C.S.ルイスのレビュー一覧
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ネタバレナルニア国ものがたりのなかで一番好きな巻。
ナルニアの創造が語られていきますが、そこにわざわいの種をもたらしてしまう、というストーリー。
これは秀逸、と思ったのが「世界と世界の間にある世界」という設定。要するにメタ世界みたいなものでしょうか。それを考えると「メタ世界のメタ世界ってどうなってるの?」と考え出してしまうのですが、それは結局プラトンに対して「イデアのイデアはないのか?」と問いただすようなものだからやめておきましょう。
にしても、ロンドンの街をほろびの国からやってきた魔女が馬車でおおあばれするくだりはなんともいえずコミカルです。 -
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ナルニア国ものがたり第4巻。ナルニアに呼ばれたジルとユースチフは沼人の泥足にがえもんと共に行方知れずの王子を捜しにいくのだった。
一本調子にも思えるが起伏に富んだ物語です。アスランからの忠告をことごとく守れなかったり、ジルとユースチフのコンビがちくはぐしていたり。それでもトントンとお話は進んでいきます。だから二人が真に心通じ合った場面が胸に沁み入ります。
特筆すべきはにがえもんさんのキャラクタでしょう。愛すべき悲観主義者。子どもたちの気持ちを萎えさせることもしばしばなのですが、そんな彼だからこそ最後まで希望を失わなかったのは、お話のもって行き方として素敵ですね。 -
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のんびりシリーズを読んでいます。
朝びらき丸に乗って東の海の島々を巡る冒険物語。島によって色々な魔法や不思議な出来事が起こるのが楽しいですね。このパターンは今でも引き継がれている冒険ものの常道ですが、ここでもそれが活かされています。
嫌みで偏屈なユースチスがある出来事によって改心するのですが、その件に宗教的なものを感じます。元々「ナルニア」シリーズはキリスト教の色合いが強いとは聞いていましたが、なるほどこういう部分に現れるのだなと納得。アスランという絶対者の配置具合からもそれは見て取れるのですが。まあ、ユースチスも改心しつつも嫌みなところは抜け切れておらず、それがいい味出しているんですけどね。 -
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ネタバレついに明かされるナルニア創世記の物語。
ポリーとディゴリーは、ディゴリーのおじさんのあやしげな魔法に導かれて、異世界に来てしまいます。そして、偉大なるアスランがナルニアを作る瞬間に立ち会います。
ところが実は子供たちは来るときに、災いの種をナルニアに持ち込んでしまうのです。
アスランは2人を災いを避けるために必要なりんごをとりにいかせます。
もともと「ナルニア」は聖書がベースになっているといわれている物語。まさしく聖書の天地創造がベースになり、深い深い物語を作っています。
ナルニアの1番最初の物語。ここから、すべてが始まっていくのです。
最終巻を読む前に、必ず読んで欲しい。これを読むの -
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ネタバレルーシーにかわって登場する女の子は、いじめられっ子で少し意地っ張りなジル。この子がまたかわいいんだなあ・・・・
ユースチスとジルはいじめっ子に追われているうちにナルニアへと導かれていきます。
そして、アスランの命により、2人は行方不明になったカスピアンの息子、リリアン王子を探しに行く旅にでかけます。旅の道連れは少し悲観主義な沼人、泥足にがえもん(このキャラクターがまた秀逸)です。
巨人たちの国を超えて、3人が行き着いたのは、狡猾な魔女が支配する地下の国。そこにいたのは銀のいすに腰掛け、呪いをかけられたリリアン王子の姿でした。そして彼らもまた魔女の誘惑に心を奪われてしまいますが、それを -
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ネタバレナルニア第3作。
今回冒険にでかけるのはカスピアン王子とぺペンシー兄弟の下の2人、エドマンドとルーシー、そして2人のいとこのユースチス。
かつて海を越えて出かけ、行方不明になったナルニアの7人の貴族たちを探すために、彼らは「朝びらき丸」(素敵な名前!)という名の船で航海に旅立つことに。
海と船の旅ってそれだけでわくわくします。
悪口好きでわがままなユースチスは、欲の深さから龍に姿を買えられてしまいます。孤独になったユースチスの助けの手を差し伸べたのはさんざんいじめてきたねずみのリーピチープでした。
7人の貴族を見つけた後、彼らがたどりついた場所とは?
そして、ちいさなねずみのリーピ