早坂隆のレビュー一覧

  • 指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎

    Posted by ブクログ

    アッツ島の戦いで援軍が送れなくなることを部下にどんな想いで伝えたのかと思うと考えさせられた。高級軍人でありながら部下想いでそして家族想いであった樋口季一郎の人間性が伺えました。この本からの気付いたことは明治から昭和にかけて数多くの優秀な軍人たちがいるが共通することは上を見ずとも信念に従って独断できる人だなと思う。
    オトポール事件はそれが象徴される例かなと。ソ連から戦犯にされそうだったがユダヤ人が守ってくれるのを知り、最後は人間性やなとも思う。
    キスカ島の撤退だって陸軍や海軍と連携できたこともすごいが、まずは人命を大切にする樋口季一郎だからこそ実現できたことだなと思う。
    そんな人間性から占守島の

    1
    2021年05月28日
  • 昭和史の声

    Posted by ブクログ

    戦争体験者の声を元に書かれた内容だったので、非常に納得感のある内容でした。南京大虐殺、特攻隊、A級戦犯など証言を元に学び直すと、小中学校で学んできた史実は違うなと再認識した。

    特攻隊に志願した人(本当は違うかもしれないが)は『お国の為、天皇の為』に死んだのではなく自分が死んでも護りたい家族、護りたい故郷があったから米軍に攻めに行ったという。特攻隊はかわいそうなイメージが32歳の私にはあったが、そうではない。日本という国を、私たち家族を護ってくれた事実があることを私たち日本人はもっと知らなければならないと思った。

    昭和史は不思議なもので、知れば知るほど『日本に生まれてきてよかった』と思えるし

    0
    2021年03月11日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    2006年の書籍ということで、今(2020年)のような悲観的な日本像ではなく日本礼賛なジョークが多かったです。機械に強くて真面目で集団主義といった少し古めかしい日本像ですね。ジョークの出典は書いてないので本当かどうかよく分かりませんが、そこまで厳密さを求めるものでもないだろうなと個人的には思ってます。ジョークの合間にジョークの裏付けとなるような日本の歴史が紹介されていたり、ジョークの解説は行われなかったりと、ひたすらジョークを楽しみたい方には向いてないかもしれません。日本の歴史については特に検証していませんが、そこまで踏み込んだことは書いてないので大筋は間違ってないと思います。ジョークの解説は

    0
    2020年09月27日
  • すばらしき国、ニッポン

    Posted by ブクログ

    なんとも日本人にとって気持ちの良い本でした。
    私は半分読むまで帯にでているケントギルバートが作者だと勘違いして、外人までがこんなに日本を愛してくれていたんだと感動してしまっていた。あぁ勘違い。

    0
    2020年09月10日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    世界から見た日本が気になって読んでみたが、キツイジョークは入っていなかった。
    コロナの今はどんなふうに言われてるんだろうか、更に気になるところです。

    0
    2020年05月23日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    ヘタリアネタに使われてたから読んでみたいと思って買った。
    想像して読んだらすごく面白くて笑った。日本人ってやっぱおかしいわ笑誇れるけどね!

    0
    2019年12月08日
  • 現代の職人 質を極める生き方、働き方

    Posted by ブクログ

    職人の聞き書きは大好きなのだけど、これは密度低めでちょっと物足りないかな。
    でも、魔鏡とか明珍火箸とか、ヘェなアイテムの登場がうれしい一冊ではあります。

    0
    2019年07月17日
  • 世界はジョークで出来ている

    Posted by ブクログ

    文字通り、世界のジョーク集。

    アメリカ、ロシア、中国、北朝鮮、韓国、中東と様々な事例があり、内容よりもその有様がとても面白かった。

    0
    2019年04月07日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    世界中のジョークの中から日本人を扱ったものを紹介している。ジョークを紹介するとともにその背景などの解説もしている。

    世界から見た日本人像という観点では笑っていられないのかも知れないが、単純に面白い。話のネタとしてもオススメ。

    0
    2019年01月03日
  • 世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」

    Posted by ブクログ

     著者による各国旅行記。著者が体験した日本と各国とのつながりが柱になっている。それぞれの国と日本のつながりが面白い。
     見る立場によって景色は変わる、というのは特に中東において著しい。イスラエルの側には杉原千畝を介して親しみを感じる。かと思えば、アラブ諸国の側にもアニメ(グレンダイザー)などで好感情を覚える。著者は、紛争介入しない日本の一国平和主義を批判するが、むしろ介入すべきでないという思いが強くなる。歴史的に中東で血を流さなかった日本は、この先も血を流すべきでない。一度血を流せば、それこそ泥沼の利害関係者を増やすだけになる。絡まった糸をさらに絡ませる事になるだろう。

