岡田屋鉄蔵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
若き日の国芳を描いた『大江戸国芳 よしづくし』と併せて旧版『ひらひら』も愛読していたが、つい最近リライト版が出ていたことを知り、さらに北斎を描いた短編もおまけについていると聞いて即、購入。
勢いのある旧版、描写の細かいリライト版どちらも甲乙つけ難く、要はどちらもいい。
ラストについては旧版を読んだ時はほろり、とさせられたくらいだったのが、リライト版では号泣する伝八にこちらも涙腺が決壊。
年を取ると涙もろくなっちまってイヤだねぇ。
国芳師匠とその一門がとにかく痛快で格好いいのはもちろん、国芳の親友にしてパトロン、名参謀役にして裏ボス的存在の遠州屋佐吉さんにシビれます。
おまけの「北斎最後の日 -
購入済み
何度見ても良い
重厚な絵柄に、香り立つエロさ!
再開すべきである二人、二人の距離も空いた穴も徐々に埋まっていき、それに比例して長髪の彼が美しくなっていく様に只々ため息が!でます。
お話も綺麗に終わっています。めちゃくちゃおすすめ。☆5じゃ足りませんわ。