C.S.ルイスのレビュー一覧

  • ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

    Posted by ブクログ

    指輪物語かナルニア国物語の映画かは忘れていたが、確かにビーバー夫妻が出てきたことは見覚えがあった。ナルニア国物語=雪の国というイメージがあったのも、この物語の印象だろう。

    エドマンドが最終的にプラマイゼロに見えるように演出されているのが少々気に食わないものの、アスランに免じて本書を良い作品と評したい。

    0
    2024年12月03日
  • ナルニア国物語7 最後の戦い

    Posted by ブクログ

    他の作品と違って冒険のない物語で宗教色がかなり強い作品。
    要所要所で賛否分かれるとは思うけれど、読者がナルニアの友であればあるほど
    納得の行く作品ではないでしょうか?
    (正直ナルニア国物語の中では好きではない部類なのだが)

    ただ信じる者は幸福となる、疑うものは見えるものも見えなくなる、というのは
    正しいようで少し極端で怖い描写だなと思ったり。
    ナルニア国物語が聖書等を元にしているので、こういう方向性が正しいとは思うけども...。

    0
    2024年11月23日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    =====
    地方の古い屋敷にやってきた4人きょうだいが、ある日大きな衣装ダンスに入ると、雪の降り積もる別世界へとつづいていました。このナルニア国で、子どもたちのは正義のライオンとともに、悪い魔女の軍と戦います。
    =====

    宗教観が嫌味なく入っていて、最近の異世界モノとかのベースにもなっている気がします。たとえば、きょうだいの3番目の子が、魔女側へ裏切ってしまう。その責任をとって正義のライオンは、殺されてしまう。そして復活、、、というような、キリストを思わせる描写がたくさんあります。
    いい本でした。

    0
    2024年09月11日
  • 魔術師のおい ナルニア国ものがたり6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    “世界と世界のあいだの林”
    ポリーの言うとおり、本当にすてきなことば。
    “いのちのはりつめた静けさ”の幸福感。

    ディゴリーってカーク教授なのーーーー!!!!???って楽しいネタバレ要素!

    こんなことってあるんだ!
    それに序盤の章でサクッと伝えられている。
    ディゴリーは大きくなって、(中略)あの有名なカーク教授になるのです。って。まじかい


    例の街頭がナルニアにできる瞬間を見た
    だからあの街頭がロンドンに繋がるシンボルになっていたことにもつながる
    (魔女がロンドンの街頭からねじりとった鉄棒をライオンの眉間に投げつけそれが落ちた地面に鉄棒がめりこんで街頭ができた)

    そしてこの本の最後には銀のリンゴの木から材木を採った衣装ダンスになった、、と

    児童文学でこんな回収される感情たちに出会えると思わなくて素敵などきどきわくわく味わいました




    解説より参考になったことをひとつ記す
    “馬は理性はないけれども感情は豊かであるといわれる動物だ。イギリスの文学者は、これをよく知っていて、理屈ばかりで頭でっかちになりがちは人間の社会を批判するときに、よく馬という人間と親しい動物を引き合いに出してくる。”

    0
    2024年05月16日
  • ナルニア国物語6 銀の椅子

    Posted by ブクログ

    主人公はユースティスと級友ジルへ移り、航海王の息子リリアン王子との地底冒険。
    ペベンシー兄妹達とは違い、この二人は主人公補正を持たない、失敗も浅はかさもあるものの、成長しながら進む気持ちよさがある。

    0
    2024年04月18日
  • 新訳 ナルニア国物語1 ライオンと魔女と洋服だんす

    Posted by ブクログ

    6歳息子、そろそろファンタジーもイケるのでは……と思い、とりあえずナルニア。総ルビありがたい。

    黙読してもらおう、と目論んでいたのだけど、「読み聞かせてほしい」と言われた。6日ほどかけて読み終える(7日目は休まれた)。

    子供時代、父親から「ナルニアは面白いから読んで!お父さんは100回は読んだ!!」と言われて手に取ったものの、何が面白いのか真剣によく分からず(ゾロリのほうが面白かった)、1回読んでポイッとしていたナルニア。

    今回読んでも、親的には「ストーリーの作りが雑」という思いが去来した(アスランの「古の魔法よりさらに古い魔法」の箇所でズコーしてしまった)。

    が、息子は大興奮。読み終わって「ナルニアってシリーズなの知ってた?」と聞いたら「2巻早く買って!!!!」と言われてしまう。

    でも考えてみると、ナルニアにはファンタジーの「ファンタジーらしさ」が全部詰め込まれているのかも。スターウォーズ観て「スターオペラあるあるしかないじゃん、つまんね〜」って思っちゃうのと同じかな。

