外山滋比古のレビュー一覧

  • 親は子に何を教えるべきか

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     子供の教育は学校では遅すぎる。保育園、幼稚園でも遅すぎる。

     p.196 人間形成のための基本を学ぶのは、早ければ早いほど効果がある。

     では、いつからだれが子供の教育を行うのか?

     p.197 母親は母乳だけではなく、心のかて、"母乳語"を与え、"離乳語"を教えてこそ人間の子育てである…

     とまあ、そんなようなことが、繰り返し述べられています。

     話としては分かるのですが、今の時代では、なかなか受け入れられそうにありません。

     私も大事だと思うんですがね(^^;

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    2014年03月30日
  • 空気の教育

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    著者のエッセイにはいつもちがう視点があり感嘆してしまいます。

    「教育のことを薫陶という」

    なるほどそれが「空気」につながるわけだ。

    知的好奇心が満たされますね。

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    2016年05月21日
  • ライフワークの思想

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    外山滋比古、知的生活について再考すると、知と体との手を握らせることである。よく、落ちついてじっくり勉強したいという述懐を耳にする。人生を芸術にする−これぞ最高の知的生活である。

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    2012年02月25日
  • 子育ては言葉の教育から 幼児教育で忘れてはならない39章

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    今日の心ある教育論の嚆矢とも言える著者のまっとうな幼児教育論。「よそ行きのことばを教える」はなるほどと思う。言葉にはあらゆる文化的けじめが結実されている。「ですマス」は今やタラちゃんだけ。

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    2012年02月16日
  • 親は子に何を教えるべきか

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    「親は子に何を教えるべきか」3

    著者 外山滋比古
    出版 PHP文庫

    p92より引用
    “せっかく出るのにやろうとしないのは動物以下だと
    言わなくてはならない。自然にさからった恥ずべきことだ。”

    英文学者である著者による、
    子どもを育てるコツをまとめた一冊。
    教育の問題点から幼児の言語とテレビの関係まで、
    言葉の大切さを中心に書かれています。

    上記の引用は、
    母乳での子育てに関する一文。
    親の免疫力を分け与えたり、
    親との触れ合いの時間が増えるなど、
    母乳での育児には大変メリットが多いようです。
    しかし、
    出産後のスタイルの復元のために、
    早い段階で断乳するという方もいるらしいですが、
    いかがなものかと思います。
    もちろん母乳が出ない方や、
    理由があって子どもに与えられないのなら、
    母乳育児を断念せざるを得ないのでしょうけれど。
    母親のスタイルがよくて美しい方が子どもにとっても幸せである、
    なんていう意見もあるのでしょうけれども、
    どうもいまいち信用できない感じです。
    何を一番に考えるかはその人の自由かもしれませんが、
    子どもへの接し方は、
    自分の将来に跳ね返ってくると思います。
    難しい話です。

    ーーーーー

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    2012年07月12日
  • 空気の教育

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    長い時間をかけて少しずつ形式をくりかえすことで、その人のもつ空気ができあがる。学校には校風が、家庭には家風が、それらがゆっくりとこどもを教育する。

    主に家庭における教育という視点で、かつての日本にはあったが今では失われつつある文化。教育を紹介している。

    元は1980年代に出版された本なので、ここでいう「今」は既に数十年前のことを指すということ、相変わらず他の本でも見た内容が書かれているということはあるが、日本語を正しく使うことが大切だということが勉強になる。

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    2011年06月26日
  • 新編 ことばの作法 心を伝える“ひと言”の知恵

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    ネタバレ

    手紙は受け取る側の時間を強制的に拘束しないから、
    もらう側は気持ちがいいし、気負いしない。

    しつけは繰り返すことが大事で、繰り返すことで感覚を磨く。
    絶対語感を養うためには、生活の中での繰り返しによる。
    「美しいフランス語は持たせてあります」
    母親のきれいな一言。
    私は実家を離れて、美しい日本語を失いつつあります、、、
    取り戻さねば!!

