早坂隆のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
刊行は2006年。著者はルーマニア在住経験のあるルポライター。
国際舞台で使われる日本人ネタを集めた書籍。有名なのは沈みかけた船で船長が乗客に海への飛び込みを指示をする場面。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士ですよ」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでますよ」
とはいうもののこういうジョークが通じたのは過去の話で、最近は日本人の存在感が薄れてしまい話題にも上がらなくなっている気がする。 -
Posted by ブクログ
読書のスイッチが一気に色々読みたくなったところですが、心にグッとくる系が続いたので息抜きがてら手に取った一冊。
過去にも同じ著者の本で世界のジョーク集を読みましたが、今回は日本人をテーマにしたものばかりが集められています。
過去に見たことがあるものも多かったですが、AIをネタにしたものなど時代を感じさせるものもあり興味深かったです。思わず吹き出しちゃうものもちらほら。
年代別のジョーク集とかがあると、よりその変遷が感じられて面白いかもしれません。
、、、とここまで書いて、前回(7ヶ月前)読んだジョーク集の感想を読み返したところ、「重厚な小説を読み続けていたので、箸休め的な一冊として手に取りました。」と書いていました。我ながら読書における感情のコントロールは一貫しているなと思いました。 -
Posted by ブクログ
海外のお客様との話のネタにと、時々この手のジョークに関する本を読んでいる。エスニック・ジョークはリスキーだけど、お金にまつわる話は万国共通のようで、エスニック感が出るのはユダヤ人とスコットランド人くらいだろうか。
この本の中では、次の話が一番面白かった。選挙イヤーだからだろうか。
P218
息子の将来
一人の農民が、息子に農場を継がせるかどうかで悩んでいた。
そこで彼は一計を案じた。息子の部屋の机の上に、リンゴと聖書と一ドル紙幣を置いておいたのである。息子がリンゴを取れば農場を継がせ、聖書を取れば牧師にし、一ドル紙幣を取れば実業家にしようと考えたのであった。
しばらく待った後、彼は息子の部屋のドアを開けてみた。
すると息子はリンゴをかじりながら、聖書に腰掛けていた。彼は息子に聞いた。
「おい、一ドル紙幣はどうした?」
息子は答えた。
「知らないよ。」
息子は後に政治家になった。
-
Posted by ブクログ
9.11以降のアメリカという存在の解説と、それに付随するジョーク集
9.11により誕生したブッシュ政権の強固なアメリカの愛国主義
世界各国からの評価やアメリカ国内での不満や軋轢など
総じて、アメリカの傲慢さがよくわかる
個人的な印象として、アメリカは何かに付けて武力によって国を維持しているように思われる
武器を持っているという事もそうだし、外需内需においても経済的にかなり依存しているのではなかろうか?
なので、「強さ」をアピールする事が国の発展や維持に繋がるので、どうしても傲慢に見えるのかもしれない
ジョークに関しては、ネットで有名なものもいくつかあって新鮮味がない
まぁ、昔書かれた本ですしね
ブッシュの後にオバマ、トランプ、バイデンときて、その都度潮目が変わってきたけど、また今度の大統領選では強硬路線になるんでしょうかねぇ -
Posted by ブクログ
もし彼があの時に暗殺されなければ、陸軍の暴走に歯止めをかけられた人物の筆頭だったはず、という仮説を検証した内容です。
白昼陸軍施設内での斬殺事件を受け、永井荷風の日記には、「政党の腐敗、軍人の過激思想、国民の自覚無き事という三事が日本現代の禍根なり」と記した。
日本が全国力を上げて、対外交渉をしなければならない時点においてさえ、陸海軍間での覇権争い、統制派と皇道派といった思想の対立を内部に抱えていた点で、日本の敗戦は決まっていたのでしょう。さらに、私腹を肥やす政治家の存在や、マスコミに踊らされ「戦争」を煽る国民など、本当に日本の未来を真剣に考えて行動する人材がこの国にいなかったのは不幸でした。そんな中で、永田鉄山がバランスの取れた国際派であり良識派だったのは間違いありません。歴史に「もし」はありえませんが、彼なら「支那事変の発生を未然に防ぎ、国論の帰一と軍民の一致を実現し、軍を統制できた」と想像させる人物であったのは確かです。さらに言えば、永田を失った後に出てきたのが、小心者の東条英機だったことも不幸でした。こうしたテロは連鎖を生み2.26事件などの軍人の暴走につながっていきました。
勇猛果敢な日本の「サムライスピリッツ」なるものが、戦中には「問答無用のテロ」や「玉砕」などといびつに変容していたのもなんとも哀しい。
本書PR:
斬殺事件から80年 昭和陸軍「スーパーエリート」の人生 戦後70年の夏がやってきます。なぜ日本は太平洋戦争にむかったのか。いや、そもそも日本軍はなぜ中国、満洲に権益を求めて暴走したのか。さまざまな観点から、昭和史の議論が熱くなる夏になりそうです。 本書の主人公、永田鉄山は「陸軍の至宝」「永田の後に永田なし」とまで言われた、日本陸軍史上最高の「エリート」とされた人物。50歳で陸軍省の要職中の要職、軍務局長に抜擢されますが、1年後、白昼の陸軍省内で陸軍中佐に斬殺され、日本中に衝撃を与えます。 なぜ、スーパーエリートは殺されたのか。そして、彼が生きていたら、日本の歴史はどう変わっていたのか。 これまでに「樋口季一郎」「松井石根」の軍人評伝を文春新書で書き上げている早坂隆さんによる筆は、エリートだからこそ背負わねばならなかった運命を様々な証言、資料から編みあげていきます。 かつて理想を掲げあった仲間と溝が深まってゆく目標の違い。相次ぐクーデター計画と怪文書が飛び交う陸軍内の「派閥抗争」。永田が闘い続けたものとは何であったのか。昭和史上もっとも衝撃的な事件の真相に迫る、ノンフィクション評伝の誕生です。