野矢茂樹のレビュー一覧

  • 「ロンリ」の授業

    Posted by ブクログ

    ”論理”の基礎的事項をやさしい題材で学べる一冊です。とかく”論理”というとなにやら難しい印象ですが、高校生向けTV番組の書籍化ということで「どうあれば論理的なのか」がわかる内容になっていると思います。とはいえ実生活で論理的であろうとすると以外と難しく、たとえば因果関係と相関関係を見誤っていることに自分自身がその場で気づければよいのですが、そうともいえず、やはり論理的であることは難しいのだといえそうです。

    0
    2019年03月30日
  • 「ロンリ」の授業

    Posted by ブクログ

    さらっと読める感じの内容でした。わかりやすくて、読みやすい。論理的に話すっていうのはなかなか難しいですね。冷静でいるつもりでも意外と騙されたりとか、力業で押しきったりとかしてしまう。
    実践できるといいんですが、身に付けるには実践していかないとですねぇ

    0
    2019年02月12日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    2006年9月25日初版

    哲学を専攻する助教授が著者。

    「記号論理学」の入門者でありながら、記号はほとんどなく、文章の積み重ねで「論理的」とはどういうことか、論理学とはどのような学問かを紹介していく。

    記号の団体を見ただけで読む気をなくす、という人が「論理学」とはどういったものか、という雰囲気を味わうのには最適の入門書である。

    また、記号をほとんど使わない形式で書かれているので、抽象的思考と具体的思考とがなかなか良いバランスを取って説明が展開されている点は、既存の論理学の本を読んだばかりの人にとっても新鮮な視線をていきょうしてくれるのではないだろうか。

    しかしながら。論理学を学んだからといって、ただちに論理的になれるわけではないということは肝に銘じておく必要がある。



    広げるキーワード:ド・モルガンの法則、排中律

    0
    2018年10月09日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    論理的であることは日ごろから求められることであり、どのようにすれば論理的思考ができるのかを知りたくて読み始めたのだが、本書は目的に合致したものではなかった。
    論理学の入り口を読み物として面白く、丁寧に解説してくれている。論理学ってこういうものなのかというのは何となくわかった気がするが、正直全く興味をそそられなかった。

    0
    2021年08月08日
  • 論理哲学論考

    Posted by ブクログ

    思考に限界を引くには、我々はその限界の両側を思考できねばならない。従って限界は言語においてのみ引かれうる。そして限界の向こう側は、ただナンセンスなのである。
    哲学の目的は論理的明晰化である。
    哲学の仕事の本質は解明することにある。
    もちろん言い表しえぬものは存在する。それは示される。それは神秘である。

    0
    2018年07月18日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    日常における論理的思考ではなく、学問としての論理学の入門書。一般論理学とは数学、哲学にも関係していて、自分には到底立ち向かえないという畏敬の念を込めて、非常に興味深かった。

    0
    2018年02月04日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    この本はタイトル通り論理学とはどういう学問なのかということを記号を使わずに説明している著書です。

    論理学では”または”や”かつ”などの用語を記号で表す記号論理学という分野がありますが、この本ではその内容を極力記号を使わずに説明しています。

    個人的には排中律を認める立場か認めない立場かによって体系が異なってくるというあたりが、今まであまり考えたこともなかった視点で興味深かったです。

    著者である野矢さんの論理トレーニング101題を読んだ後に、もう少し学んでみようと思って読んだこの本ですが、文字が中心なことや内容の抽象さも相まって全体的に頭の中で整理するのが難しく高度でした。本文中では証明なども行われていましたが、論路学を専攻にしなくてよかったと思わず感じてしまいました。

    論理学がどんな学問なのか雰囲気だけでも感じてみたい方には良い本だと感じました。

    0
    2017年12月29日
  • 論理哲学論考

    Posted by ブクログ

     大きなところから細かいところへ、すぐに浅いところへ戻るものもあれば深く細かく入り込んでいくところもある、ということが章立てのように細かく振ってある番号により可視化されている。そのおかげで何を問題にしているのか、何が気に入らないのか、どこで説明に苦慮しているのかが分かる。語られている内容よりもむしろ、ウィトゲンシュタインあるいは哲学者という人たちがどのような考え方をしているのかを、つぶさに見ることができたところが面白い。

    0
    2017年10月08日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    論理学とは何か、を簡単に説明した本。
    「論理的とはどういうことか?」という目的で読み始め、前半はまさに「論理的とは」についてや、論理学にとって重要なことば(否定、かつ、または、ならば)の定義が説明されていて目的に合致していた。
    後半になると、学問としての論理学の紹介となり、ぐぬぬと言いながら読破。苦労して読んだがあまり覚えていない。

