早坂隆のレビュー一覧
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ニュースを見ていて「今この国でこんな事が起きている」という部分は分かっても、「何故そういう事が起こったのか」というのは調べてみないと分からないのと同じで、この本に書かれているジョークそのものは理解出来ても、何故そのジョークが生まれたかというのは、やはりその国の情勢を知らないと分からないですね。
同じようなジョークが登場人物の名を変えて、色んな国にあるのが面白い。以前米原万里氏の著作で登場したジョークも幾つかありました。
人間の考える事やる事というのは、国や言葉や宗教が違っても、余り大差ないのですね。その事が面白くもありますが、少し哀しいような気もします。 -
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面白かったです。
ここのところずっと、ジョーク集でも、戦時中のや紛争地のを読んでいたので、今回は久しぶりに気の抜けた感じで楽しめました。
そして今回また疑問が。
ユダヤ人が色々なところで悪く言われているのは知っているのですが、実はその根本の部分を知らないのですね。
それからポーランド人がお馬鹿さんキャラとして登場するんですが、一体これは何でなんだろう。
このジョーク集を読む限り、日本人は世界でそれ程悪いイメージはないみたいです。
これからどんどんそのイメージが悪くなっていかないような行動をしないといけないですね。
日本人である事を恥ずかしく思ってしまっているような人、この本を読むと少し気が楽になるかも知れませんよ。 -
Posted by ブクログ
チャウシェスクによる独裁政権時代
誰もが貧しい暮らしを強いられる中
「国力とは人口なり」
と唄われ
中絶や避妊が非合法とされた。
時代に生まれた子ども達
は「チャウシェスクの子」と呼ばれ多くは貧しさから親に手放され孤児院へ行くことを余儀なくされたり
ストリートチルドレンとしての生きていくことになった。
彼らが生活する劣悪な環境ではあどけなさが残る子どもであっても
生きるために犯罪に手を染め、シンナーに手を出してしまう悲しい現実がありました。
この本は彼らの生活をうまく切り出しさらにルーマニアの社会情勢を重ね合わせ生々しく現実を描いたルポルタージュだと思います。 -
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日本人が、世界からどのように見られているかのジョークを集めた続編。今作は、前作のような日本人のステレオタイプに対するジョークではなく、どちらかというと時事ネタ(しかもかなり新しい)が多数。なので、笑いの度合いも前作に比べて弱め、というか、軽めのように感じます。
例えて(?)言えば、前作は思わず笑ってしまいそうなネタが多数あったので、電車の中で読むのは少々気が惹けたのですが、今作は口元に笑みを浮かべる程度のものですので、読書の場所を選ばないかもしれません。
今作を読んで思ったことは、ジョークのネタ云々より、著者の考えや思考といったものが、非常にニュートラルである、ということ。やはり、世界中を旅して、世界中に知人がいて、日頃から世界とリアルタイムでコミュニケーションを取っているからこそ、一つの視点に囚われず、広い視野を持つことが出来るのかもしれません。実際のところ、そういうところに感銘を受けたのは事実です。
前作同様に、今作も日本に、そして日本人に対するジョークのネタは、どちらかと言えばポジティブ。仕事や技術に対する熱心で、そのアウトプットが非常に精緻なところとか、世界中が経済危機に瀕していても、日本はそれほどダメージを受けておらず、どちらかというとタフなところとか。
しかし、政治ネタに関してはネガティブなところが多いこと多いこと。まぁ、先進国の首脳陣を余すことなく言えるかといったらそうでもないところは、世界各国共通かもしれません。しかし、ここ数年でころころ首相が変わり、その度に関係構築を行わなければならない日本の事情を見てしまうと、他の国からすれば「日本の政治は何なんだ」と思われても致し方ないことでしょう。
全ての面でポジティブなネタが出るとは言わないまでも、せめて日本の顔というべき政治くらい、世界の主導を取れるようになってほしいものです。 -
