早坂隆のレビュー一覧

  • 続・世界の日本人ジョーク集

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    前作に引き続き、おもしろかったです。
    これらのジョークを体現するような人はそうそういませんが、でもそう認識されていることが往々にしてあるわけですよね。
    他国において、日本がどう認識されているのかに少し触れられました。

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    2011年01月05日
  • 指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎

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    戦前の陸軍のキーマン達との交流、オトポール事件(ユダヤ人救出)、アッツ島玉砕、撤退戦を潜り抜けた陸軍将軍樋口季一郎の評伝。

    「栄光」も「苦しみ」も墓場まで持っていくタイプの人物であるが故に、評価されるべき人である事は絶対に間違いない。
    捕虜虐待・虐殺であったり、部下を見殺して自分の保身を中心に考えた悪役達が、帝国陸軍の固定概念としてしまいがちである。本人は、烈しく苦労しているのだが、周りの人達を不快にさせない生き方には、当たり前であるが感動的である。
    戦争という異常事態の中にある軍隊の中にでも、(軍隊も当然社会であるのだから一定の確率でいるはずであるが)、粛々と正々堂々と生き残った人がいる事

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    2011年01月13日
  • 世界のイスラムジョーク集

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     中には素直には笑えないジョークもありますが、全体的には面白かったです。
     夫婦間ジョークなんて、宗教の違いがあるにも関わらず、何処の国も殆ど変わらない感じですね。
     イランでのトルコ人に対するジョークが結構な辛口なのですが、その理由が分かりませんでした。
     読後にちょっとネット検索しただけでも、その理由がザクザク出て来て、またも自分の不勉強を痛感しました。
     ジョークばかりが羅列してあるのではなく、イスラム社会の基礎知識なども説明されています。
     いきなり専門書等は敷居が高いですが、こういう入りやすいところから、少しずつでも学んでいければと思います。

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    2010年09月13日
  • 指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎

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    樋口季一郎中将が関った幾多の事件について、また彼の生涯についてを綴ったものである。
    色々と伝わっている話しに関して、“話しの尾鰭”を検証する部分―可能な限りの史料を掘り起こしている著者に敬意を表したい―も混じっており、真摯に「“事実”を読者と分かち合おう」というような筆者の姿勢が非常に伝わる綴り方である。そういう姿勢で伝えられる数々の事実が、非常に興味深い。
    本書を通じ、北海道にも縁の興味深い人物の事績を知ることが叶ったのは大変幸いだ。多くの人に薦めたい一冊である。

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    2010年08月27日
  • 世界反米ジョーク集

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    おもしろい本です。
     まず,ジョーク集とあるように,ジョークもおもしろい。
     ただ,この本はジョーク集というだけではない。それだけを目当てに読むと,おもしろくないかもしれない。
     この本の大部分は,ジョークというより,現在のアメリカについて書かれている。いろんな側面から書かれていて,よくまとまっていると思う。現代アメリカ入門にもなる,アメリカの矛盾がとてもよく分かる。そのような解説があるかろこそ,ジョークが生きてくる。

     ブッシュ大統領は頭が悪いとして描かれているジョークが少なくない。

     その中のひとつ
    ● アメリカ合衆国の現大統領は神童だった。なにしろ10歳にして現在と同じだけの知性と理

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    2009年10月04日
  • 世界のロシア人ジョーク集

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    面白い。
    ジョークの背景を考えたり、解説を読むとおそロシア。怖くて笑えないところがかえって笑える。

    このジョーク集が発売できる日本に生まれてよかった。しみじみ。

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    2024年05月04日
  • 松井石根と南京事件の真実

