早坂隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もし彼があの時に暗殺されなければ、陸軍の暴走に歯止めをかけられた人物の筆頭だったはず、という仮説を検証した内容です。
白昼陸軍施設内での斬殺事件を受け、永井荷風の日記には、「政党の腐敗、軍人の過激思想、国民の自覚無き事という三事が日本現代の禍根なり」と記した。
日本が全国力を上げて、対外交渉をしなければならない時点においてさえ、陸海軍間での覇権争い、統制派と皇道派といった思想の対立を内部に抱えていた点で、日本の敗戦は決まっていたのでしょう。さらに、私腹を肥やす政治家の存在や、マスコミに踊らされ「戦争」を煽る国民など、本当に日本の未来を真剣に考えて行動する人材がこの国にいなかったのは不幸でした。 -
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Posted by ブクログ
日本という狭い枠組みの中で生きている私たちは、日本という国を客観視をしたことがなかったはずだ。でも、この本を読むことで日本という国が外国に対してどういう印象を与えているのかがよく分かる。それは、良いところのものもあれば悪いところのものもある。良いところのものに関してはこれからも誇りに思っていくべきだし、悪い所に関してはこれからは改善していくことに務めるといいと思う。例えば、日本人は集団行動をしがちと言う点である。
日本人は、常に周りからの目を気にしては個性というものが淘汰されがちである。このままでは、アイデンティティが失われ自分というものがなくなってしまうだろう。なので、これからはアメリカ人の -
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Posted by ブクログ
■動機
少しでも話にジョークを織り交ぜられる、会話の面白い人になりたいという下心を抱えて読んだものの、にわかには身につかないなーと思ったり。
■感想
ふふっとつい笑ってしまうジョークの数々。
お笑いやバラエティ番組というよりは、落語の寄席のようなやや上品な笑い。
あるいは、星新一のようなショートショートの世界。
軽快に読める。が、わたしはいまいちフィットしなかったためか集中力が続かず途中までしか読めなかった。
家族のほうが面白いおもしろいと言ってあっと言う間に読みきっていた。
■気づき
関西の方は毎日のようにボケツッコミのような会話が当たり前、と聞いたことがある。今回のジョーク集では、各国 -
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