    そういえば絵本にはあんまり、ファンタジーらしいファンタジーってないのかも。そもそも絵本はジャガイモでもクマでも基本的にめちゃくちゃ喋ることが前提になっている世界観を共有しているからな。

    白の魔女めちゃくちゃこえ〜! アスランつえ〜! 俺の部屋のクローゼットもナルニアにつながってたらいいのに〜! とニコニコする息子を見ながら、この人はめちゃくちゃピュアなんだなあと思った。このピュアさ、絶やしてはいけない……

    0
    2024年02月29日
  • 銀のいす ナルニア国ものがたり4

    Posted by ブクログ

    何でか前半、物語に入り込めず。ジルのキャラクターに馴染むのに時間がかかったのだろうか、ペベンシーきょうだいの頃の感覚が抜けきれなかったのかも知れない。だとしたら大人の悪い癖。後半は例の如く、先が気になって一気に読み進めた。ラストはどうなんだろう?大団円という意味では小気味良い。というより、アスランは別世界の存在のようで、何処にでも在る存在だということの証なのだろう。今回はあとがきが圧巻(ただし若干のネタバレあり)。

    0
    2024年02月28日
  • ナルニア国物語3 馬と少年

    Posted by ブクログ

    シリーズで唯一のナルニアと現代世界が交差しない、ピーター王統治時代のお話。
    旅する少年少女の王道大冒険談で、退屈せず話が進む。
    善悪宗教民族差をはっきりと描いていて、大人の今読む方がおもしろく感じた。

    0
    2023年12月14日
  • 朝びらき丸 東の海へ ナルニア国ものがたり3

    Posted by ブクログ

    本巻は旅の物語。予想できるようで、想像を超える冒険にワクワクが尽きない。本巻登場のユースチスは、どこか初期のエドマンドを思わせる…と思ったら、きっちりそうした会話もなされていた。アスランの存在が、今まで以上に指針的というか、普遍的な存在として描かれる。やはりキリスト教文化圏の作品なんだな〜と改めて…

    0
    2023年11月30日
  • ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

    Posted by ブクログ

    最も有名なライオンと魔女と四人の兄弟姉妹のお話。
    映画もよかったけど、やっぱり原作の世界観と情景はすばらしい。
    エド奪還やアスラン復活の展開は魅せられるし、何度目を閉じ回想することか。

    0
    2023年11月12日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

    Posted by ブクログ

    episode0的な、ナルニア国の創世記。
    カーク教授が少年の頃、アスラン、白い魔女のお話。
    創世記なので、後半は聖書ぽく善と悪を諭してるけど
    やっぱりファンタジーはとてもワクワクして面白い。大好き

    0
    2023年10月31日
  • ナルニア国物語5 ドーン・トレッダー号の航海

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この世の果てへ、冒険の旅。

    ナルニアでも冒険はロマンにあふれている。カスピアンがまだ見ぬ東へと船を進めているところに合流したエドマンドとルーシー、それにユースティス。未踏の海域で行方不明になった7人の忠臣を探す旅だが、様々な島の様子とそこでのカスピアンたちの行動が面白くてページをめくる手が止まらない。とうとう辿り着いたこの世の果ての様子も、地球が丸くなかったらこのような場所があるのかなと思えるような神秘に満ちている。

    嫌味ばかりで自分勝手なユースティス。解説者は自分がスーザンに近いと言っていたが、私自身はユースティスかもしれない。本で読んだ知識をひけらかして不満ばかり言う、力もなく勇気もなく、自分の欲に負ける。物語は読むけど。そんな読者は割といると思う。ドラゴンになって初めて自分の醜さを知り、誰かのためになりたいと願う。そしてアスランにすべてを剥がされて人の姿に戻る。でもここでユースティスがまったくのいい子になったのではなく、いい子でいようと努力しようとする子になっただけで、時には嫌味な子に戻ってしまったと書かれているのが救い。アスランと会っても、すぐ変われるわけではない。しかしユースティスは皆に受け入れられて冒険を続けていく。そのことにほっとするのは私だけではないだろう。

    皆が気弱になると啖呵を切る気高きリーピチープがとてもカッコいい。ラストの消えていくところまで一貫してカッコよかった。彼が楽俊(十二国記)のモデルになっていることがよくわかった。

    0
    2023年10月18日
  • ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    その国は衣装だんすの奥にある。

    4人きょうだいの末っ子ルーシーは、ある日衣装だんすの奥から不思議な国に迷い込む。そこは危機に瀕したナルニア国。女王を名乗る魔女は自分の支配を絶対とするために人間の子どもを殺そうと探していた。ナルニア国に入ったきょうだいは、ビーバー夫妻とともにナルニアを救うため、アスランに会いに行こうとするが、下の兄のエドマンドは女王に惑わされて1人裏切って魔女の元へ——。