    同じ単語を並べなければ読みやすい文章になる、と
    書かれていたのに、実践できてない未熟者です(´Д` )

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    2011年12月19日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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    思考の整理学の著者が書いていたので手に取った。「文章を書く」ことについて外山先生がこれまで心がけてきたことを書いている。シンプルに締まった文章、味わい深い文章、とは。時に日本語の特徴を踏まえながら、また新聞の投書や手紙を例に出しながら綴っている。
    文を書くことを楽しんでいる方なのだなぁという雰囲気が伝わってくる。この投書はこうすると良いよね、面白いよねと語りかける感じ。

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    2011年06月12日
  • 空気の教育

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    空気の教育・・・いままで多くの子どもに接してきて、年を重ねるごとに 少しずつ、そのことに気付き始めた私である。
    本文の中に・・
    学校は先生と授業で教育するが、それだけではない。
    見えない空気が、教室におとらぬ教育をする。 とある。
    まさしくその通り!!
    それは、学校だけではない。もちろん、家庭・会社でも言えること。このことを。心に留めておきたい。

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    2012年09月16日
  • 子育ては言葉の教育から 幼児教育で忘れてはならない39章

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    子育てを軽く考え自分が外で仕事をしたがる女性を嗜める文章が目についた。あまりよく思えなかった。嗜められるべきお母さんは世の中にごく僅かなんじゃないか。仕事してるお母さんはしたくてしてても、子育てを軽く考えてはないわけで。TVを見せない方がいいというのも、見せてるお母さんは見せない方がいいことを知らないだけだろうから。
    この本のいいたいことは、子育てをするなら子供に影響する様々な知識を持ち合わせてなさいということか。

    綺麗な言葉で話すこと、おとぎ話を聞かせることの有用性など面白い話が沢山のってる。

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    2011年05月28日
  • ライフワークの思想

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    知的生産のヒントになる本。

    ・日常生活の改造なくして知的生活はあり得ない。一日一日の生きかたにすべての文化の根源がある。
    ・子供にとって、遊ぶのに劣らず、こわすことが大きな創造的意義をもっている。
    ・その分解のプロセスが子供にとって、きわめて鋭い喜びを与えるだろう。
    ・「わかる」は「わける」「わかつ」ことによって、複雑な全体をときほぐして理解することを言葉の上でもあらわしている。
    ・いまの学校教育は、(中略)切れ切れの知識がいたずらに集積している“もの知り”でしかないものを育てることが多い。
    ・発見の方法→比喩(アナロジー)
    ・目のまわるような忙しい生活の中で、何かのはずみに見出されるしばしの間の仕事からの解放、それがヒマである。
    ・陸つづきの外国をもっていない地理条件は、国民の純粋、潔癖、孤立などの特性を助長するが、何よりの特色は外国、ならびに外国人に対する過敏さであろう。
    ・島国には鎖国への傾斜がある。
    ・われわれにとってのドラマは、義理と人情の板ばさみになって苦悩する人間の心の哀歌であり、賛歌である。
    ・われわれは似たよったりということを好まない。すこしでもほかの人たちと違ったことがしたい。賢くなりたい、美しくありたい、ひとより多くの収入がほしいと思う。これがまさしく“常民”である証拠だ。常民は大体においてどんぐりの背比べである。似たりよったりである。だからこそ、すこしでも違うところを見せたがる。逆にそれだけ一般的価値観につよく支配されていることになるのだ。団地に住んでいる人たちがきわめて均質的な生活環境に暮らしているから、何とか個性化しようとして、変わったことをする人が現れると、またたくまに模倣者が続出して、流行をつくる。“常民”の原型的存在は団地住民であるかもしれない。
    ・山本五十六元師のことば
     ヤッテミセテ
     イッテキカセテ
     サセテミテ
     ホメテヤラネバヒトハウゴカジ

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    2011年05月15日
  • ライフワークの思想

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    「思考の整理学」の外山滋比古氏が同著以前の
    1978年に記述した本。

    タイトルの「ライフワークの思想」の他、
    複数のテーマについて著者なりの理論が展開されている。

    内容は「思考の整理学」の同様にやや難解。
    複数回読み込まないと理解しにく上、
    30年以上前という初稿の古さから納得感に欠ける点も多い。

    しかし、
    ライフワークは新たなるスタートではなくフィナーレに向かうもの。
    忘却は恐れる必要がない。
    等、考え方としては一般的でないものもあり、
    新しい気づきも多かった。

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    2011年04月15日
  • 朝採りの思考 -シンプルな目を育てる

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    頭のよいものほどよく笑う/耳の記憶をよくすれば頭は確実によくなる/足の散歩、手の散歩、頭の散歩。この三位一体で人生は健康に、愉快に、そして多忙になる/人の死は、あとに残る親しきものに、生きる力を与えるものではないかと考える

