井上章一のレビュー一覧

  • 歴史のミカタ

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    お二方とも大好きな先生です。
    そんな先生方に聞いてみたい。
    再来年の大河、紫式部が主人公と決まりましたよ。

    『源氏物語』好きで、映像化されたものをイロイロと観てきましたが、どれもイマイチ!
    果たして、再来年どうなるのか?

    令和になって、愛人がいる方々が主人公になっていて、より挑戦的になっていますね。NHKさん頑張ってますね。楽しみにしています。

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    2022年06月09日
  • 京都ぎらい

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    ネタとして読むには丁度いい読みやすさと面白さ。
    著者のなかなかひねくれてる感じが親近感持てる。

    最後、「上七軒」のルビ問題の結果を読者に確認させるラストも面白い。引き分けのような結果に笑った。

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    2022年04月24日
  • 世界史のミカタ

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    シリーズの「歴史のミカタ」に続いて読んでみました。世界史のミカタと言ってもユーラシア史で、両端の日本、ヨーロッパと、真ん中の遊牧民族の対比を軸に思索を進めます。
    その施策の幅が読んでいて楽しいのですが、最初に軸を決めてなかったらもっと幅が広がったのではないかとも思うのです(発散しすぎて何もまとまらない可能性もありますけど)

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    2022年02月24日
  • イケズな東京 150年の良い遺産、ダメな遺産

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    「京都ぎらい」やTVで有名な建築史家・井上章一さんと建築家・青木淳さんの対談形式による東京と京都の都市論。コロナ禍の風景を通して人々の生活と都市のあり方が論じられている。リレー・エッセイ形式の部分はタイトルから想像するよりもかなり真面目な話が多いが、リアルに行われた対談の内容はおもしろい。両氏の鋭い視点を通して街の見方にあらたな気づきが得られる。

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    2022年02月08日
  • 歴史のミカタ

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    井上章一さんと磯田道史さんの対談なら面白いに決まっている、と思って買ってきたのですが、双方とも若干遠慮が入ってますかね?無茶苦茶面白いというわけではないです。内容的にも司馬史観で止まっている人や最近文庫になった訂正の多い日本通史を読む人には目新しいのかな?とも思いますが、歴史を勉強している人であれば、このくらいの視野の広さは必須だろうという気もします。
    と言いつつそれなりに面白いので、この二人の対談、次回はぜひ英雄たちの選択スペシャルとしてBSPで4時間くらいやって欲しいです。

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    2021年12月28日
  • 歴史のミカタ

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    対談形式の為か、非常に読みやすい。
    対話の中に、貴重なヒントが散りばめられていて面白かった。

    学ぶこと、考えることの楽しみについて語られた本でもあると思う。

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    2021年08月14日
  • 歴史のミカタ

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    <目次>
    はじめに  歴史は「ミカタ」だ
    第1章   歴史が動く時
    第2章   歴史は繰り返されるか
    第3章   歴史の表と裏
    第4章   日本史の特徴
    第5章   時代で変わる英雄像

    <内容>
    井上章一さんの「ミカタ」三部作の第三弾。第1弾は『日本史のミカタ』(本郷和人さんと)、第2弾は『世界史のミカタ』(佐藤賢一さんと)。2作目は読んでないが、井上さんのちょっとずれた「ミカタ」がこの本でも随所に出ている。今回の磯田さんは、井上さんの職場の部下(京都の日文研)。ちょっとやりにくそうだが、史料にまっすぐ向き合っている磯田さんなりの、歴史のミカタが随所に現れ、なかなか面白い。最後のほうに書かれているが、「歴史は時代によって(ミカタが)変わる」ことを意識することと、日本人に多いらしい「つまらない完璧さ」をいかに排除するか。もののミカタの多面性を、歴史からも伝えたいと思います。

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    2021年08月01日
  • 歴史のミカタ

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    歴史好きにとって、へーと思いながら心地よくよめる一冊。中高生が読むと、歴史の現況が楽しくなるきっかけになりそう。

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    2021年07月17日
  • 京都ぎらい

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    明治以降は自分の側の慰霊していない。自分たちが滅ぼした方の祟りを鎮める考えがない。
    お寺は武将の旅館的役割があって尚更庭園が発達したのではなど、なるほど、と思った

