C.S.ルイスのレビュー一覧

  • カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり2

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    4兄弟姉妹が再びナルニアを訪れるが、時間の描写が秀逸。個人的には『ライオンと魔女』よりも物語に入り込んで、一気に読み進んでしまった感じ。単独の物語であった『ライオンと魔女』から、歴史長編への転換点に立っているのが、終盤に感じられる。まさにファンタジーの醍醐味。

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    2023年10月02日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

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    クローゼットの奥は雪がふっていて、、、
    何度この物語を読んで、現実にも起こらないかなと思ったことか。スピード感のある展開、そしてこのライオンと魔女がやはりシリーズの中でも一番好きだ。読み返してみても素晴らしかった。

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    2023年09月11日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

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    ピーターの剣と盾が強そうだった。
    ライオンのアスランはかっこよかった。
    い大なけものが魔女におどりをかけて、倒したのがすごかった。

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    2023年03月23日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    ナルニアは映画で見たことがあったけど、その前日譚。とてもよかった。アスランと魔女の関係がやっとわかった。

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    2022年08月04日
  • ナルニア国物語3 馬と少年

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    ナルニア国物語の3巻目。前作『ライオンと魔女と衣裳だんす』で即位したピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの治世の物語。

    ナルニア国の南方にあるカロールメン国の漁師の子シャスタは、父親が自分を奴隷として売ろうとしていることに気がつき、ナルニア出身の〈もの言う馬〉ブリーにまたがり、北へ向かって逃げ出す。旅の途中、これまたやんごとない事情で逃げ出してきた貴族の娘アラヴィスとその愛馬フインと道連れになるも、タシュバーンの街でナルニア国と隣国アーケン国に迫る危機を知ることになり…。

    翻訳ものを読むときは、せめてタイトルは原著タイトルを確認するようにしているが、解説にもあるように、本書の原著のタイ

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    2022年01月03日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    恥ずかしながら初読である。小学生の時だったか、岩波書店版の『ライオンと魔女』は読んだ記憶があるが、その先のシリーズまでは手が出なかった。理由はよくわからない。きっと飽きっぽい性格が災いして、一つの話がずっと続くものは避けたのだろう。そういえば、ナルニアと並ぶファンタジー巨編の『指輪物語』も『ゲド戦記』も、実際に読んだのは大人になってからだった。

    そんなわけで、この正月休みを利用して、積年の心残りであったナルニア国物語にチャレンジをすることにした。

    さて、岩波書店版と書いたが、本書『魔術師のおい』は岩波書店版ではシリーズ6作目にあたる。それが、この光文社文庫版ではシリーズ1作目となっているの

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    2022年01月01日
  • カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり2

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    ネタバレ

    コルネリウス博士が、こっそりカスピアンにナルニアのことを教えてくれるところとか、脱走するお手伝いをしてくれるところとか、再開できるところとか、いつもカスピアンの味方でいてくれるところとか、もう好きすぎて。挿絵のコルネリウス博士もすごい好きだった。

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    2022年01月09日
  • 朝びらき丸 東の海へ ナルニア国ものがたり3

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    ネタバレ

    私の中でのMVPはユースチスかなあ。
    後半は、まともな子になっちゃって登場回数が少なかったのが残念だけど竜のシーンでは、ユースチスが周りの人達の気持ちを考え直すところとかユースチス成長してる……!と感動。

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    2022年01月09日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

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    アスランが生きかえって、魔女に石に変えられたナルニアの住人たちに息をふきかけて元にもどしてあげたところに、おどろいた。息をふきかけるだけでいいなんて、アスランは本当に強い。
    エドマンドには、最初にうらぎったから、ちょっといやな気持ちがある。ゆるすのがむずかしい。でも、ぼくも失敗するし、失敗したらゆるしてほしいから、そうしようと思う。続きのお話できっと好きになれると思う。
    ぼくもナルニアに行きたい。アスランとピーターとルーシィと森をたんけんしたい。それから先生に会って一緒にお茶をしたい。(小4)

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    2021年09月07日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

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     小学生ぶりに読んでみた!
     時系列順に読み進めているので「魔術師のおい」の次にこの作品を読んだが本当におもしろい!!
     話の展開も、魔術師のおいからこれが繋がっているんだ、、と気づけたことも素晴らしかった。
     特に小学生のころエドマンドがプリンを頼んだ時の描写が大好きで、こんな美味しそうなプリン食べてみたい、甘くてねばねばしてるってどんなの?エドマンドは犬食いみたいにして食べたのかな?とか色々思っていたけど、小学生のころは読まなかった訳者あとがきを見てみると「ターキシュデライト」からプリンに変更したのだと言う。
     「ターキシュデライト」を調べてみるととても可愛らしいお菓子で、家でも作れるそう

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    2021年04月28日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

    ナルニアの国に行ってみたい

    不思議な世界を冒険するのに、ナルニアは導いてくれます。読みやすいので、お子様にもおすすめできます。

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    2021年03月22日
  • 魔術師のおい ナルニア国ものがたり6

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    繋がりが見えて、もう一回ライオンと魔女読みたくなった。
    あ!魔女!!ってなったよね。

    今回のナルニアへの行き方好きだった。間のところ行きたいね。

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    2020年09月14日
  • さいごの戦い ナルニア国ものがたり7

