野矢茂樹のレビュー一覧

  • 入門!論理学

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    この本はタイトル通り論理学とはどういう学問なのかということを記号を使わずに説明している著書です。

    論理学では”または”や”かつ”などの用語を記号で表す記号論理学という分野がありますが、この本ではその内容を極力記号を使わずに説明しています。

    個人的には排中律を認める立場か認めない立場かによって体系が異なってくるというあたりが、今まであまり考えたこともなかった視点で興味深かったです。

    著者である野矢さんの論理トレーニング101題を読んだ後に、もう少し学んでみようと思って読んだこの本ですが、文字が中心なことや内容の抽象さも相まって全体的に頭の中で整理するのが難しく高度でした。本文中では証明など

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    2017年12月29日
  • 哲学な日々 考えさせない時代に抗して

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    ウィトゲンシュタインの翻訳や著書で知られる野矢茂樹のエッセイ集。お堅いものではなく、哲学とは何?という人でも読めるような平易で力の抜けた、素であろう文体の小品集といったところ。いくつか重複してる内容はあるものの、全体を通してそっかー、そうだなー、と気追わず読める一冊。

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    2017年10月28日
  • 論理哲学論考

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     大きなところから細かいところへ、すぐに浅いところへ戻るものもあれば深く細かく入り込んでいくところもある、ということが章立てのように細かく振ってある番号により可視化されている。そのおかげで何を問題にしているのか、何が気に入らないのか、どこで説明に苦慮しているのかが分かる。語られている内容よりもむしろ、ウィトゲンシュタインあるいは哲学者という人たちがどのような考え方をしているのかを、つぶさに見ることができたところが面白い。

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    2017年10月08日
  • 入門!論理学

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    ネタバレ

    理論化し体系化する最初の産声を取り上げる さもさん!ぜんぼうず 脈絡のなさが思い付きの面目躍如たるとこ
    前提を認めたら結論も認めること 
    演繹 
    演繹とは、手持ちの「理論」から、ある「情報」を加味して、新たな「予想」をたてる形の推論方法
    推論not=推測
     論証と導出 後者は過程のみをとりだし、前提があっているかはきにしない アームチェアディタクティブ 否定はその主張の間違いの訴えを通して、世界を描写すること。 ゲーテルの不完全性定理
    かつ連言 または選言 議論領域 全称 存在

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    2017年09月09日
  • 入門!論理学

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    論理学とは何か、を簡単に説明した本。
    「論理的とはどういうことか?」という目的で読み始め、前半はまさに「論理的とは」についてや、論理学にとって重要なことば(否定、かつ、または、ならば)の定義が説明されていて目的に合致していた。
    後半になると、学問としての論理学の紹介となり、ぐぬぬと言いながら読破。苦労して読んだがあまり覚えていない。

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    2017年07月30日
  • 哲学な日々 考えさせない時代に抗して

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    ふらーっと寄ったビレバンで出逢ってしまった一冊。
    そんな運命的な出会いをした割には
    読むのに時間がかかった。
    つい寝落ちしてしまう。
    哲学向いてないのか?笑
    でも私自身は嫌いじゃないよ。

    野矢茂樹さんの写真を最近見たけど、
    この文体のようにとても優しそうで
    ちょっとお茶目で
    日々の出来事に思案してしまいそうな人に見えた。

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    2017年03月07日
  • 入門!論理学

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    難しい。とにかく難しい。はっきり言って一回読んだくらいではさっぱりわからない。
    まずは理解できるまで何度も反復することから始めねば。

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    2016年11月13日
  • 無限論の教室

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    20160715

    リブロ池袋で店員オススメの本として紹介されていたため、購入した一冊。

    後半の方は正直難解で理解が追い付いていない部分があるが、理系の考え方、空中戦と呼べるような理論のぶつけ合いはいい頭の体操になった。

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    2016年07月15日
  • 哲学な日々 考えさせない時代に抗して

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    考えることは面白い。
    現代に溢れている情報は、人々の考える時間を奪っている。
    情報に溺れないように気をつけたい。

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    2016年04月24日
  • 哲学の謎

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    ネタバレ

    自分が見ている赤色は他の人が見ている赤と同じなのか、この世界が五分前に作られて、記憶も後付けでないと証明できるのか、など、誰もが一度は考えたことのある問題についてあれこれと考察する。

    何かの結論を出す、というものではないが対話調で進んでいって、様々な角度から考えるための基礎になる本

    ・奥さんが洗濯物を洗濯機に入れて、その後は横になってTVを見ている場合であっても「洗濯機が洗濯をする」とは言わず、「奥さんが洗濯をする」と言う。行為の主体というのは動力の担い手ではなく意図の担い手ということになる

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    2016年03月19日
  • 哲学の謎

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    対話形式で進められていきます。哲学者ではなく、哲学の本です。思考実験の要素が含まれているため、冷静に読まないとクエスチョンマークが消えません。対話形式が苦手なので、すこしつらかったです。

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    2015年08月19日
  • 哲学の謎

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    本そのものの感想というよりも、読んでいて私が痛感したことになりますが…