    0
    2017年07月30日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    難しい。とにかく難しい。はっきり言って一回読んだくらいではさっぱりわからない。
    まずは理解できるまで何度も反復することから始めねば。

    0
    2016年11月13日
  • 無限論の教室

    Posted by ブクログ

    20160715

    リブロ池袋で店員オススメの本として紹介されていたため、購入した一冊。

    後半の方は正直難解で理解が追い付いていない部分があるが、理系の考え方、空中戦と呼べるような理論のぶつけ合いはいい頭の体操になった。

    0
    2016年07月15日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    現代論理学の入門書です。論理記号をほとんど使わず、そもそも論理学が何をめざしているのかということの説明に多くのページが割かれているのが特徴です。著者らしい、とぼけた味わいのユーモアも効いていて、楽しく読めました。

    命題論理についての自然演繹を用いた証明のおおよその進め方や、論理学の完全性と健全性の証明がどうして必要なのかといったことについても、ていねいに解説されています。ただし、やっぱり論理学は自分で手を動かしながらマスターするものではないかという気もするのですが。

    0
    2015年06月24日
  • 入門!論理学

    Posted by ブクログ

    本書の言葉を使うと、
    論理は、連想や常識による繋がりではないということです。
    あくまで論理とは、意味上のつながりから考えることです。
    論理、なんて言われて、その定義は何かなんて考えたことのない人って
    多いと思いますが、まずはそういうところから考えていく本でした。
    (といっても、そこはそんなにページを割いてはいません)

    本書で扱う論理学は、
    標準的な命題論理の体系です。
    いろいろな派というか系統というかがあるみたいなんですよね、論理学には。
    とある「考えどころ」をどう判断するか、黒ととるか白ととるか、
    どちらも間違いじゃないので、そこで考え方が別れていく。
    そんな中での、標準的な命題論理体系なのです。

    具体的に、それも簡単に言うと、
    「否定」「かつ」「または」「ならば」の4つを、
    もっと細かく言うと、それぞれに導入則と除去則があるので、8つになりますが、
    それらを使って、証明していこうというのが標準的な命題論理です。

    けっこうひょうきんに、
    若者をターゲットにしたような今時の言葉遣いで、
    道草や冗談をたっぷりしながら進んでいく本なのですが、
    前述の導入則だとか除去則だとかで頭がこんがらかりました。
    それよりも複雑なものも扱いますし、
    第六章の「述語論理」というものも、もっと抽象性を増すので、
    なかなかに捉えにくい部分もあります。

    途中で問題も出るんですが、最後のほうになると、
    ちょっとやってられない感がでてきました。
    2日間で読みましたが、駆け足で、読み物として読むには、
    けっこう読みごたえ(というか、歯ごたえみたいな感じ)があります。
    ノートをつけたりしながら、勉強しようと思って読む人にとっては、
    いい教科書になるのではないか。

    きっと僕は、さらっと内容を忘れてしまうような気がしますが、
    この本を読むにあたって使われた論理力が鍛えられたような感覚もあります。
    「対偶」だとかっていう、出来れば覚えていたいようなのも出てきます。
    こうやって文章を綴っていくのにも、論理の「裏」「逆」だとかってものを
    知らず知らずに使っていますが、実は「論理の裏(あるいは逆)は、真にあらず」
    という言葉もあるらしく、間違った論理構造の文章を生産してしまっているのかな、
    正しく書くのは難しいものだな、と気付かされたりもしました。

    そのあたりは、論理学でも文章でも、泥臭くしつこくやっていくのが、
    まずはじめの成長のカギなのかもしれない。

    最後のほう、もうギブアップめいてきて、走り読みでしたが、
    学生の人なんか、論理力を高めようという意欲があれば、おすすめしたいですね。
    きっと、愚直に挑めば、結果として現代文の評論関係での成績がアップするはず。

