仲野徹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
微生物病の研究を経た大阪大病理学の教授が著者。
前作同様、豆知識だったり有益な無駄話がふんだんに盛り込まれてて飽きない文章の構成になってる。
こういう本を読んでると、幼き頃に夢描いてた医学の道を歩まなかったことの後悔がでなくもない。こういう先生に出逢いたかったものだ。
著者も幾度となく言ってるが、本書のタイトルに対する明確な答えを提示していない。
その理由としては、経歴にも書いた通り本書は微生物、病理、人の身体のつくりを研究してた方が書いているので、その対処法もそこの分野(原理的なこと)に関連した内容になってるから。
個人的には3章と4章が面白かった。
3章がゲノム、将来どのようなことが医 -
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Posted by ブクログ
いわゆる科学を一般向けに書いたような本。
生理学を学んでいたので、内容に驚きは少なかった。
けれど、生理学の基礎知識があまりない人には是非読んでほしい一冊。
なぜなら、分かりやすく面白い上に、考えさせられる部分があったからだ。
ゲノムのこと、癌のこと、風邪のことなど身近だけど知らない故にあまり考えないテーマが多いのではないだろうか?
どんどんと進歩が進む医療分野のことは知っておいて損はないと思う。
例えば、自分の遺伝子解析をしたいか?
結果を知っても対処はできないかもしれないけどそれでも良いか?
出生前診断すべきか?
などと言った問いだ。
日本の研究分野はどうなるのかなとも思った1冊。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレこれからを生きていく人へ贈るメッセージ。
日本の現状に危機感を抱いた内田樹が,中高生へとメッセージを送るために様々な人へ文章を書いてくれるよう依頼をした。統一感はあるような,ないような。しかし,皆,日本の現状に(というか,現政権に)危機感を覚えている人たちである。出版されたのは2016年7月なので,書かれたのはその少し前とすると,その後,イギリスEU離脱が国民投票で決まり,トランプ大統領が誕生し,また日本は重要法案を急いで通そうとしている。危機は加速しているのでは。
戦後の,戦後すぐの平和主義がそろそろ機能しなくなっている,そう感じる。軍隊を持たない,平和を守る国でありたい,でも,他国に攻 -
Posted by ブクログ
目もくらむようなスーパー秀才エリートだった人たちが、声をそろえてもはや反対することができない空気があったと言っている。ドイツ語で日記を書けるような、言葉を自由自在にあやつることができるエリートたちが、一億人の運命を左右するような決めごとを、最後には言葉でなく空気を読んで身を委ねたと語っている。
福島の原発事故直後の危機を回避するための政府首脳の重大会議、40年以上も続いた政府の憲法解釈を内閣の形式的合議だけで大きく変えてしまった経緯、いずれも議事録が残っていない。それが僕たちの国の致命的な欠陥だ。これはもう病気と呼んでもさしつかえないと思う。かつて有名な政治学者はこれを壮大なる無責任体制と呼