岡田屋鉄蔵のレビュー一覧

  • 千 長夜の契

    購入済み

    肉体美

    岡田屋さんはタンゴの男からのファンで読んでいます。今回は、若干細身で中性的な受けであれ?いつもの筋肉隆々の坊主じゃない…と思ったのですが、内容はとても深みがある時代もので感動しました。特に、天狗の話がオススメです。

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    2014年05月01日
  • 【マンガ訳】太宰治

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    ネタバレ

    『走れメロス』くらいしか読んでいないので、いつか太宰作品はちゃんと読みたいなーと思っていたので購入。著者陣のなかに『ひらひら』の岡田屋鉄蔵さんがいるのもうれしい。どの作品も面白かった!もちろん作家さんがうまいからだけど、もとになる太宰治の作品の質が高いからこその面白さなんだろうなぁ。
    俄然、太宰が読みたくなりました。いつになるか分からないけど…。

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    2014年02月24日
  • ライアテア

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    2014/02/13
    【好き】なんかもの凄く想像をかき立てられる表紙にも驚いたがとにかく、ふんどし+刺青は萌え!! カバー下の褌マニ後姿はニヤニヤが止まらなかった。さすが解ってらっしゃる(笑) カメラマン:ゾム×研究所職員:マニ。 ゾムは幼い頃に事故で両親を亡くし、難病で左目失明、マニは島を出てから差別といじめに合い島を捨てるなど二人が背負っているものは重い。 だが、ゾムが小さい頃出会ったマニと再会を望むことで欠けていた何かをお互いが埋めることができて良かった。 愛にもいろいろ種類があるのだなぁ…。

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    2014年02月17日
  • ライアテア

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    ライアテアは、タヒチの島のひとつ。タヒチといえばゴーギャンを思い浮かべますが、楽園と現実との落差を痛感しながらもなお夢を追い続けた彼へのオマージュにも感じられるエキゾチックな表紙がステキです。
    カバー下は、センセらしく男前な褌姿でした(´∀`*)ポッ
    そして、ガン見してしまったのはあの裸身乗馬!これに尽きます。

    でも、舞台の大半はLA、サンディエゴとアメリカなんですよね。
    夢と現実が島と都会としてはっきりコントラストを持って描かれているのがいいです。
    ゾムは少年時代に南の島で出逢った美しいマニをずっと追い求めています。いろんなものを失ってなおマニのことだけは忘れられない存在となっているので

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    2013年02月08日
  • ライアテア

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    美しい装丁に劣らぬ極彩色の物語。

    原因不明の難病で左視力を失ったカメラマン・ゾムと、その昔南の島で出会った現地出身の研究者・マニの話。 運命ってものがあるならば、こういう出会いの事だと思う。 奇跡と言い換えても構わない。
    岡田屋さんの素晴らしい画力で魅せる美しいマニ。 疲れ果てた研究者の顔と島で見せた表情の違いに、人間の本質をみた気がする。 人は、気持ち1つで別の生き物のようになってしまえるんだ。

    激しいセックスがあるわけじゃないけど、精神的な色気が静かに流れ込んでいる物語。 なんかもう、本当に脱帽です!
    運命を受け入れたマニは素晴らしく男前だった。 あとがきでサラッと描かれていたその後の

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    2013年02月01日
  • 千 長夜の契

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    こういう話が読みたかった。まさにその一言に尽きる。
    レーベルやカテゴリとしてはBLなんだろうけど、内容は明らかにそれを超える。物語としてかなり骨太な設定が根底や道筋にしっかりと通っているから、BLはあくまでも副次的なものとして、でも必然的構成要素として収まっているところが凄い。
    今後、こういった作品がもっと増えたらいいと思う。純粋に物語として、この作品はとても面白い。

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    2012年09月27日
  • 千 長夜の契

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    時は徳川の世。
    魂を喰う契約を交わす千載が出会う、悲喜こもごもの人の事情。

    おもしろかったなー。
    絵がとにかくきれいですね。
    千載の性向が、表紙の雰囲気から想像していたよりざっくばらんで意外だった。

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    2012年09月02日
  • ダメBL

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    アニメイトで見つけて
    『これは私のための本では!?』と思い即座にレジへ。


    大好きな作家様達が集まりマニアックな所を突き萌えになるのはさすがだなと思う。

    すてき過ぎる!!

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    2012年08月22日
  • 千 長夜の契

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    掲載雑誌がそうなのでBL漫画のカテゴリーには入れたけど
    BL漫画と思って読んでないです。いい意味で。

    輪廻の輪を外れても誰かのために叶えたい願い。
    それを叶えるということは、ただ果たすだけじゃなくて
    その人の想いも背負うことになるからキツいだろうなぁ。

    天狗のお話でぼろぼろ泣いた。

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    2012年08月21日
  • 千 螺旋の錠

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    あああ今回も切なかった…特にラストの海賊話は泣きました(oTヘT)o
    他の誰かを怨むより、己の犯した罪を悔む事の辛さは計り知れない…そうやってボロボロになりながら生き長らえてきたサキラの15年間を思うと胸が苦しくなります。最後兄弟がやっとお互いの本当の気持ちを知り分かり合えた時、サキラが言うんですよね、契約するのは今だ!今がいいと…。その瞬間、兄弟仲睦まじかった頃の子供時代に戻ってやっと魂が成仏したのでしょう。絶望的な最期ではなく希望の光に満ちた、なんて美しいラストシーン!

