水野敬也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まず、クマがかわいいです。文字がほとんどないので30分もかからないで読めます。
作者が、「夢をかなえるゾウ」の水野敬也氏だったことにびっくりし、そして納得です。地球温暖化について考えてない人、考えたくない人でも読み切れる分量、仕掛けがたくさんなので、読むハードルがかなり低いです。これだけハードルを下げるってことが、普及啓発では大切なんだなと学びました。
戦後の何もないところから、便利で豊かな社会を目指して、みんなが一生懸命頑張り、その動きを国や制度や法律を作って後押しした結果、今の社会が生まれたのです
だから…今度は「新たな豊かさ」を目指して動き出せばいい。
ここの数ページは結構勇気をもらえたかな。 -
Posted by ブクログ
見た目にも中身にも生きづらさがある、と自他ともの評価になればますます生きづらくなってしまう。社会の中で生き抜く上で見た目にハンデがある人は、中身を磨くことをハンデがない人以上に求められるのではないかと感じた。
恵まれた容姿の方が社会の中で生きやすいとしても、物事に対して感性や考え方を磨き、成長させていくことは容姿に関係なく人を幸せで豊かな人生に導くことを本書の当事者の方々から教えてもらった。悩み、苦しい思い出を「自分のためになった」と捉えるのか「嫌な辛い経験」と捉えるのかもその人の人間性であり、見た目は関係ないと感じた。
作中のロンバーグ症候群の女性の言葉で、覆水盆に返らずだが、その水から新しい芽が出るよう育てていくという言葉に感銘を受けた。 -
Posted by ブクログ
夢をかなえるゾウの1作目を読んだ時の面白さを感じる本でした。
2作目から3作目ではちょっとマンネリ感を感たような記憶があったのですが、このゼロにして最新作はバクを登場させることでガネーシャの魅力を再び引き出すことに成功した感じがします。
ガネーシャからの課題を残しておきます。
【ガネーシャの課題】※自分を好きになるための課題
・日の出を見る
・好きな匂い、物、人、場所を見つける
・やりたくない依頼を断る
・自分の欠点や弱さを告白する
・生活に「初めて」を取り入れる
・自分の感情・感覚を丁寧に観察する
・実物を見る
・過去の出来事を「伏線」と捉え、希望を持ち続ける
・興味を持ったことを1歩深める
・インターネットを1日断つ
・自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ
・虫の役割を知り大事にする
・名作を鑑賞する
・やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
・怒りの気持ちを伝える
・苦手な人の信念を読み取る
・自分と違う分野・文化の人と話す
・仮体験する
・欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う
・誰かのありのままを愛する
・自分と同じ痛みを持つ人を助ける
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Posted by ブクログ
私は本書に登場する武田信子さんと同じ全身型円形脱毛症患者だ。7年ほどフルウィッグを被って生活していたが、幸いなことに2年ほど前に脱ウィッグできた。それから今に至るまで、たまに小さな円形脱毛を発見してしまうが、大きな脱毛は発生していない。
ほとんどの人が「この病気のある人生でよかった」という風に答えているが、私はなかなかそうは思えずに今を生きている。あの時病気を発症していなかったらこうだったかもしれないのに、と考えても仕方のないことばかり考えてしまう。病気の自分を好きにはなれなかったし、受け入れることもできなかった。不自然なウィッグを被った自分。ウィッグを取ればまだらに髪が生えた汚い頭がある。頭髪だけでなくまつ毛や眉毛もない。そんな自分を好きになんてなれなかったし、元々自分に対する自信なんてなかったけど、自分のことが大嫌いだった。いまでも円形脱毛を発見すると動悸がするほど動揺してしまう。私はまだ私自身を受け入れられないでいる。
わたしも本書に登場する彼らのように、自分の弱さを受け入れながら、時には折り合いをつけながら強く生きていきたい。他人の苦しみと自分の苦しみを比較することはできない。でも、少なくとも同じような経験をした人からの言葉は、私の心に深く響く。病気の自分を否定せず認めてあげることも強さの一つだと思う。弱気な自分だけど、そんな私でも「この人生でよかった」「自分に生まれてよかった」と思えるような人生を歩みたい。今からでも遅くない。
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Posted by ブクログ
今回も色々と心に響くワードが沢山だった。
自分を大切にし、自分の感情や感覚を観察する、「他人の好み」ではなく自分が本当に好きなものを掘り起こす、自然の中でゆっくり過ごす、怒りの気持ちを伝える等・・・読んでいると「自分と向き合う」という教えが多かったように思う。
「インターネットを一日断つ」という項目での、「現代人の多くはいつでもスマホでインターネットと接続できる環境ーー目の前のマシュマロにすぐ手を伸ばせる環境ーーにいる。そしてインターネットは消費者にいかに目の前のマシュマロを食べさせるかを追求することで進化している。だからその行為に慣れすぎると時間をかけて満たす欲求ーー夢ーーから遠ざかってしまう」という言葉は耳が痛かった。本当にその通りだと思う。何かをしたい・欲しいと渇望するということが特にスマホが普及してから減ってしまったように思う。考えてみると自分、長期的な欲求であるところの「夢」を持っていないな〜と気付いた。これからちょっと考えてみたい。
「“本物の夢”ちゅうのはな、自分と同じ痛みを持つ他者を救うことで、自分を救うことなんやで」