水野敬也のレビュー一覧
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夢をかなえるゾウの1作目を読んだ時の面白さを感じる本でした。
2作目から3作目ではちょっとマンネリ感を感たような記憶があったのですが、このゼロにして最新作はバクを登場させることでガネーシャの魅力を再び引き出すことに成功した感じがします。
ガネーシャからの課題を残しておきます。
【ガネーシャの課題】※自分を好きになるための課題
・日の出を見る
・好きな匂い、物、人、場所を見つける
・やりたくない依頼を断る
・自分の欠点や弱さを告白する
・生活に「初めて」を取り入れる
・自分の感情・感覚を丁寧に観察する
・実物を見る
・過去の出来事を「伏線」と捉え、希望を持ち続ける
・興味を持ったことを1歩深 -
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私は本書に登場する武田信子さんと同じ全身型円形脱毛症患者だ。7年ほどフルウィッグを被って生活していたが、幸いなことに2年ほど前に脱ウィッグできた。それから今に至るまで、たまに小さな円形脱毛を発見してしまうが、大きな脱毛は発生していない。
ほとんどの人が「この病気のある人生でよかった」という風に答えているが、私はなかなかそうは思えずに今を生きている。あの時病気を発症していなかったらこうだったかもしれないのに、と考えても仕方のないことばかり考えてしまう。病気の自分を好きにはなれなかったし、受け入れることもできなかった。不自然なウィッグを被った自分。ウィッグを取ればまだらに髪が生えた汚い頭がある -
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今回も色々と心に響くワードが沢山だった。
自分を大切にし、自分の感情や感覚を観察する、「他人の好み」ではなく自分が本当に好きなものを掘り起こす、自然の中でゆっくり過ごす、怒りの気持ちを伝える等・・・読んでいると「自分と向き合う」という教えが多かったように思う。
「インターネットを一日断つ」という項目での、「現代人の多くはいつでもスマホでインターネットと接続できる環境ーー目の前のマシュマロにすぐ手を伸ばせる環境ーーにいる。そしてインターネットは消費者にいかに目の前のマシュマロを食べさせるかを追求することで進化している。だからその行為に慣れすぎると時間をかけて満たす欲求ーー夢ーーから遠ざかってし -
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ネタバレガネーシャシリーズを読んだのはこれで2冊目でしたが、面白かったです。相変わらず口が悪くて、やってることもけっこう無茶苦茶ですが、とっても良いこと言います。バクちゃんも可愛くて、好きでした。
読んでいて心に残ったところは…
『最高の「楽しい」は、必ず「分からない」を含む。夢とは、分からないものにワクワクすること。
未来は分からないからこそ喜びを感じられる。』
という文章に、確かに〜!と納得。夢とは未来の自分の可能性にワクワクすることなのだと、改めて思いました。
後半にかけて、読み応えが出てくるので、最後の100ページくらいは一気に読んでしまいました。最後の終わり方がクスッと笑える感じがあるの -
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【最後の100ページに全てが詰まってるからそこまでは粘りましょう】
5作目となる本作、なんと500ページを超える長編なのだけど、なんとまあ内容の冗長なこと、、
もちろん相変わらずのガネ節(ちゃんと笑えるところはある)なのだけど、今回は主人公に魅力がない。したがってガネさんとの掛け合いがうっすい。
うっすい掛け合いを400ページ続けて、ようやく本題となるクライマックスを迎える。
最後まで読んだら、「夢」を持つことの意義と手段が理解できて、とても役に立つ本だったと思える。
ただどうかそこまで耐えてください。
個人的にはやはり3が最高傑作でした。 -
Posted by ブクログ
①靴を磨くこと
→自分を支えてくれているものを綺麗にする
素直に人の言うことを聞くこと(一つ目の課題)
②お釣りを募金すること
→誰かに貢献している貢献意識を持つことで幸福を感じられるため
③腹八分目に抑える
→食べ過ぎによる健康被害を防ぐため
⭐️④人が欲しがっているものを先取りする
→他人の欲を満たすという【ビジネス】に精通するため、与える人になる
⑤会った人を笑わせる
→場の空気が明るくなるため
⑥トイレ掃除をする
→人がやりたがらないことをやるからこそ価値が生まれる
⑦まっすぐ帰宅する(反応しない)
自分で考えて計画通りになるように自分から世界に働きかけていくこと
仕事終わ -
Posted by ブクログ
幾つになっても悩みは付きもの。モグラ叩きのように、引っ込んでもまた飛び出しての繰り返し、なんとかならないものかと日々堂々巡り。しかし、悩みがなかったらどうなるのか、そして基本的な悩みの対処方を解説してあります。当たり前のことが大切なのですね。もし、望んでいない状況になったとしても、悩みとして捉えなければ、同じ状況として留まってしまう。悩みがあるからこそ、そこから抜け出そうと努力し成長できる。悩むということは自分が前を向いているってことなんだなと。鉄拳さんの画が温かい。あの日から、ずっと私の隣にいた「悩美」。悩美ってこんなに可愛いのですね。なんだか泣ける。これからも悩美を抱きしめながら。