    ここ最近他のことに興味の対象が移ってしまっていたこともあり、全く本を読まない日々が続いていました。
    さすがに不味いと思い、積読状態だった本書を手に取るものの、内容がほとんど頭に入らない。
    ネット上の何も考えずに読める中身のない文章ばかりを目にしていたせいで、「考えながら読む」ということが苦手になってしまっていたのでした。
    読書をしなければ「考える力」は容赦なく退化することを実感しました…。

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    2015年08月03日
  • 入門!論理学

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    現代論理学の入門書です。論理記号をほとんど使わず、そもそも論理学が何をめざしているのかということの説明に多くのページが割かれているのが特徴です。著者らしい、とぼけた味わいのユーモアも効いていて、楽しく読めました。

    命題論理についての自然演繹を用いた証明のおおよその進め方や、論理学の完全性と健全性の証明がどうして必要なのかといったことについても、ていねいに解説されています。ただし、やっぱり論理学は自分で手を動かしながらマスターするものではないかという気もするのですが。

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    2015年06月24日
  • 哲学の謎

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    読み進めていくと不思議な気持ちになる。
    まだ自分の理解力や、許容度が少ないのか
    なかなか議論が心にスッと入ってこない。
    もう少し歳をとってから
    また読み直したいと感じた。

    他人の見ている色と
    自分が見ている色が
    違うかもしれないということは
    幼いながらに考えたことがあります。

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    2014年10月22日
  • 哲学の謎

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     著者の内面での対話を再現し、時間はいつも断続的に流れているものなのか、現前にはあるものは本当に他人と同じものであるのか、1人しかいない世界に言葉や規範は存在するのか、人間は意志を持てるのか、といった問題について、内省や思考実験を加えながら考察する本。
     哲学をするとは、こんな問題について考えることというイントロダクションをするもので、最終的にはよく分からないなあ、という感じで終わっている。何か結論を出すものではなく、読者自身が考えてみてね、という構成になっている。
     若い時の夢を見ている時に突然死んだら、その人は夢であることに気付かないまま若い自分として死んでいくのだろうか、とか宇宙人が手の

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    2014年09月29日
  • 入門!論理学

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    本書の言葉を使うと、
    論理は、連想や常識による繋がりではないということです。
    あくまで論理とは、意味上のつながりから考えることです。
    論理、なんて言われて、その定義は何かなんて考えたことのない人って
    多いと思いますが、まずはそういうところから考えていく本でした。
    (といっても、そこはそんなにページを割いてはいません)

    本書で扱う論理学は、
    標準的な命題論理の体系です。
    いろいろな派というか系統というかがあるみたいなんですよね、論理学には。
    とある「考えどころ」をどう判断するか、黒ととるか白ととるか、
    どちらも間違いじゃないので、そこで考え方が別れていく。
    そんな中での、標準的な命題論理体系な

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    2025年06月27日
  • 哲学の謎

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    なんだかえらくざっくりしたタイトルだなあと思いつつも野矢さんだしと読んでみる。
    本当にざっくりした、哲学の(というか、暇な時にこういうこと考える癖がある人間の)初歩的疑問を対話形式で掘り下げている。
    最初はなんだか永井均のようなことを言っているなーと思ってて(あとがきにそう書いてた)、大体は永井さんの著作でカバーできてる感じはあるけれども、面白かったのは「経験と知」の章の斉一性は一般性を帯びているから斉一性により一般性を語ることはできない。一般性は後天的に獲得された思考習慣のようなものだという論。あと自由というのは虚構の語り口のひとつなのではないかという説。最近読んだ(まだ途中)神学の本にこれ

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    2014年07月19日
  • 哲学の謎

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    今ひとつ、ピンとこない。

    以前読んだ『まんが哲学入門 森岡正博』
    とよく似たことが書かれていた。

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    2014年06月08日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

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     東大の哲学の先生が認知言語学の先生にあれこれ質問する、という対談形式で書かれた本。認知言語学、意味論の入門的な内容で、認知言語学が誕生した経緯(言語学史)から、形式と意味は不可分なのかという話題で生成文法の考え方との対照、認知言語学の主要なトピック(プロトタイプやフレーム、使役、メタファー)について書かれている。巻末には認知言語学をさらに知り、あるいは研究するための丁寧な文献案内もついていて、親切。
     語の意味については、たしか意味素性?というのを昔習ったような。それに比べてプロトタイプとかフレームというのは俯瞰的な視点をまず前提にしている感じで、そこが面白いと思う。そして、野矢先生の「やっ

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    2014年01月23日
  • 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

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    西村義樹と野矢茂樹の言語学の教室を読みました。
    哲学者と学ぶ認知言語学という副題のついている、認知言語学の解説書でした。

    私は言語学というと文法構文と語彙が独立して構成されているように感じてしまいます。(コンピュータの言語を扱っているからかもしれませんが)
    しかし、現代の言語学の最先端では、文法は意味から独立することはできない、というふうに理解されているとのこと。
    つまり文法的に正しい文のようでも意味的に正しくなければ正しい文とは見なさないということです。

    また、語彙というものは中心となる典型的な意味といくぶん意味的に外れる周辺的な意味を含めて構成されるものだと理解されているとのこと。

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    2013年10月24日