安東能明のレビュー一覧

  • 撃てない警官

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    何とも、変わったキャラクターの、短編連作警察小説であることか。
    何しろ、現場が嫌、事務部門が好き、という警察官が主人公なのだから。
    バリバリのエリートだった主人公は、陰謀により所轄に移動させられる。そこでは、否応なしに事件に遭遇し、いやいやながら捜査に携わっていく。
    今後、刑事魂に目覚め、活躍するのか、あるいはまた、本人が望む本庁の職場に復帰できるのか、次回作以降が楽しみ。

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    2014年10月17日
  • 出署せず

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    「撃てない警官」の続編。現場を知らない女性署長のせいで組織に軋轢がうまれるのがリアルに思えました。当初は小さな事件と思われたケースが重大犯罪に発展していくさまが興味深かった。

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    2014年09月12日
  • 出署せず

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    初めて読む作家の作品。警察小説。
    と思ったら、シリーズ第二作でした。短編集だが、重い人間ドラマが描かれ、実に読み応えがある。
    第一作も読んでみよう。

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    2014年08月29日
  • 出署せず

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    署長が男性から女性に変わってしまった・・・

    今回は副署長である助川の役回りが目立つことなく、
    どちらかというと、刑事課長の浅井がちょくちょく出る。

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    2014年08月11日
  • 撃てない警官

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    掲題の短編から、意表を突くような、
    引き込まれる展開になっているが、
    その後も主軸はありつつ、進んでゆく。

    綾瀬署に異動してからも、周囲のサポートを得つつ、
    捜査とは違うのだろうが、そういう能力を身につけてゆく。
    ただ、あまりにも自然にできすぎて、
    そこに違和感を抱かざるをえない。

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    2014年08月09日
  • 聖域捜査[捜査シリーズ]

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    殺人などを扱う花形部署とはちがって、地味な部署の
    生活安全特捜隊。風俗や環境犯罪など派手さがない
    事件を担当する部署だけど、たぶん一般庶民の私たちに
    関わりあいが多く、私たちが比較的相談しやすい部署
    だと思います。凶悪犯罪者の心理より私たち庶民の
    気持ちに近い存在だと思いますので、警察内部の
    縄張り争いとか手柄の取り合いとか大変でしょうけど、
    クサらず仕事をして欲しいです。

    手がけた事件は地味でも、どこかでその情報が生きる
    かもしれない。直接の手柄にはならないけど、
    持ってる情報が解決の鍵になったのなら「アシスト賞」
    みたいなご褒美つけて、それぞれの部署の連携が
    よくなればいいなと思います(

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    2014年05月14日
  • 聖域捜査[捜査シリーズ]

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    警察ものの短編集ですが、
    変わった視点からの警察官です。
    小さい話しがだんだん奇妙になり、やがて人間の痛みや黒さをあらわにしていくのは、なかなかいい。

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    2012年05月21日
  • 強奪 箱根駅伝

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    箱根駅伝が誘拐犯にジャックされた…!?
    神奈川大学は無事ゴールできるのか。

    誘拐犯の描写がメインなので箱根を走る選手はそこまででてきません。
    だけど、箱根の雰囲気がよく出ていて面白かったです(≧ε≦)

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    2012年02月16日
  • 強奪 箱根駅伝

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    全く知らない作家さんだったし、箱根駅伝も特に興味なかったから読み始めはさらっとしたもんでしたが。
    読んでる途中でどきどきしてくるくらい引き込まれた。
    「地鳴りのような歓声が響いています」

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    2011年05月22日
  • 強奪 箱根駅伝

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    いやー、面白かったです♪

    誘拐犯 対 警察・日テレ・神奈川大陸上部と言う内容・・・と言うと誘拐犯に対してみんなで力を合わせてという図式が浮かびますが、微妙に利害が違っているところも面白いです。

    箱根駅伝前夜、出場する神奈川大学の女子マネが誘拐され、彼女と想いを通わす復路の走者を往路で中継車に乗せろと言う目的不明の要求が出されます。
    そして犯人と警察、放送局、神奈川大学を巻き込んだ展開へ・・・

    実際に出場している大学が出て来ますし、舞台は勿論大手町~箱根の各区、撮影斑などのスタッフもそのままでとても臨場感があります。

    また放送や無線、PCやインターネットの技術を駆使してテレビ局や警

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    2010年03月03日
  • 強奪 箱根駅伝

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    設定に凝ったミステリー小説。

    盗聴・盗撮・誘拐犯と箱根駅伝というミスマッチを上手く乗り越えて、
    箱根の各名所や常連大学名を列挙しながらノンフィクション風に描かれていく。
    選手・犯人・監督・刑事・被害者の視点からそれぞれ物語りは語られ、
    箱根駅伝の進行とともに事件もクライマックスへと進んでいく。

