019年07月01日