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    南京大虐殺で殺害された人数は30万人とも言われるが、実際のところ当初よりその数字については根拠に乏しく、何を以ってか正確な数とするかは未だ分からない。ただ歴史の事実として、当時の日本と中国の外交関係と日本軍の進軍の跡を辿れば、南京に対して帝国陸軍が侵攻し兵士だけでなく民間人に死者が出たのは間違い無いだろう。それが誰の手によって行われたのかすら、未だもって謎は残っている。そこにも日本軍兵士の中にも軍規を破り殺害や強姦などを犯した者もいるだろうし、中国側にも撤退を許さず味方を殺害したり、攻め込んでくる日本軍に対して糧秣を渡さないよう民家を焼き払う行為もあったであろう。何も大小程度の差こそあれ両軍が

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    2024年04月05日
  • 世界のロシア人ジョーク集

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    現在進行系のロシアによるウクライナ侵攻を、悲観や怒りではなく風刺と笑いで捉えている。
    ニュースを通してなんとなく知る程度でしかなかったロシアという国を、笑いながらその一端を掴むことができた気がして楽しく読むことができた。
    これをきっかけに世界史を学び直していかねばならないと強く思った。
    ジョークは歴史や状勢、地理や民族、すべてを理解していないと上手く笑うことができないと改めて思わされた一冊。

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    2024年03月15日
  • 世界の日本人ジョーク集

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    日本人にまつわる国民性や民族性に由来するジョーク 所謂エスニックジョークの紹介と、日本人が世界からなぜそう見られているかを解説した本


    日本の特徴としては

    最先端技術(車、モノづくり大国、模倣と改良、メイドインジャパンへの信頼)
    裕福(バブル景気、企業買収、物価高)
    勤勉(真面目、仕事人間、時間に正確)
    政治(官僚機構、国民は政府の指示に従う)
    八方美人、優柔不断、集団行動、右ならへ
    自己主張の弱さ
    ズルさ、狡猾
    無表情、感情を表に出さない
    宗教観の薄さ
    など

    そして、現代のスポーツとその選手
    サッカー、野球、相撲、

    日本のイメージが未だに忍者、侍と言われている理由

    モータースポーツ

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    2023年03月24日
  • 戦時下のノーサイド

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    ラグビー部員やラガーマンたちが戦時下でどの様な想いで過ごすことになったのか。
    どの様に巻き込まれたのか。
    この本で初めて知ることができた。
    記録されていた故人の言葉をそのまま記述されていて、ダイレクトに伝わった。

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    2022年08月04日
  • 世界の日本人ジョーク集 令和編

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    本作もサラッと手軽に読めて面白かった。
    思わずフッとなったり、ニヤリとしたり。
    世界から見た客観的な日本について感じることができる。令和編なので、新型コロナ、東京オリンピックなどが盛り込まれた内容。

    手っ取り早く、感覚と感情で多様な視点を感じられるのがこの本の魅力の一つだと思います。
    スキマ読みにもピッタリ!

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    2021年10月27日
  • 世界の日本人ジョーク集 令和編

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    面白い!
    くっくっくと笑ってしまうところ多数。

    コロナ禍のジョークもあり、ジョークってできるの早いなと思う。
    ユーモアがないとジョークにならず悪口になるのでセンスが必要。

    トランプ元大統領なんて、その発言が度々ジョークになるので面白い。バイデン現大統領の印象が薄いのは気の毒な感もある。

    トランプvs金正恩というシリーズがあるじゃん!
    これは読まずにはいられない!

    10年後の日本や日本人はどんなジョークになっているのか楽しみ。

    やっぱり人生には笑いがないと!
    前のジョーク集も読みたくなった。

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    2021年08月05日
  • 世界の日本人ジョーク集 令和編

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    ネタバレ

    読書記録です。まだの人は読まないでね。

    最初の『世界の日本人ジョーク集』は「その当時のジョークはあまり笑って読める内容じゃないだろうな」と思ったから読んでません。
    2017年12月の『新・世界の日本人ジョーク集』で自虐(被虐?)的なモノもあるけど「クール」なモノもあり、つっこみながらも笑いながら読むことができました。
    令和編では、見直されすぎててちょっと怖くなってきたかな、という感じです。外国から見たクールな日本はいつまでクールでいられるのか…崩れつつある「安全神話」が身近に迫ってきていると感じるので。
    10年後のジョークがどのように変化しているのか、楽しみでもあり怖くもあります。