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『続・世界の日本人ジョーク集』(早坂隆、2009年、中公新書ラクレ)
本書は前作『世界の日本人ジョーク集』(2006年)の続編です。2006年から2009年にかけて、金融危機や日本の相次ぐ首相交代などが起こりましたが、本書はそれらを踏まえた内容となっています。前作と同じく本書でも、それぞれのトピック(後述)に関する日本に関するジョークと早坂氏の分析・解説とで構成されています。日本は世界からどのように思われているのかということを、日本の技術力、日本的経営、グローバライゼーション、世界史、スポーツ・食、日本人の国民性の観点から解説しています。
特に欧米の外国人と会話をするときは、ジョークなどのユーモアを交えた会話をしたいものです。本書はネタ作りとして、日本を知るための書として、また笑って楽しむための書として、本書を読んでみてはいかがでしょうか。
(2009年3月16日)
(2010年2月2日) -
Posted by ブクログ
世界の日本人ジョーク集 ・ 世界反米ジョーク集 と読んでおもしろかったので,読みました。この本ももちろんおもしろかったです。
おもしろいだけではなく,紛争地について勉強にもなります。
紛争地でもこのようなジョークで笑っているのですね。
声を出して笑ったもののなかからいくつかピックアップします。 もっとほかにも笑えるのがたくさんありますよ。
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イラク
[誘拐事件]
ある時、サダム・フセイン大統領が何者かによって誘拐された。
数日後、犯人グループから大統領宮殿に脅迫電話がかかった。
「いますぐに百万ドル用意しろ。さもなければ大統領を生かして帰すぞ」
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シリア
(鶏の運命)
ホムシーは鶏をニ羽飼っていたが、ある時そのうちのー羽が病気になってしまった。
彼はー羽を捌いてスープにし、病気の鶏に飲ませた。
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ロシア
(罪状)
酔っぱらいが酒場でこう叫んだ。
「スターリンの大馬鹿野郎め!」
すぐさまやってきたKGBの手によって酔っぱらいは取り押さえられた。
酔っぱらい「ちくしょう!何だよ俺が何をしたって言うんだ!」
KGB「機密漏洩罪」
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ハンガリー
(ハンガリー人とロシア人の会話)
ハンガリー人「今度、我が国に海軍省ができるんだ」
ロシア人「何だって? でもハンガリーには海がないじゃないか」
ハンガリー人「でも君の国に文化省があるんだぜ」
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クロアチア
(埋葬)
ある時、ザグレプ郊外にミロシェヴィッチの死体が転がっていた。それをニ人のクロアチア人が見つけた。
「大変だ。埋葬しなくては」
「いや、待て。俺たちが殺したと思われたら、ややこしいことになるぜ」
二人は結局、死体をそのまま放っておいた。
次にニ人のムスリムが死体を見つけた。
「大変だ。埋葬しなくては」
「いや、待て。俺たちが殺したと思われたら、ややこしいことになるぜ」
二人は結局、死体をそのまま放っておいた。
次にニ人のユダヤ人が死体を見つけた。
「大変だ。埋葬しなくては」
「そうだな。とりあえず、街の人たちに知らせよう」
ユダヤ人の通報によりたくさんの人が集まってきた。ユダヤ人は言った。
「それでは私たちが責任を持って埋葬しますから」
するとー人の街の人が言った。
「冗談じゃない。それだけはやめてくれ。君たちには絶対に任せられない」
ユダヤ人は不思議に思って聞いた。
「どうしてですか? 馬鹿にしないでください。しっかり埋葬しますよ」
男は首を横に振りながら言った。
「困るんだよ。だって君たちユダヤ人がかつて埋葬した人物は、後に復活したじゃないか!」
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『世界の紛争地ジョーク集』に続き、同じ著者による日本人を対象にしたジョーク集を20年ぶりに再読。