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    ネタバレ

    再読。

    『ナルニア国物語』第7巻にして完結巻。
    前巻、ナルニア国誕生からおそらく数千年後、ナルニア国の崩壊を描く。

    反キリスト、偽預言者、最後の審判、永遠の楽園と、黙示録的なモチーフが頻出する。
    また、ディゴリーの「うちがわは、そとがわより大きいものだ。」という言葉がひとつのキーワードになっているが、「わたしたちの世界でも、むかしあるかたがはいっていたうまやがありましたが、そこは全世界より大きかったのですよ。」というルーシィの返答もまた、キリスト教的な意味付けを示唆している。

    これまでに登場した多くの人物が再度現れ、物語は大団円を迎えるが、ピーターたち人の子らに与えられた運命をどう捉える

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    2020年06月01日
  • 魔術師のおい ナルニア国ものがたり6

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    ネタバレ

    再読。

    『ナルニア国物語』第6巻。第5巻からさらに数百年前、ナルニア国誕生の有り様が描かれる。

    ナルニアの生まれる様子や、銀のりんごを取りに行く場面などは創世記を思わせるし、賛美歌を愛する馬車屋が、以前にアスランに会ったことがあるような気がする、と言うのも、やはりアスランにキリストを重ねているのだろうと思う。

    最終章のタイトル(「この話は終わり,ほかの話がすべて始まる」)に表されているように、第1巻『ライオンと魔女』の頃から語られていた伝説の由来であったり、白い魔女の背景であったり、ナルニアの場違いな街灯が生まれた理由であったりと、様々なことが解き明かされる意義深い巻。

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    2020年05月29日
  • 銀のいす ナルニア国ものがたり4

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    ネタバレ

    再読。

    『ナルニア国物語』第4巻。第3巻から70年後のナルニアを舞台に、ユースチス、ジル、泥足にがえもんたちによる、カスピアン王の息子・リリアン王子の救出劇を描く。

    アスランからの指令を尽く間違えながらも、悪戦苦闘して先へ進む3人の道行きが面白い。
    巻を増すごとに物語の完成度も上がっているように感じる。

    ‘地上世界は存在せず、ただの夢であり、この世には自分が統べる地下世界しかない’と催眠をかける夜見の国の女王との舌戦が印象的。
    泥足にがえもんの切る啖呵、
    「よろしいか、あたしらがみな夢を見ているだけで、ああいうものがみな(中略)頭のなかにつくりだされたものにすぎないと、いたしましょう。だ

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    2020年05月27日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

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    異世界,絵がかわいい,スリル満点,かっこいい。これらがぎゅっと詰まった本,私個人的に大好きな本です。是非一回でも読んでみてください そしたらあなたの近くにある自然がもっと尊く,より魅力的に見えるかもしれません。

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    2020年04月15日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    渡り廊下的屋根裏から始まり、世界の間の森に至る…。悪が入り込まなければアスランの新世界は仏教で言う浄土世界だったのか?先に発表された『カスピアン王子の…』で「(ものいうけものの国)ナルニアは人間が王たるべき国」と言っていたが、まさか英国の馭者をいきなり初代国王にする形で定まったとは!どこまでがアスランの予定だったのだろうか?/小学生時分に、父が最初に買ってきてくれたのがこの本だったが、やはり『ライオンと魔女』から読んだ方が謎がさかのぼって解けていく発見があるだろう。しかしシリーズ随一の面白さではあると思う

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    2020年02月09日
  • 馬と少年 ナルニア国ものがたり5

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    ナルニア国の中で今のところ一番面白かったです。舞台が中東なところが目新しいし、他のナルニア国はアスランが出てきたら全て解決〜という感じがあるけど、本作はしばらく先が見えない展開が続きます。馬と少年(“The horse and his boy”)というタイトルが示す通り、馬が主役級に頑張ります。立派になったエドマンドも登場します。

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    2020年01月09日
  • 新訳 ナルニア国物語 (1)ライオンと魔女と洋服だんす

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    やっぱりこのお話おもしろい。聖書をなぞりすぎているところはあるんだけど、イメージが豊かであざやかな絵が浮かんでくるところがすばらしい。

    つばさ文庫は、大人が読むにはどうしても絵がじゃまになるんだけど、河合さんの訳文はとてもクリアで、淡々としすぎてもおらず、河合訳ならではの語りがあると思う。光文社版よりもむしろ好きかも。また瀬田訳も読んでみよう。

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    2018年03月17日
  • カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり2

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    ネタバレ

    ”ライオンと魔女”から何世紀も経てナルニアはテルマール人たちに侵略され、物言うけものたちや木の精・水の精たちが追いやられ隠れ住んでいる。

    テルマール人がナルニアを治めだしてから王家の血筋をただ一人ひくカスピアン王子は、身内のミラースの策略により追われる身となる。
    カスピアンは、ほんの伝説でしかない太古のナルニアの動物や小人たちと人との共存生活にあこがれを持ち、ただ一人の味方である家庭教師から正しいナルニアの歴史を学ぶのである。

    今度はピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーがカスピアンの角笛に呼ばれてイギリスの汽車を待つホームから、以前とは風景も変わってしまったケアパラベルの城近くに降り立

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    2016年06月26日