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    2021年06月27日
  • 新・世界の日本人ジョーク集

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    ネタバレ

    読書記録です。まだの人は読まないでね。

    書評に載ってたのは本業とされているノンフィクションだったけど、こういう本も書いてますというちょこっとした紹介で手にとった本。
    最初の『世界の日本人ジョーク集』は知ってたけどあまり読みたいとは思わなかった。この本が2017年12月、第一弾はその10年前。その当時のジョークはあまり笑って読める内容じゃないだろうな、と思ったから。
    この本でやっと、少しは日本人の世界からの見られ方が代って、自虐(被虐?)的なモノもあるけど「クール」なモノもあり、つっこみながらも笑いながら読むことができました。

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    2021年06月27日
  • 世界のイスラムジョーク集

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    イスラム社会の文化、生活、政治など幅広いテーマについて、皮肉がたっぷり効いたジョークを交えてわかりやすく書かれた本。
    痛烈なジョークから垣間見える人々の日常が面白かった。

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    2021年06月19日
  • 指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎

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    アッツ島の戦いで援軍が送れなくなることを部下にどんな想いで伝えたのかと思うと考えさせられた。高級軍人でありながら部下想いでそして家族想いであった樋口季一郎の人間性が伺えました。この本からの気付いたことは明治から昭和にかけて数多くの優秀な軍人たちがいるが共通することは上を見ずとも信念に従って独断できる人だなと思う。
    オトポール事件はそれが象徴される例かなと。ソ連から戦犯にされそうだったがユダヤ人が守ってくれるのを知り、最後は人間性やなとも思う。
    キスカ島の撤退だって陸軍や海軍と連携できたこともすごいが、まずは人命を大切にする樋口季一郎だからこそ実現できたことだなと思う。
    そんな人間性から占守島の

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    2021年05月28日
  • 昭和史の声

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    戦争体験者の声を元に書かれた内容だったので、非常に納得感のある内容でした。南京大虐殺、特攻隊、A級戦犯など証言を元に学び直すと、小中学校で学んできた史実は違うなと再認識した。

    特攻隊に志願した人(本当は違うかもしれないが)は『お国の為、天皇の為』に死んだのではなく自分が死んでも護りたい家族、護りたい故郷があったから米軍に攻めに行ったという。特攻隊はかわいそうなイメージが32歳の私にはあったが、そうではない。日本という国を、私たち家族を護ってくれた事実があることを私たち日本人はもっと知らなければならないと思った。

    昭和史は不思議なもので、知れば知るほど『日本に生まれてきてよかった』と思えるし

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    2021年03月11日
  • 世界の日本人ジョーク集

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    2006年の書籍ということで、今(2020年)のような悲観的な日本像ではなく日本礼賛なジョークが多かったです。機械に強くて真面目で集団主義といった少し古めかしい日本像ですね。ジョークの出典は書いてないので本当かどうかよく分かりませんが、そこまで厳密さを求めるものでもないだろうなと個人的には思ってます。ジョークの合間にジョークの裏付けとなるような日本の歴史が紹介されていたり、ジョークの解説は行われなかったりと、ひたすらジョークを楽しみたい方には向いてないかもしれません。日本の歴史については特に検証していませんが、そこまで踏み込んだことは書いてないので大筋は間違ってないと思います。ジョークの解説は

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    2020年09月27日
  • すばらしき国、ニッポン

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    なんとも日本人にとって気持ちの良い本でした。
    私は半分読むまで帯にでているケントギルバートが作者だと勘違いして、外人までがこんなに日本を愛してくれていたんだと感動してしまっていた。あぁ勘違い。

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    2020年09月10日
  • 世界の日本人ジョーク集

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    世界から見た日本が気になって読んでみたが、キツイジョークは入っていなかった。
    コロナの今はどんなふうに言われてるんだろうか、更に気になるところです。

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    2020年05月23日