    0
    2025年06月27日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

    Posted by ブクログ

     東大の哲学の先生が認知言語学の先生にあれこれ質問する、という対談形式で書かれた本。認知言語学、意味論の入門的な内容で、認知言語学が誕生した経緯(言語学史)から、形式と意味は不可分なのかという話題で生成文法の考え方との対照、認知言語学の主要なトピック(プロトタイプやフレーム、使役、メタファー)について書かれている。巻末には認知言語学をさらに知り、あるいは研究するための丁寧な文献案内もついていて、親切。
     語の意味については、たしか意味素性?というのを昔習ったような。それに比べてプロトタイプとかフレームというのは俯瞰的な視点をまず前提にしている感じで、そこが面白いと思う。そして、野矢先生の「やってることはけっきょく『後知恵』で、けっして一般原理や法則のようなものではない。(略)だけど、それはけっして悪いことではなくて、そういうもんなんだと思うんですね」(pp.196-7)というところに納得した。意味の研究は面白いけれど証明のしようがない、というか言語学の主要な分野である生成文法もどうやって頭の中のブラックボックスを証明するかというのは理論的に結論を導き出すしかない、という「説明の仕方を考える学問」ということがよく分かる、ということを考えた。
     全体的に哲学の先生に押され気味で、言語学の先生がんばれ!っていう気になってしまう。「教室」というと生徒役は相槌か、ごく簡単な質問をして先生が淡々と答えるという形を想像するが、言語学の「ゼミ」という感じで、鋭い質問に先生が「えっと…」みたいな感じになってしまう所にスリルのようなものを感じて、面白かった。(14/01/23)

    0
    2014年01月23日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

    Posted by ブクログ

    西村義樹と野矢茂樹の言語学の教室を読みました。
    哲学者と学ぶ認知言語学という副題のついている、認知言語学の解説書でした。

    私は言語学というと文法構文と語彙が独立して構成されているように感じてしまいます。(コンピュータの言語を扱っているからかもしれませんが)
    しかし、現代の言語学の最先端では、文法は意味から独立することはできない、というふうに理解されているとのこと。
    つまり文法的に正しい文のようでも意味的に正しくなければ正しい文とは見なさないということです。

    また、語彙というものは中心となる典型的な意味といくぶん意味的に外れる周辺的な意味を含めて構成されるものだと理解されているとのこと。
    例えば、鳥という語彙では典型的な鳥はスズメやツバメだけど、ペンギンやダチョウも鳥の一種ではある、というように。

    難しくて理解が及ばないところも多かったのですが、例題や議論は面白く読みました。

    0
    2013年10月24日
  • 論理哲学論考

    Posted by ブクログ

    浅く理解した。以下は私の勝手な解釈。
    (ウィトゲンシュタイン氏はこんなことが言いたかったんじゃないか?的な)

    哲学における命題は、だいたいにおいて、答えが出ないような構造になっているので、考えるだけ無駄(設計が悪い)。4.003

    そして、この本では、良くない設計の命題がなぜ良くないかを主に解説している。

    だから、私のこの本のそうした部分も含めて、(意義のない)哲学的命題について考えることから脱してほしい。6.54

    哲学そのものを否定する訳ではない。哲学には思考を明晰化する働きがある。(きちんとした構造を持つ命題と向き合うなら)4.112

    だから、どんな命題が(哲学的に)有意義かを確かめる基準として、私のこの本を使ってほしい。

    0
    2013年07月27日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    失語症の勉強のために、言語学について勉強しようと読んでみました。歴史的背景の部分や、概念的な説明などは、イメージしにくく、分かりにくいですが、例をあげながら、対談形式で書かれており、分かりやすくしようとする努力が見えます。認知言語学では、文法と意味が切り離せないと考えられていること、例えば、「知らない人が私に話しかけました」より「知らない人が私に話しかけてきました」の方が自然であるなど、文法事態に意味を含むことがあること、メタファーには、「目が釘付けになる」のような、慣用句のようになった死んだメタファーと、その場その場で生まれる、創造性にかかわる、「夜の底が白くなった」のようなメタファーがあることなど、参考に、勉強になりました。

    0
    2013年07月05日
  • 無限論の教室

    Posted by ブクログ

    無限と哲学の話。
    タジマ先生が簡潔に無限とは、を教えてくれます。

    でも、後半は少々ついていけませんでした…

    0
    2012年02月09日
  • 論理哲学論考

    Posted by ブクログ

    友達が「人生で一番薦める本」的なことを言っていたので「そういわれたら読むしかねえな!」と思い手を出した本。

    意味わっからーん\(^o^)/すげー直感的に感じたのは著者は「論理」を愛するあまりそれを殺してしまったんだな、的な感じ。論理が世界の中に存在していて、自身の存在を広げようと手を伸ばそうとするんだけど、世界という限界に阻まれてしまう。でも人が自分の目を見ることができないように、論理も世界を見ることができない。見ることができないというのは俯瞰することができないという意味なのだが、つまり見ることができないということは認識することができない、ということになり論理の可能性は限界がないことになる。みたいな感じがした。

    ところどころ共感できる箇所もある。次に読もうと思っている「論考を読む」という本を読んで、論理哲学論考への理解をもう少し深めたいと思う。

    0
    2012年01月05日
  • 無限論の教室

    Posted by ブクログ

    冒頭部が面白く、思わず購入。
    結局、何を言っていたのかよくわからなかったが、それでもなんとなく最後まで楽しめた。

    0
    2011年10月31日