高橋知子のレビュー一覧

  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    注意して読んだのは、TMSを施されたあとのジョンを含む被験者の変化がどのように現れ、それらが彼らの言葉でどう表現されるかということ。
     この表現に使われる言葉が抽象的であればあるほど私の想像はクリアになっていく様に感じたし、それを脳科学的に解析するアルバロをはじめとする医師たちの言葉はその想像を実際に脳の構造を描きその機能を理論だててくれた。
    既に観た映画『アルジャーノンに花束を』は本書を映画化したものと思って読み始めたがそれは違った(よくある原作と映画化の相違みたいなものかもしれない)
    どちらも良い作品であるだと思うが。

     やはりこの本の優れているのは何と言っても、日本語訳。ジョンのTMS

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    2022年08月30日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    「普通の人」の定義ってなんだろう。
    そう考えさせられるお話。
    病気は治すことが良いとされていて先天的な精神障害もその例外ではない。しかし、筆者の体験からは必ずしもそうではないと思い知らされた。
    もっとも、筆者は病気という認識はなくひとつの個性として受け入れてきた時間が長いことが功を奏していたのだろうけども、自閉症と診断された子供はかつての筆者のように学校や親からはそれは悪いもので治さなければいけないものとして認識しなければいけなくなる。
    病気として定義づけることはマイナスの要素を孕んでいて、治療することはその人の個性を奪う可能性もあることを周りの人間は知っておかなければならない。
    試しにこの治

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    2022年02月21日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

    ネタバレ 購入済み

    聴こえることの長所短所

    私は自閉症スペクトラム障害(ASD)があるので、ASDでない人が見ている世界と自分の世界にどれくらいの違いがあるのか知りたくて読みました。

    人の気持ちが分からなくても、分かるふりをして生活することはできます。ですが、著者の体験を読むと、共感能力があることがいかにカラフルな世界なのか分かりました。もちろん共感能力があるが故に辛いこともあるようです。

    「幻覚と現実」の章にTMSの女性被験者の体験が記載されています。アスペルガーの人が社交不安を抱えている理由を「よその国にいて、現地の言葉もろくに話せない状況に置かれているようなものです」と書いていて目から鱗が落ちました。今後、ASDのこと

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    2020年04月26日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    実体験からなる魔法のような体験を書いた本で、脳の働きについて考えさせられました。


    特に「脳の一部の機能が劣っているとき、その部分が別の能力のために使われている」という点に納得感がありました。

    そうなると平均を求めるよりは、そういったものも個性として受け入れる社会にすることが人類全体として目指す方向なのではないかと思いました。


    しかし脳をいじっただけで一瞬で「人の気持ちが分かる人」になるということは、察するスキルって後天的に得られるものというよりはほぼ才能なんですね。

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    2019年06月11日
  • ジャック・リッチーのあの手この手

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    ハードボイルドの翻訳で有名な小鷹信光が編集した、全編本邦初訳の短編集。「謀」「迷」「驚」「戯」「怪」という切り口から、さまざまな味わいの良作をセレクトしている点も面白い。
    短編の名手リッチーが、文字通りあの手この手を駆使して繰り出してくる球は、鮮やかなどんでん返しが小気味よい「消える魔球」系から、じわりと温かい気持ちになれる人情譚、この作者には珍しいSFホラーめいた怪作まで、実にバラエティ豊か。
    「謀」に三篇収録の名探偵・ターンバックル物は、とぼけた味わいとミステリーの常道を茶化すような描写、予想を裏切る展開が楽しくてしょうがない。
    「怪」の巻に収録の「猿男」は、人生いいことばかりじゃないけど

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    2014年01月28日
  • ハウスメイド

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    ズバリ面白かった(^^)
    久々の洋書でしたが………………
    分かりやすいサスペンス洋画を観ている様な!
    登場人物もほぼ5人で複雑な展開もないが……
    ドキドキハラハラさせられましたね(^◇^;)
    2025年映画化されたみたいやけど日本放映も
    あれば観てみたいですね。。。

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    2026年04月09日
  • ハウスメイド

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    心理サスペンス。どんでん返しがある海外ミステリー。 読んでて先が見えるんだけど、最後は、そうきたかってとても楽しめた。さくさく読めます。  屋根裏が怖くなる感じが味わえます。怖っ。 二巻も読もう。☺ 

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    2026年04月08日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    読みやすい海外エンタメミステリー。ハヤカワ文庫って読んでいくと誰が誰だか…みたいなことになったりなんだかまわりくどいな…とかになって積みがちだけどこのシリーズは海外小説のハードルが優しめで登場人物も相変わらず少なくて設定もわかりやすくて電車の中やランチの空き時間などに少しずつ読むのが本当に楽しかった。1の方がミリーの凄さが痛快だったけどこれはこれで「今回はそっちかー」「そうきたかー」とか思いながら面白く読めた。主人公ミリーやその周囲の人々のセリフや関係がイキイキとリズミカルに描かれてちっとも飽きさせないし展開がうまい。訳もいい。新しく仲間になった人もいるようだし3が楽しみ!