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    2015年12月20日
  • 知的創造のヒント

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    ■シンク
    ①本を読み続けるコツは、谷のところで読みささないで、山のところ、あるいは、山へさしかかるところで、休止することである。
    ②頭にたまっていることをきれいにするには、やはり歩くこと。
    ③アメリカのテキスト「エクスプロレイションズ」

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    2011年01月05日
  • 人生を愉しむ知的時間術 “いそがば回れ”の生き方論

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    多角的なものの見方をする方なので読んでいてとてもおもしろいです。タイトルの印象と内容があっていないのでは。ハウツー本をイメージするとガッカリするかも。

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    2011年01月05日
  • 新編 ことばの作法 心を伝える“ひと言”の知恵

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    前に著者の別の本を読んだけど、内容がちらほら被ってる。加えてちょっと感情的というか、理論より気持ちを優先して書いているのでいまいちピンと来なかった。
    ただ、「美しいフランス語をもたせました」の下りははじめて知った。その言葉が美しい。

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    2011年01月05日
  • 知的創造のヒント

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    さほど新しさはないものの,古さも感じさせない.
    講談社版の初版が1977年だという.『思考の整理学 (ちくま文庫)/〃』と内容が多く被っているが,生活寄りの内容という感じ.
    私生活改善のための思考の指針としてよいと思う.


    正直『思考の整理学』と被る内容が多くて,怠い読書になってしまったけど,散歩の際に思考の中で本書のいう生活の知恵を多少実践してみたことで,本書の価値が多少見えたように思う.
    それに加えて,途中で読み止めなかった理由となった『本を読む本 (講談社学術文庫)/M.J.アドラ-,C.V.ド-レン』の一部実践は,まあ不可能ではないと結論が出た.

    ひとつ気になったのは,著者の日本語や日本人に対する批判.的を外してるなあと感じた.この原因にのみ古さを感じた.原因が古さであるかはわからない.


    「10章 メモ」からは実践的な話でおもしろかった.「手帳のメモ」,「研究ノート(メタ・ノート)」に対する「メタ・メタ・ノート」の実践話などは,人によってはなかなか聞けない話で興味深いものだろうと思う.

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    2010年10月27日
  • あたまの目――人生の見かた

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    マスコミはのぞきの専門職。
    記憶はすぐに変容してしまう。
    清潔すぎるのはよくなく、毒をもって毒を制すことも大切。
    イメージを壊さないため作家は読者に顔を見せてはならない。
    愛することは幸せだが愛されるのは幸せではないかもしれない。
    地図と実地を結びつける想像力をきたえるべき。等々。
    「あたまの目」で見たいろいろ。

    同じことが何度か言われているのは
    それだけそのことを伝えたいからなのだろう。
    前はまたさっきと同じか、と思って気にかけていなかったけれど
    最近は大切なことを繰り返し言ってくれることは
    すごく親切なことなのだと思うようになった。

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    2010年10月24日
  • 「マイナス」のプラス ――反常識の人生論

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    気が楽になる本。
    敵(ライバル)を作ると自分が成長できる。敵を作れ。
    傷物のリンゴの方が甘い。
    苦労は身を助ける。
    挫折で一生懸命勉強し、大成する。
    返事はなるべく早くせよ。相手の心証も良い。
    人をほめよ。陰でほめれば回り回って相手に伝わる。
    いつでも止めるという覚悟があれば楽しくやれる。
    予定を立てよ。
    やっかいなことからやれ。

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    2010年06月27日
  • 「マイナス」のプラス ――反常識の人生論

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    人の一生の中で、「成長・成功」ってなんだろうと考えさせられる。
    生活の糧の得るためには当然働かなくてはならない。
    つまり、社会・人に認められる、必要とされなくてはならないのだ。

    その点、本書では「前列人間と後列人間」の項で「好ましい黒子」の大切さを説いたり、「失敗とはなにか」の章でコンプレックスや傷を乗り越えてこそ、社会的な成長・成功があると説く。

    また、最終章の「考える人間」では、知識社会の下で「自分で考える力」の重要性を説いている。

    本当にオリジナルの自分の考え・意見なんて持っていなくても生きてはいけるだろう。しかし、自律・自立が常に叫ばれる昨今にはやはり本書の言う「自分で考える力」は道を拓くために必要となってくるのではないか。そう思った。

    追記:外山滋比古の日本語は本当に綺麗なものだ。さすが学者さんだ

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    2010年06月22日