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    2021年05月17日
  • 明智光秀と細川ガラシャ ──戦国を生きた父娘の虚像と実像

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    細川ガラシャの国内外での評価、美人とされるようになった変遷を文献をもとに丁寧に探っている一冊。歴史小説の引用もあり。章ごとに筆者が違うため重複箇所あり。まず「はじめに」「あとがき」を先に読むとこの本を出す経緯や目的がよくわかります。まあ親父の光秀の出自がわからないから玉もわからなくて脚色されていても仕方ないだろうなって感じがしました。

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    2021年03月16日
  • 京都ぎらい

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    京都に行った時に書店に平積みされてるのを見て、京都の人が京都が嫌いという本を読むとは、これいかに?と思いながら手にとらなかった。その後だいぶ経ってから、NHKの「その時歴史が動いた」を録画したのを観ていた。ゲストに著者が来ていたのだけれど、やはり著作は何となくスルーしていた。(専門家の呉座センセイとは違う事を何か言っていたような印象←よく覚えてないっす)

    しかし何となく手に取ったら、想像していたのとは違っていて、嵯峨という「洛外」に生まれた者が「洛内」に住む者からどういう言われ方をしていたかというルサンチマンから始まる。(嵯峨や宇治出身なので、京都出身だと言うと、そこは京都やないやないか、と言われるとはビックリ)

    基本的には文献を徹底的に分析したようなものではなく、直感で何となく思ったことを書いている。(驚くのは、研究者がそういうこと言うのかということ)

    それが悪いということでは全くない。教授とかそういうセンセイは、確たる根拠がないとモノを言わない(ような気がするので)

    坊さんが袈裟着た状態で芸妓と料理屋にいても違和感がないのが京都だったり、寺が京都においてどういう位置付けだったりとかが、まるで「京都の爺ちゃんが蘊蓄を色々教えてくれる本」だった。

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    2021年01月24日
  • 京都ぎらい

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    自虐と見せつつ相手を皮肉る、相手を皮肉ると見せて自虐に走る。井上の芸風全開の放談が、嵯峨への郷土愛を装いつつ展開される。話半分に聞いておけば良いところも多いが、京都の寺社のあり方を、歴史を引き合いに出しつつ、著者独自の視点で描き出しているところは面白かった。

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    2020年07月11日
  • 日本の醜さについて 都市とエゴイズム

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    ネタバレ

    全く纏めにくい本である。
    まあこの本に限らずこの著者の本は全てそうなのであるが・・・結論だけを纏めるのは簡単だが、著者はいろんな面白い例を繰り出して煙に巻く、その面白さを伝えるのが大変難しい。

    著者は、冒頭で「これから世間の常套的な物の見方にはむかう」と、見得をきる。
    「いわく、日本人には強い自我がない。欧米人とくらべれば、自己主張は苦手である・・・(略)・・・逆に全体の気配を察して、自分の立ち位置を探ろうとする・・・社会科学めかしてあらわせば、集団主義的な性質を日本人はおびている。逆に、欧米人は個人主義的であるという」
    この定説を建築というか都市景観という視点から突き崩していこうと試みているのが本書である。但しどこまでが読者に受け入れられるかは???である。

    欧州と日本との都市景観の比較を試みている。
    ・フィレンツェと京都、ヴェネツィアと大阪、ローマと東京等ヨーロッパの街並みと日本の都市景観の比較。我が国が誇る古都京都でさえ、都市景観という視点で見れば、落第であることがよくわかる。
    ・ドイツ軍に破壊しつくされたワルシャワの街を、ポーランドでは破壊される前の1760年代の景観に復元したという話。
    ・第二次大戦で、イタリアはローマが空爆を受けた翌日には、ローマの遺跡を守るために休戦を宣言している。日本では初めての空爆後3年4ケ月も抵抗をし続けた。イタリアが休戦を公表したあとに日本の大本営はこの国を口汚くあざけった。そう叫んだ大本営に、ローマの歴史遺産への想いをはせた者は、絶無であったろうと・・・我が国の文化的貧困を著者は嘆く。
    ・また第二次大戦のパリの解放しかり・・・ここで私はノンフィクション小説(映画にもなった)「パリは燃えているか」を思い出した。ヒトラーのパリ爆破命令に背いて、連合軍に無条件降伏をしてパリの街を守ったドイツの将軍がいた。