    これがあのナルニアか。衣装だんす、街灯、そしてターキッシュ・デライト。ずっと前から知っていて憧れていた国に初めて降り立ったような感覚。

    アスランの死と復活がキリストを表しているという話もわかる。誘惑に負けて一度はきょうだいを裏切るエドマンドが決戦では自分の身を危険にさらして魔女と戦うのにもキリスト教的な意味を読み取ることができそうだ。しかし散りばめられた神話的な登場人物たちやいにしえの魔法などわくわくする要素もふんだんにある。けして説教くさいだけのお話ではないから、読み継がれてきたのである。

    エドマンドの性格が歪んでいたのはひどい学校のせいらしいが、著者のネガティブな学校の思い出が反映されているのかと年表を見ながら思った。

    0
    2023年09月30日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

    Posted by ブクログ

    眼の前に美しい情景が。

    ひとときナルニア国を
    旅してきました。

    ─森のなか、霧は白色
    から金色へと。やがて
    晴れ上がり、眩い日の
    矢が燦々と森の地肌に
    漏れ注ぎ・・・

    ─道行きでは、暖かい
    陽だまりをぬけ涼しい
    雑木林をとおり花々の
    むせぶような甘い香り
    を嗅ぎ・・・

    ─山上に立ち、夕暮れ
    の光に染まり輝く森や
    銀色の川が蛇行する様
    を見下ろし・・・

    ─浜辺では、カモメが
    叫ぶなか、足の裏に砂
    をふみ、なぎさの波と
    たわむれ・・・

    目を閉じて情景を描き
    ながら、

    ベッドと読書灯だけで
    どこへでもどこまでも。

    私の旅に必要なものは
    大きなカバンではなく
    一冊の本です。

    0
    2024年05月13日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

    Posted by ブクログ

    小さい時、眠る前に親に読んでもらっていた本。
    読み直したら、すごくドキドキしました。ハッピーエンドなのは覚えてるけど、それでも不安が消えないほど。ルーシーが可愛かった。残酷な魔女にエドマンドが操られているのは見るに耐えない。面白かったです!

    0
    2023年08月18日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

    Posted by ブクログ

    魔女側につく者の基準やアスランの存在などの腑に落ちなさは、ちょっと無視できない。あと唐突なサンタクロース。
    ファンタジーとしては良質。

    0
    2023年07月03日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

    Posted by ブクログ

    4兄弟が異世界へ迷い込む冒険物語。確かに『ホビット・指輪』と並び称される意味がわかった。ストーリー自体は子どもたちを軸に進むが、風景やナルニアの人々(動物たち含む)がとても印象的。大変面白かったのだが、「この世の人間が異世界へ」パターンが元来苦手なので、乗り切れなかったのが残念。王道ファンタジーの入り口には、まさに最適の作品だと思う。

    0
    2023年03月17日
  • さいごの戦い ナルニア国ものがたり7

    Posted by ブクログ

    しまった、最後は宗教っぽい展開だったか。
    カロールメンは十字軍のオスマントルコで、完全に悪だけど、改宗すれば受け入れると。ここは懐が深というつもりで書いてるわけだけど、この多様性の尊ばれる現代にはなかなか。
    タシの神様の表現なんかけっこうキツくて、挿絵も悪意にみなぎっている。にも関わらずアスランが来た瞬間に消え失せるという、この圧倒的力の差ときたら。
    ともかく宗教戦争にありがちな勧善懲悪なので、相手に対して容赦ない。普通に殺すし、仲間だった小人も裏切れば「愚かなチビどもめ」と容赦ない。
    これを子供に読み聞かすんだから、さすがグレートブリテンやで。

    0
    2022年09月10日
  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

    Posted by ブクログ

    遅まきながら読んでみた。子供の頃出会いたかったな。でもこの話の奥にあるキリスト教精神などは、大人になってからのほうが深く読み取れるのかもしれない

    0
    2022年09月06日
  • 魔術師のおい ナルニア国ものがたり6

    Posted by ブクログ

    なんだかいかにも怪しげな鐘があるから叩いてみたら、古代の大悪魔が復活するわけである。その悪魔がその後も何年にもわたって住民を苦しめるというんだからね、好奇心は猫を殺すという、子ども向けとしてはなかなかにシビアなメッセージじゃないか。まぁそれでもやってしまうのが子どもというものだよね。
    というわけでナルニア・ゼロというか、スピンオフ感あるけど、まぁちょっと説明臭いかな。

    0
    2022年09月02日