水野敬也のレビュー一覧
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ネタバレ「夢をかなえるゾウ」はこういう人が書いてるんだなぁと納得するブログをまとめた本
水野敬也さんはふざけた話の中に核心をつくことを言うのでより気付きを生む。
東日本大震災が起こった当時は様々なことに対して「不謹慎だ」と責める空気があったときに、災害で亡くなった人からすれば生きてるだけで不謹慎なのかもしれないと。
生きるのもご飯食べるのもセックスするのも欲求を満たすという行為は不謹慎。
誰かを不謹慎と責めた人も天国にいる亡くなった人から「お前がな」とツッコミを入れられているはず。
生きている人間を生きたまま死人にしてしまうほどの大きな力を持っている「日常」という波
いつか自分が死ぬということ -
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7つある物語のなかで一番印象に残ったのは本のタイトルでもある「神様に一番近い動物」。
ストーリーからは「神様に近い」の意味がよく分からなかったのですが、主役が「牛」で牛と一緒に行動するのが「ネズミ」なので、十二支の順番からきてるのかなと。たしか干支の順番は神様が動物たちにレースをさせ、ゴールした順で決めたと小学校で教わりました。
人間のために自分の命がなくなることを知った牛のマギーの言葉がなんとも深い。
「牛は植物に命を分けてもらって生きていくことができます。だから植物に感謝し、何度もよく噛んでいただきます。そして、分けていただいた命を今度は必要とする者たちのために差し出すのは、自然なことだ -
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猫の写真と共に偉人たちのエピソードや名言が載っている。
▼印象に残った名言
・「そのうちやる」という名の通りを歩いて行き、行く着くところは「なにもしない」という名札のかかった家であるーーセルバンテス
・たとえ空が雲におおわれていても、太陽はその陰でいつも輝いているーーロングフェロー
・賢い者は、機会を見つける以上に、機会を多く創るーーフランシス・ベーコン
・二人の人間がビジネス上の問題で常に同意しているとしたら、片方は不要であるーーウィリアム・リグレー・ジュニア
・愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶーーオットー・フォン・ビスマルク
・人は運命に囚われているのではない。自分 -
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昔流行った自己啓発本を読む第二弾。初版2007年なので、17年前の本。
これも読んだことがあったと思う。
内容は覚えておらず、んなもんできっかい!と思ったことだけ覚えてる笑
再読して、私が若い時に一般的だった感覚で古いなとは思った。
今の子は金持ちになりたいとか、出世したいとか、そもそも目立ちたいと思わないと思う。
でもがんばりたいとか楽しく過ごしたいという人心が20年で全く変わってしまったとも思えず、大っぴらにはできなくてもこっそり読んで、素直な若い内にバカにせずやってみてほしいと思った。
今の時代、素直なだけではうまいこと使われて終わるが、何でもかんでも斜めに見て、体温低いまま冷笑し