    現代の日本の建築行政は、安全面の配慮に神経をとがらす、火災の避難準備、建築資材の確認、風圧への備え、地震対策等々、だが、意匠面の要請は殆どない。街並みとの調和を求められるケースはまれである。

    その結果、勝手気儘な色や形のビルがならび、ふぞいな街並みが出来上がる。そんな日本的傾向は、大阪の道頓堀あたり(動くカニや食い倒れ人形等のバラバラで猥雑な街並み)で頂点に達する。
    「欧州の建築家には、皮肉も込めてのことだろうか、こう感嘆するものもいる。ヨーロッパではありえない表現の自由が、ここにはある・・・(略)・・・あの景観を、大阪が生み出した風変りなそれとして、受け止めるべきではない。あそこには、日本の近代の姿が、集約的に投影されている」

    かくて著者は「建築が『利益のためだけにつくられる』。ヨーロッパではありえない自由を、日本は勝ちとった・・・近代の日本はブルジョア革命をなしとげたのだ」とうそぶく。

    都市景観については、私は素人だが、そういう概念そのものがなかった日本とヨーロッパを比較するのは、そもそも無理な気がする。
    特に日本は木造建築主体で、台風・地震・火事にもてあそばれて、大陸の頑丈な岩盤の上に作られた石造りのヨーロッパとは比較しようがないと思うが、それを真面目に反論しても、この著者の場合意味がないように思う。

    著者は、従来思いつかなかったような例を並べ立てて、世の中の定説というような既存の考えを引っ掻き回すことに、喜びを感じているのかもしれない。
    つくづく食えないオヤジだと思うが、視点を変えて、このような見方もあるなと、面白がって読むと、読書の楽しみ方に幅が出来ると思う次第です。

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    2020年06月12日
  • 京都ぎらい

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    ★やっぱり京都が好きなんだ★洛中と洛外という、京都の外からは見えにくい壁。「神奈川県出身です」と名乗る、横浜以外の人の思いに似ているのだろう。歴史を持ち出すだけによりねじ曲がっており、最初の方の章は面白かった。ただ後段は分かってやっている捻った京都自慢なので、やはりそうかな、と。

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    2020年06月07日
  • 京都ぎらい

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    京都の洛外生まれ洛外暮らしの著者が、洛中の人々の中華思想を糾弾(?)する本。
    ……という体をとりつつ、京都文化論、日本文化論、日本史論を展開していきます。
    その口調は鋭さを内包しつつもあくまで穏やかでわかりやすく、自虐的でありながら、自身の「ひねくれ」を認める正直さを持って語られていく。

    京都の、日本文化の、歴史の、新たな見方と気づかぬ側面を教えてくれる良本。
    著者の考え方、論じ方、結構好きです。

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    2020年02月14日
  • 京都ぎらい

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    京都ってどこ?より近くにいるひとは外側は違うとマウンティング。
    どこで線を引くか?
    最終盤の、死んだ後醍醐天皇を恐れる下りが、ポイント!

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    2020年02月09日
  • 日本史のミカタ

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    世界史よりは面白かった。
    京大vs東大という「体制論」がフックになるんですかね。

    さて、「現代史のミカタ」は登場するかな?

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    2020年01月24日
  • 京都ぎらい

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    洛外の嵯峨に生まれ育ち、宇治住まいの京都「府」出身の著者さんが洛中が「京都」であり、洛外は「京都人」ではないとされる地元民ならではの感覚を暴露する本。

    新書なので、これくらい軽いテイストでサクっと読めるのはちょうど良かったです。
    むしろ京都をある程度知っている人のほうが楽しめる本だと思います。

    明治維新を異常に持ち上げてダメダメだった明治政府を美化する姿勢に疑問を抱いている感覚は、京都人ではなくてもとても共感できました。

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    2019年12月10日
  • 大阪的 「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた

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    題名よりも真面目な内容。安土「桃山」時代ではなく安土「大阪」時代、古墳時代ではなく川内時代、の方が正しいのに東京もんにやられてるっていうのがよくわかった。でも阪神は巨人の忠実なしもべ、てのはショック。

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    2019年04月07日
  • 京都ぎらい 官能篇

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    京都の、都だった時代の京の別の姿を教えてもらいました。やはり美女には敵わない。それが政治システムに組み込まれていたのが興味深かった。

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    2019年02月18日