    犯人像が判りづらい事と終盤にむかうにつれての失速感は多少気になったが、
    クライマックスでは箱根好きの胸を熱くさせる何かが確かにあった。

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    2009年10月04日
  • 鬼子母神

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     保健婦としてセンターに勤める工藤公恵は、日々、たくさんの母子と接してきた。そんな中、検診で自分の子供が病気ではないのかとしつこく迫ったという、渡井敦子・弥音母子のことを同僚から聞く。そしてある日なぜか公恵はその渡井敦子から名指しで電話で助けを求められることになる。

     保健婦として母子の様々な問題に対応する日々を送る一方で、自分の子供・美香との関係をうまく築けず、時には虐待に近い行動をとってしまう公恵。だからこそ、渡井親子の問題に自分達を重ね合わせて深入りするようになるのだが・・・なんとも最後までいたたまれない。美香に対する公恵の、なんともいえないどす黒い感情・・・これが本当に辛い。子供を虐

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    2011年09月20日
  • 強奪 箱根駅伝

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    「箱根駅伝」は正式名称を東京箱根間往復大学駅伝といい、大手町から箱根までの往復217.9キロを10人のタスキリレーでつなぐ大会。

    あの苦しそうに走るランナーたちを尻目に、暖かい部屋でヌクヌク状態の自分が、いつも申し訳なく思う・・^_^;

    前置きはこれくらいにする。

    この「箱根駅伝」の裏側で、もしも誘拐事件が発生していたら・・・というのがこの小説だ。







    登場する大学やテレビ局もすべて実名・・これが非常にリアリティを醸し出す。

    レースがはじまり、ランナーがタスキをつないでいく傍らで、テレビ局に届く様々な犯人からの要求。

    あのテレビ中継のせわしい中で、人質の命の灯がだんだんと

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    2009年10月04日
  • 15秒

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    午前5時を期して 時間が15秒遅れた。
    発端はたったそれだけのことだった。
    それによって人が死ぬなどということは 誰が考え得ただろうか。しかし たしかにそのたった15秒によって何人もの人間が命を落としたのである。

    そもそも時間とはどこで誰が決めるのか?
    電話やテレビなどの時報もすべてが正確に一致しているわけではないと言う。時計を見せずに生活させると 人間は一日を25時間として動くようになるとも言われる。時間とは一体何なのだろう。
    こんなにも不確かであるにもかかわらず 日常からなくすことのできない時間というものを 乗っ取ることができるとしたら 人はどうするだろうか。そして時間を乗っ取

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    2009年10月07日
  • 撃てない警官

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    部下の拳銃自殺を契機に綾瀬署に左遷された主人公の柴崎。本庁への復帰と自らを陥れた上司への復讐を誓いつつ、様々な事件と向き合っていく。実際の刑事ではないので事件自体を担当するのではなく、刑事が関わった事件をその人物の描写から浮き彫りにしていく。その点では面白さがあったのだが、柴崎のキャラ付けにあまり好感が持てなかった。本作では事件に向き合うというより本庁への復帰を目指すためにどう動くか、に視点が置かれているのでじめっとした読み口だったのが気がかりであった。

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    2025年06月11日
  • 出署せず

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    撃たない警官の続編。

    ・折れた刃
    ・逃亡者
    ・息子殺し
    ・夜の王
    ・出署せず

    本庁から綾瀬署へあおりの懲罰人事を食らった柴崎が、女性キャリア署長・坂元と、癖強副署長の助川との間に挟まれながら、警務課として、事件の裏側に迫る。

    続編から読んでしまった。
    伏線の張り方が、独特で、ちょっと頭を使う。

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    2024年12月05日
  • ゼンカン 警視庁捜査一課・第一特殊班

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    立てこもり、ストーカー、バスジャック、詐欺、女児誘拐の事件を辰巳が鋭い勘と切り口で解決に導くストーリー。エゴイストの香水を強めにつける真相もわかる。

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    2024年11月29日
  • ブラックバード

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    勝手に思っていた・広島・長崎に原爆が投下された後はその威力におののき新たな原爆の投下には否定的な世の中だったのだと.
    どこまでがフィクションなのかはわからないけど,もちろん小説である.
    しかし,原爆が使われるかもしれなかった微妙なバランスと,もしかしたら本当にたまたま投下されなかっただけなのではないか.色々なことが少しずれていたら,もう何発か原爆が使われていたのではないか.
    歴史のifに対して,ちょっとリアリティのある,ぞっとする感覚.

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    2024年05月25日
  • 鬼子母神

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    文章が分かりづらく、テンポよく読めなかったので時間がかかりましたが、一風変わった作品でそれなりに興味深かったです。ただ、公恵もかなり重大な問題を抱えているので、それがちゃんと消化された感じがせず、ラストなどもう少し良い終わり方にしてほしかったかなと思います。

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    2023年10月26日
  • 夜の署長3 潜熱

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    北新宿の路上でホストが暴行された。新宿署の古城美沙巡査部長は、入院したホストに話を聞くため医大病院でベテラン警部補・下妻晃と合流する。その時、病院理事長が銃撃された。白昼堂々起きた衝撃の射殺事件の黒幕は、何者なのか――。新宿の裏も表も知り尽くした“夜の署長”こと下妻の活躍を描く

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    2023年07月28日