    0
    2018年11月04日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    ちょっと子供には読ませられない卑猥なものから、軽いタッチなもの、ウィットに富んだものまで幅広くジョークを集めてあり、これだけでも面白いが、世界の国々から見た日本および日本人についての言及は「眼から鱗」的驚きがあったりして、総合的にもベリーグッド。

    0
    2018年10月23日
  • 世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」

    Posted by ブクログ

    いい本とは思うが、タイトルから想像していたものとは少々内容が異なる。題名のつけ方を再考したほうがよい。

    0
    2018年10月14日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    数々のジョークのうちには、ん?どういうこと?というものもあったが、日本人の特長、外国人からどのように見られているか、というのを面白く知ることが出来た。え?そういう風に思われてるのか、意外、といったものから、あー、確かにそうだなあという様々な日本人イメージ。視点を変えて、自分の集団をみるおもしろさ。

    0
    2018年10月04日
  • 100万人が笑った!「世界のジョーク集」傑作選

    Posted by ブクログ

    100万人は盛りすぎだろーと突っ込みをいれたくなる題名だが世界中の、紛争中の国、飢饉で苦しんでる国、そしてわが日本の災害に遭われた人、など心に傷を負った人々にも笑いを届けたいとゆう筆者の思いが詰まった良書。

    0
    2018年06月29日
  • ルーマニア・マンホール生活者たちの記録

    Posted by ブクログ

    ルーマニアに行ったのは、学生時代の1993年の夏のことだった。ベルリンの壁が崩れてしばらく経ったころで、それまでは入国が難しかった国々に行くことができるようになった。交換研修でギリシアに行くことになっていた自分は、この時代に東欧に行くことはいつか意味を持つことががあるのだろうと思い、ギリシアに行った後に一人で電車で東欧諸国を周ろうと決めた。まだ各国でビザが必要な時代で、大使館を回ってビザを取るのに結構時間がかかって大変だった。確かブルガリアのビザはギリシアの大使館で取ったと思う。

    結局、旧共産圏の東欧諸国のブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、チェコ、ポーランド、ドイツ(ベルリン)を周った(ユ

    0
    2017年01月09日
  • 戦時演芸慰問団 「わらわし隊」の記録 芸人たちが見た日中戦争

    Posted by ブクログ

    戦前の吉本、ミスワカナや花菱アチャコなんていう芸人を知っているだろうか?私は全く知らなかったし、戦時中にわらわし隊という慰問団があった事も初めて知った。だからこそ、本を読んでまた、思考に広がりを得られたような気がしている。

    戦争を笑いという、新たな視点で切り抜いた一冊である。確かに、戦い、殺し合う軍人も人間なのだ。

    一点だけ。作中、南京で作者が謝罪を迫られるシーンがあり、それに対し、現代の自分は責任を負わずと書いている。それはその通りなのだが、日本人であるからには、歴々と積み上げた日本人たる誇りを持つなら、責任も持たなければならない。企業が不正を働いた過去があり、自分はその後に入社した社員

    0
    2015年12月27日
  • 世界反米ジョーク集

    Posted by ブクログ

    アメリカが嫌いだからとか、そうゆう反米意識を持って読んだわけじゃないけど、アメリカにまつわるいろんなジョークを知ることで、確かに!!って思うことがいっぱいあったし、ジョークの合間に説明もきちんと書かれててアメリカのことがよくわかった。
    普通に楽しめる本!!かなり面白い☆

    0
    2015年12月09日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    日本に関するエスニックジョークをもとに世界から見た日本人を書き表している。
    著者の現地での経験と解説があり、ジョークとの現代日本との差異を補完してくれている。

    0
    2015年10月19日
  • 永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」

    Posted by ブクログ

    軍務局長として相沢中佐に斬殺されたことで有名な永田鉄山であるが、その人柄、思想、陸軍における立ち位置、この事件の背景などについては何も知らないに等しかった。さすがに、本の帯にある「東條ではなく、この男だったら太平洋戦争は止められた」というコピーをそのまま信ずるわけにはいかないが、「この男」について知りたいという気にはなった。
    本書では、永田鉄山のことだけでなく、昭和陸軍の統制派と皇道派の思想や対立理由、暴走を繰り返した関東軍の考え方なども一緒に分かる。
    太平洋戦争に進む昭和の日本、特に陸軍についての入門書としても読めそうだ。

    0
    2015年07月30日
  • 世界の日本人ジョーク集

    Posted by ブクログ

    面白いです!日本人ネタって欧米人から見たステレオタイプ的なものが多いのですが、この本でも取り上げられています。自分は”生真面目で融通が利かない日本人”には成りたくないものです。

    0
    2014年11月04日