あらすじ
今こそ平成の笑いの力を! 腹の底から笑って、不安な気持ちを吹き飛ばそう。累計100万部突破のジョーク・シリーズ。6冊の中から、珠玉のジョークをセレクト。笑いは社会の潤滑油となり、生きる力となる。「変に難しい理屈の本よりも、明るさがあって素直に心に届くようなものを今は読みたい」という読者の声から生まれた一冊。「〈笑い〉こそが、人類が絶望の歴史の末に見出した、最大の生きる術なのだ」(おわりに)
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Posted by ブクログ
世界中で謳われているジョークとその背景について解説しているジョーク集。
ジョークの内容は民族性をブラックに皮肉ったものもあれば、民族性関係なく「定番キャラ」を登場させるものもあり、とても面白い。
少々ブラック色が強いのが知的なユーモアが満載で面白い。
そして最後に言われている言葉がよい。
「笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明シニカルたものである」
「私たちが生きている今日とは、亡くなられた多くの人々が本来は生きて、笑うはずだった一日である。それが叶わなかった人たちの為にも、生き残った者は容易に笑顔を諦めてはいけない」
Posted by ブクログ
100万人は盛りすぎだろーと突っ込みをいれたくなる題名だが世界中の、紛争中の国、飢饉で苦しんでる国、そしてわが日本の災害に遭われた人、など心に傷を負った人々にも笑いを届けたいとゆう筆者の思いが詰まった良書。
Posted by ブクログ
さらさら読めて、疲れたからだと頭にはちょうど良かった。
ジョークといっても、かなり皮肉っぽいものもあって、ジョークに出るようなちょっとした心理みたいなものが重大な結果を招いているような気もして、やや怖さも感じた。
Posted by ブクログ
面白かった。様々なジョークを、最後までほとんど飽きることなく読みきることができた。また、歴史的、国際的注釈も少し(ジョークがメイン)載っていたので、いいアクセントになったように思う。
Posted by ブクログ
ジョークには社会的・文化的背景と深い関係があり、戦争や災害時にも人々の癒しとなっていたというのは新しい発見でした。
海外で言われている日本に関するジョークには、「海外から見た日本」が顕著に表れており、日本人の私の目にはとても新鮮に映りました。
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンスの言葉「冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ」は正にその通りだと感じました。
ジョークは時に、強烈な程、物事の輪郭を際立て、現実を突きつけるものでもあります。
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Posted by ブクログ
ふっと笑ってしまうジョーク集。
国民性の違いがわかるジョークはやはり面白い。
笑えないとただの悪口なのに、笑って許してもらえるところが良い。
本文中にもあったけど、ジョークは時として真実を正確に伝えるよね。
たまにはテレビやスマホをおいて、ジョーク集で笑うのもいいね。
Posted by ブクログ
■動機
少しでも話にジョークを織り交ぜられる、会話の面白い人になりたいという下心を抱えて読んだものの、にわかには身につかないなーと思ったり。
■感想
ふふっとつい笑ってしまうジョークの数々。
お笑いやバラエティ番組というよりは、落語の寄席のようなやや上品な笑い。
あるいは、星新一のようなショートショートの世界。
軽快に読める。が、わたしはいまいちフィットしなかったためか集中力が続かず途中までしか読めなかった。
家族のほうが面白いおもしろいと言ってあっと言う間に読みきっていた。
■気づき
関西の方は毎日のようにボケツッコミのような会話が当たり前、と聞いたことがある。今回のジョーク集では、各国の日常に根付くユーモア心をところどころで解説してくれる。日々のコミュニケーションの中で、ずっと頭を働かせてジョークを放ち続ける中で磨かれるものなのだろう。
■適用
日常の会話で恐ることなくジョークを言い続けよう。
ジョークの構造論もおさえたいところ。