安東能明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイムスリップミステリーでした。
息子さんが相模湖で ぼくあそこで殺されたんだ。
と 突然言って 親は驚く。
そして なんと首に絞められた 指の後が浮き上がる。
そういえば父親自身も 水辺で人を殺す生々しい夢を見ていた。
もしかして なにか 関連があるのでは?と
古い新聞記事などを調べる。
その後 父親が タイムスリップしてしまうのだが
丁度 自分の母親が 若々しい頃。
調べていて 変死で発見される人と 出会う。
そして 殺されるのを防いだ後
元の世界に戻るけど 歴史が変わった為か
息子のいない世界になってしまった。
というように 時間を飛び越えて
解決への道を探っていくのだ -
Posted by ブクログ
高部研一は一般家庭出身だが、歌舞伎好きが高じて子役のオーディションに合格。
頭角をあらわし、女形として将来を期待されていた。
しかし高校卒業後、突然警察官に転身してからは、難事件を相次いで解決するなど、
卓越した捜査能力が買われ、33歳で警視庁捜査一課の警部に昇任する。
ところがその翌年、ふたたび歌舞伎界に復帰。
人気女形・村山仙之助として活躍する裏で、捜査能力を惜しまれ「捜査技能伝承官」に任命、
極秘に警察に籍を置く。
築地署の若き女性巡査・九重佐知とコンビを組んで、
舞台と稽古の合間に、拉致監禁、ストーカー、地面師等、
都会にはびこる悪に睨みを利かせているのだ――。
観察眼と事件の筋 -
Posted by ブクログ
これより先に「撃てない警官」があったが、しまったと思っていたら、解説が丁寧で読んだ気になれた。
そしてあれやこれやで、柴崎が左遷されたのが綾瀬署の警務課、課長代理だった。
間の悪いことが重なって、現場経験の少ない女性キャリアが署長になった。下で働く柴崎の署員との板ばさみ状態と、ついつい現場に足を踏み入れてしまう性格が、数多い警察小説の中でも物語を面白くしている。
折れた刃
職務質問をしてカッターナイフの携帯を見つけた。刃が6センチ未満なら軽犯罪法、6センチ以上は銃刀法違反になる、担当した警官二人は刃を折って短くしたがそれがリークされ、関わった巡査と警部補の取調べを開始した。難航したそれが終わ