あらすじ
「論理的になるため」のとびきり楽しい10のレッスンNHK・Eテレ人気番組『ロンリのちから』書籍化第2弾!舞台は、とある高校の演劇部。劇の台本をみんなで協力しながらつくっていきます。演劇部が「論理のちから」を使って紡いでいくストーリーを、論理の基本を学びながらお楽しみ下さい!★『論理トレーニング101題』の野矢茂樹先生が完全監修!本書だけの書き下ろし「解説」もたっぷり収録。ユーモアあふれる軽快な文章を楽しみながら、ものの見方・考え方が変わっていく!★アリスと不思議の国の住人が論理についてやりとりを繰り広げる「不思議の国のロンリ劇場」コーナーも楽しい!本編とは少し違った角度から「論理的ってこういうことだったのか!」という気づきが得られます!すぐにでも生活や仕事に応用できる「論理のちから」がたちまち身につく本。仕事・人生の問題もロジカルに解決!
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Posted by ブクログ
これが論理、なのかはちと疑問であるが…
人が人と話す時に、気をつけた方がいいことが書かれている。自分が話す時も、聞き手に回る時も。
自分が変な、論理的でないことを言わないのも大切だが、私に必要なのはむしろ、人から筋の通らないことを強弁された際に、どう対応するかであった。
この本には、こいつなんか変なことをさも正しくて、それしか答えが無いように言ってるな、、という時に、どう捉え直したらいいか、どう対応すれば丸め込まれないか、みたいなことも書いてある。
もっと若い時に読みたかった。若い子こそ、読んでほしい。
Posted by ブクログ
論理的な思考・反し方に関する解説書、といえると思います。
「見せかけの根拠」「インチキな❝だから❞」「ニセモノの説得力」「横ならび論法」「ずれた反論」など、まがい物の「論理」についての説明が充実している点が、この本の特長であり、特徴だと思います。
個人的には、論理も大切ですが、論理を組み立てる際の前提が、より大切だと思っています。
前提がおかしかったり、すれ違っていると、どんなに論理が正しくても、おかしなことになりがちだからです。
おそらく、この点は、この本の最終章の「異なる意見を尊重する」に近い考え方なのだと思います。
Posted by ブクログ
思い込みや感情的になりやすい私が日常的のコミニケーションを円滑に行うに当たって良いテキストだと思う。もう一歩踏み込んだ本も読んでみたい。
・相手の意見の根拠の説得力を検討する。
・事実と考えを分け、考えをさらに推論と意見に分ける。
・まず、何が問題なのか考える。
・問題を分けて整理、順番よく考えることが大事。
・自分と異なる意見を理解することが重要
など刺さるフレーズが多かった
Posted by ブクログ
中高生でも読みやすい会話形式の本
とはいえ、大人も読みやすく
水掛け論や横並びなどよくあるなあと思う
自分もしていることを意識し、
誤りを正して、建設的な話をすること
また人の意見を聞く姿勢を持とうと思う
Posted by ブクログ
久々の読書。
論理の本を前に読んでいたので、なんとなく忘れてないか確認するために読んだ。
内容が簡単すぎるので、物足りない。
けれどもきちんとポイントを押さえてわかりやすく書かれているので、うちの高校生、中学生の子供にはちょうどイイかも。
Posted by ブクログ
”論理”の基礎的事項をやさしい題材で学べる一冊です。とかく”論理”というとなにやら難しい印象ですが、高校生向けTV番組の書籍化ということで「どうあれば論理的なのか」がわかる内容になっていると思います。とはいえ実生活で論理的であろうとすると以外と難しく、たとえば因果関係と相関関係を見誤っていることに自分自身がその場で気づければよいのですが、そうともいえず、やはり論理的であることは難しいのだといえそうです。