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    2026年04月05日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    前科を持つ主人公が、裕福な家庭のハウスメイドとして働くことになった。初日から家が荒れ果てていたり、自分の部屋には以前誰かが閉じ込められていたかの跡など、不穏な雰囲気が漂っている。この家、何かがおかしい…

    妻より夫の方がおかしいというのは最初から読めたが、その元を辿れば…ってところがもっと現れててもよかったのかな。
    海外作品だけど翻訳に違和感はなく、ライトに楽しく読めた。映像化しやすいだろうし、そっちの方が感情とかスリルが伝わりやすそう。

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    2026年04月05日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    前作とはまた違った展開。
    先が気になって、一気読みしてしまいました!
    3が今年発売されるとのこと。
    早く読みたくてワクワクしています。

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    2026年04月04日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    エンタメ度が強く、すらすら読めた。
    前作を読んだ時もそうだったけど、映画「プロミシングヤングウーマン」が頭にちらついた。
    主人公のちょっとメンヘラ気味なところや、自分を犠牲にしても成し遂げようとする正義感なんかから連想するのだと思う。

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    2026年04月04日
  • ハウスメイド

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    面白くて一気に読めてしまいます。本国では既に映画が作られており、日本公開されるとして、映画を目一杯楽しむなら原作を読むのは観賞後でもよいかもしれません。

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    2026年04月02日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    前半のニーナとミリーの攻防の日々が長い〜 
    ちょっと飽きてきて先のページを覗いてしまった。
    イタリア人庭師の存在感すごいのに何もしてないってネットの感想に書いてあって、その通りすぎる。
    ふつう、庭師の男とデキたり逃げたり助けられたり色々ありそうなもんである。
    ミリーがアンドリューと庭師に対してムラムラしてるのも何だかなぁ。アメリカンな感じだ。

    そしてニーナ。
    たいした美人でもなさそうなのに何でセレブイケメンと結婚出来たのかと思いきや。
    アンドリューの母もアンドリューと同じタイプの人間みたいだから家族ぐるみで、この女なら虐待してよし!って暗黙の了解だったってこと?怖っ!


    ミリーが何の罪で服

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    2026年04月02日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    途中から一気読みでした。
    前作とはまた違った展開で楽しめたが、不気味さは前作が上か。
    登場人物の少なさと、あとがきにあったがアメリカ独特の文化とか慣習が描かれていないのが読みやすさのポイントだろう。

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    2026年03月30日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    前作同様…と思いきや、前回とは違う展開に。
    一気読み。
    ミリーがステップアップしているのも嬉しかった。

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    2026年03月30日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    海外ミステリーはどうにも名前が覚えられなくてあんまり手に取らないんだけど、登場人物が少ないのと展開が早くて一気読み。


    外見も良くて性格も完璧な人って大抵やばい人だったりするからこの旦那もアレな人かな…?って思ってたら想像を上回るヤバさ!!読んでて気分悪!ってなった。奥さんがあんな手を使ってまで別れたくなるよね…と思うぐらいのヤバさ。

    けど、それを上回る主人公の強かさと言ったらびっくり。メンタルタフすぎないか?
    旦那には申し訳ないけど、屋根裏のシーンではそれぐらい頑張ってやんなさいよ!!と思ってしまった。

    序盤のシーンは奥さん視点?てっきり主人公視点かな〜〜って思ってたから、そうくるか!

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    2026年03月29日
  • ハウスメイド

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    キャラクターの造形は、少々残念も、中盤からの転換は、映画『フロッグ』を彷彿とさせる仕掛け。二転三転する展開が好きな人にはオススメ

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    2026年03月27日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    綺麗に騙されました

    確かに、旦那さんちょっとよく出来た人すぎるよな、、とは思っていたけどまさかDV男だったとは

    奥さんは抜け出すためなら、手段を選ばないところはちょっとアレだけど、同じ状況に置かれたら抜き出すことだけを考えるよなぁ

    エンツォがイケメンすぎる。すごい顔とか体格のイメージがついた

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    2026年03月24日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    爽快で明快なミステリがキマってた前作が素晴らしかっただけに、一体どういう風に今回は楽しませてくれるのかと期待して読みましたが、相変わらず面白かった。二転三転する展開に、驚かされっぱなしでした。

    登場人物は片手で足りるほど、ややこしい時系列もロジックも無くきわめてシンプルな構成。それでも明快に綺麗にミステリの面白さを味あわせてくれます。あと、なんといっても読みやすい訳文も良いです。詳細に比喩を用いて書き込まれた文体もそれはそれで味がありますが、これだけ(まるでミリーの行動ごとく)すぱっとサクサクした文章だと自然とリズム感に乗れるので、あっという間に読めました。

    また、前作あっての今作の展開と

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    2026年03月22日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    CL 2026.3.19-2026.3.21
    ハウスメイドシリーズ2作目。
    相変わらずテンポよく話は進み、次へ次へと読者を連れていく。前作から言って見た目どうりじゃないよなーとは思っていたけど、こうなるとは。
    次作でシリーズ完了らしい。最後の最後にはミリーに幸せになってもらいたい。

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    2026年03月21日