第1章「ハイテク国家像」第2章「お金持ちの国」第3章「勤勉な人々」第4章「日本人的アイデンティティー」第5章「神秘の国ニッポン」第6章「歴史・政治・外交」第7章「世界で活躍する日本人アスリートたち」第8章「新たなるニッポン像」からなり、2006年の刊行本ゆえ、日本人感も些か古い気もするが。
何れも「紛争地・・・」に比べて、各国人を比較するので長いジョークだが、いくつか短いのを。
「レストランにて、ドイツ人と日本人とイタリア人が一緒に食事に行った。食後、3人はそれぞれこう考えていた。ドイツ人は、割り勘にするといくらか考えていた。日本人は、3人分払うといくらか考えていた。イタリア人は、おごってくれた人になんと礼を言うか考えていた。」
「至難の業 国際会議において有能な議長とはどういう者か。それはインド人を黙らせ、日本人を喋らせる者である」
「日本人の嘘 日本人というのは嘘つきである。不況だというのに世界は日本人旅行者だらけではないか。忍者はもう存在しないと言うのに、シアトルにはいたではないか。(もちろんフェンスに登って好捕したイチローのこと笑)」 -
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本書のサブタイトルは、「笑って学ぶお金とのつきあい方」。
サブタイトルもジョークの一種かと思ったが、どうやら冗談ではなく本気のようだ。「はじめに」には、次のように書いてあった。
「ジョークや小噺を通じてお金のことを楽しく学ぶ」というのが本書の狙いである(後略)。(p6)
ジョークは、ただ楽しめればいい。学ぼうという意識は邪魔だ。
学ぶ意欲があれば、どんなことからも学べるが、ジョークから学ぶのは効率が悪すぎる。学ぶという目的意識があるばかりに、所々に著者の説明が差し込まれている。出来るだけ多くのジョークを次々に紹介する形式の方が私は好きだ。
著者の意図とは裏腹に、金融リテラシーを上げることはできないが、少なくとも暇つぶしにはなる。
お金のジョークは、笑えるという類のものではなく、ウィットに富むものが多い。
私がうまいと感じたジョークをひとつだけ紹介して終わりにしよう。
●被害額
銀行強盗に成功した犯罪グループが、秘密のアジトまでたどり着いた。一人が言った。
「よし、早速いくらあるのか数えてみよう」
するとリーダーの男が言った。
「いや、そんな必要はない。疲れたから今夜はもう休もう」
「しかし……」
リーダーはニヤリと笑ってから言った。
「大丈夫。明日の朝のニュースを見れば金額はわかるさ」
(p194) -
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22年ぶりの再読。
世界の紛争地を取材して歩いた著者による、紛争地のジョーク集。
あまりに凄惨な光景を見た著者だからこそ「笑っている場合ではない」ではなく、「そういう場合こそ笑いが必要」と考える。
笑いを凌駕する悲劇が溢れているが、それでも「笑いは世界を救う」と、著者は思う。
彼が集めたジョークは、中近東、パレスチナ、イスラエル、トルコ、シリア、アフガニスタン、イラン、さらには旧ソ連、東欧、アジアと広がり、国を持たない人たち(ジプシー、クルド人)までに及んでいる。
その中から、いくつかの短いジョークを。
●レバノン
<なまけもの>アラブ人がパソコンを買いに行った。
店員が言う『この最新式のパソコンを使えば、あなたの仕事は半分になりますよ』
それを聞いたアラブ人が言った『そのパソコンをふたつください』
●アルメニア
問い『共産主義とは何か?』
答え『マルクスとレーニンの著作を読んだ者のこと』
問い『それでは反共産主義とは?』
答え『その著作を理解した人のこと』
●チェコ
<証言の食い違い>中年の看護師『あの202号室の患者さんペニスにアダムって入れ墨してるのよ』
若い看護師『あらそう?私が見た時はアムステルダムって書いてあったけど』
●クルド人
<ダイエット>医者が太った患者に言った『あなたはこれからきっちりとダイエットしていただきます。まず一つのパンを三つに切り分け、それを朝に一つ、昼に一つ、夜に一つづつ食べなさい』
それを聞いた患者はこう答えた『それは食前に食べればいいのですか?それとも食後?』