    それを見守る千と草薙。前回に増して阿吽の呼吸といいますか、いいコンビになりましたね。これから明らかになるであろう二人の

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    2012年09月04日
  • 千 長夜の契

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    面白かった〜痛快時代劇に拍手!
    勿論それだけじゃなくて、背景には人間の切なさや悔しさ、哀しさ、憎しみ、様々な業が詰まっていて、しっかりした人間ドラマになっている。それらの業を全て請け負ってきた千の過去が気になりますね。にしても千〜色っぽいよ(*´∀`*)岡田屋さんの絵柄って正直苦手だったんですよ。ガチムチ過ぎて。でも時代劇凄くイイ!合ってる!色気もハンパないです。
    それぞれの話が完成度高くて、女性向けBLの枠を遙かに超えている!多くの男性にも是非読んで頂きたいです。一話完結のドラマシリーズになっても面白そうだけど、ヘタにBLシーンカットされたら興ざめなので、妄想して楽しんでおきます(*´∀`*

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    2012年07月06日
  • 千 長夜の契

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    死にゆく人間の魂と引き替えに願いを叶える謎の男・千載と、その連れとなる剣豪・草薙の旅。天狗の話がものすごく好きです。「ひらひら」が良かったので買いましたが読んで良かった。

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    2012年06月22日
  • 千 螺旋の錠

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    待望の続刊!
    幻想と現実が入り混じった不思議な空間。
    話もどれも切なくそれぞれのヒトの¨気持ち¨がひしひしと伝わってきます。
    千載は相変わらず美しい・・・あのダダ漏れな色香はなんなんだ!!
    草薙の○○無し姿もかっこよかった~!

    満足の★5

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    2012年06月15日
  • 千 螺旋の錠

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    2012/05/16
    【超好き】千と草薙の旅、第2巻。 ふぅー読み終わっちゃった。 悲恋づくしなのにこの切なくも清々しく浄化されちゃった感はなんなのだろう。 前巻より濡れ場が増えて艶っぽい雰囲気増し増しなのもグッジョブ!! あぁーこの物語は続くのかなぁ? もっと読みたい…もっと千の後ろ姿(背中~尻+ふんどし)を拝みたい。

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    2012年05月22日
  • 千 長夜の契

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    2012/05/16
    【超好き】新刊読む前に再読。 人の魂を喰らい願いを叶える謎の座頭:千と剣豪浪人:草薙の二人が旅をしながら幾多の祈りを聞く。 千と草薙の心温まる親交と時代劇ならではの残酷さの対比に引き込まれる。 読者を選ぶのでBLなのがもったいないと思いつつも、やっぱりBLであって欲しいと思うジレンマにかられる物語。

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    2012年05月22日
  • 千 螺旋の錠

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    「女子は慟哭。男子は昂り、BLは越境する!!」という帯のアオリのとおり、なんともスタイリッシュな時代劇BL…!!

    流浪の剣豪・草薙(攻め)と願いを叶える代わりに命を食らう座頭・千載(受け)が、命と引き換えに様々な願いを叶えて旅するお話
    悲しい過去や切ない思いを抱えた人たちが、誰かのために自分の命を売ろうとする様が、読んでいて辛いんだけど、とてもいじらしくもある

    帯に釣られて良かったと思える作品でした

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    2012年05月10日
  • 千 螺旋の錠

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    まだ千の謎は解けぬままの続編。
    今巻もとても良かった…

    岡田屋さんの描く男同士の愛は、深く強く潔い。
    一話目の力士と絵師の話が、何とも言えず美しかった。
    素質ある力士の【北龍】を描きたいと彼の錦絵を描いた絵師の【浪江】
    自分の絵を描く浪江を訪ねてきた時の北龍の笑顔ったら…!!
    表情だけで読み手に北龍の情が伝わってくるし、その読者の目線は浪江と重なってるのも見て取れる。
    浪江が描きたい北龍の魅力が滲み出るような1コマ。

    帯の【BLは越境する!!】の煽りは誇張でも何でもない、本当に深く深く深い作品。

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    2012年05月03日
  • 千 螺旋の錠

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    は~、泣いた。泣かされました。
    座等の千載と流浪の剣豪、主税の魂の旅路第2弾です。この世では結ばれない恋の物語に心を揺さぶられる骨太なストーリー。こんなの描けるのは、岡田屋センセならでは。他の人には絶対にない強烈なカラーがあります。胸にずっしりきました。

    特に1話目の心優しい力士の話には涙でした。力士を主役に持ってきてBLを描くという離れ業?なのに、美しい話で素晴らしいです。絵柄だけだと肉体関係重視なガチムチでゲイ向きに思えるけど、実はとてもピュアで深い愛情が絵師と力士の間に存在しているところに胸を熱くさせられるのです。

    愛情というよりは魂の深淵をも感じさせた、第3話の海賊の話もよかった。

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    2012年05月04日
  • 千 螺旋の錠

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    新刊キター! どれもいい話です。泣ける。帯の「女子は慟哭。男は昂る。BLは越境する!!」はナイスコピー。

    まさか力士がBLのネタになるとは。どす恋ジゴロよりセクシーな力士が出て来るので私的にはオッケー。BL苦手な男性も読んで欲しい。

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    2012年05月04日
  • 千 長夜の契

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    岡田屋さんの本懐を見た!
    スッゴい世界観に惹き込まれる、人間と神の関係が深くて哀しい時代の物語。

    多分千載の存在は、
    「自分以外の誰かのために、手前の魂を喰われてでも叶えたい望み」
    を持つ人間達の救いなんだと思う。

    そんな千載に、草薙の旦那が側に居てくれて良かった。
    千載に優しくして哀しみをわかってくれる人が居てくれて心底良かったと思った。

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    2012年04月08日