あらすじ
世界から憧憬の眼差しが注がれる経済大国? それとも、物真似上手のエコノミック・アニマル? 地球各地で収集したジョークの数々を紹介しながら、適材適所に付された解説により、異国から見た真の日本人像を描き出していきます。『世界の紛争地ジョーク集』『世界反米ジョーク集』に続く、同著者入魂の第三弾は、読者からも問い合わせの多かった「日本人をネタにしたもの」を満載しました。笑って知って、また笑う。一冊で二度おいしい本の誕生です。知的なスパイスの効いた爆笑ネタを、ぜひご賞味あれ!
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Posted by ブクログ
全体的に笑えるジョークが多くて読んでいて楽しかったです。「日本人ジョーク集」とされていますが、他の国の気質もよく分かりますよ。ただ、下ネタジョークもたまにありますので苦手な方は御注意あれ。
Posted by ブクログ
日本人にまつわる国民性や民族性に由来するジョーク 所謂エスニックジョークの紹介と、日本人が世界からなぜそう見られているかを解説した本
日本の特徴としては
最先端技術(車、モノづくり大国、模倣と改良、メイドインジャパンへの信頼)
裕福(バブル景気、企業買収、物価高)
勤勉(真面目、仕事人間、時間に正確)
政治(官僚機構、国民は政府の指示に従う)
八方美人、優柔不断、集団行動、右ならへ
自己主張の弱さ
ズルさ、狡猾
無表情、感情を表に出さない
宗教観の薄さ
など
そして、現代のスポーツとその選手
サッカー、野球、相撲、
日本のイメージが未だに忍者、侍と言われている理由
モータースポーツのシェア
バイク、バイクメーカー
新たな日本像
アニメ、マンガ、ゲーム
裕福だとか技術大国というのは40~25年前くらいまでで、それ以降は先進国の中で一人負けなんですけどね
出版された年代でもその辺の乖離はあったけど、世界からの見方としてはそう変わってないのかもしれない
侍や忍者というイメージは海外でプレーしているスポーツ選手が、それを証明するかのような活躍をするのもある
あと、喜びを顕にしないというのもサムライのイメージに合致するのかも
クールジャパンというイメージ戦略も功を奏して来たのか
この分野も浸透してきている
ただ、アニメなどのエンタメも海外勢の進出が近年は激しくなってきているので、そう安穏としていられる状況ではない
人材の海外への流出も気になるところですね
日本人から見た今の日本人像にが合致しない特徴がいくつかあるんだど
世界からは未だにそう思われているのか、もしくはイメージが変わっているのか
どっちなんですかね?
Posted by ブクログ
2006年の書籍ということで、今(2020年)のような悲観的な日本像ではなく日本礼賛なジョークが多かったです。機械に強くて真面目で集団主義といった少し古めかしい日本像ですね。ジョークの出典は書いてないので本当かどうかよく分かりませんが、そこまで厳密さを求めるものでもないだろうなと個人的には思ってます。ジョークの合間にジョークの裏付けとなるような日本の歴史が紹介されていたり、ジョークの解説は行われなかったりと、ひたすらジョークを楽しみたい方には向いてないかもしれません。日本の歴史については特に検証していませんが、そこまで踏み込んだことは書いてないので大筋は間違ってないと思います。ジョークの解説は欲しかったですね。かといって小学生の読者にダッチワイフの解説をされても困ると思いますが…。2017年に続編として『新・世界の日本人ジョーク集』が発売されているので、ここ十年でどんな風に世界の日本観が変わったのかを知るために読んでみたいです。
Posted by ブクログ
世界から見た日本が気になって読んでみたが、キツイジョークは入っていなかった。
コロナの今はどんなふうに言われてるんだろうか、更に気になるところです。
Posted by ブクログ
世界中のジョークの中から日本人を扱ったものを紹介している。ジョークを紹介するとともにその背景などの解説もしている。
世界から見た日本人像という観点では笑っていられないのかも知れないが、単純に面白い。話のネタとしてもオススメ。
Posted by ブクログ
ちょっと子供には読ませられない卑猥なものから、軽いタッチなもの、ウィットに富んだものまで幅広くジョークを集めてあり、これだけでも面白いが、世界の国々から見た日本および日本人についての言及は「眼から鱗」的驚きがあったりして、総合的にもベリーグッド。
Posted by ブクログ
数々のジョークのうちには、ん?どういうこと?というものもあったが、日本人の特長、外国人からどのように見られているか、というのを面白く知ることが出来た。え?そういう風に思われてるのか、意外、といったものから、あー、確かにそうだなあという様々な日本人イメージ。視点を変えて、自分の集団をみるおもしろさ。
Posted by ブクログ
日本に関するエスニックジョークをもとに世界から見た日本人を書き表している。
著者の現地での経験と解説があり、ジョークとの現代日本との差異を補完してくれている。
Posted by ブクログ
面白いです!日本人ネタって欧米人から見たステレオタイプ的なものが多いのですが、この本でも取り上げられています。自分は”生真面目で融通が利かない日本人”には成りたくないものです。
Posted by ブクログ
単なるジョーク集だと思って読み始めたら、外国から見た日本、日本人像に関する考察でした。 ジョークも面白かったけど、外国の人から見える日本人像も面白かったです。
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父の蔵書を速読。
ジョークはジョークだから笑える。国民性という特徴の差が、なぜか笑いに変わる。
しかしここに侮蔑の感情や劣等感が入ると途端にサムくなる。
特定の個人を指しているわけではないためそこに然程の悪はないと思うが、使いどころは慎重を期すべきだろう。ただしコンプラ的にこういったジョークを言うことすら憚られるようであればそれはまた息苦しい世界だろう。
愛を持って、適切にジョークで笑える、そんなユーモアを持った人でありたいし、受け入れられる心を持ちたい。
Posted by ブクログ
ブラックジョークが好きなので楽しめました。
他の国からなぜ、そんなふうに思われているのかと言う解説もしっかりしていて、まさに「二度美味しい」1冊でした。
Posted by ブクログ
世界から見た日本人の特性が客観的に書かれていて、面白い。ただ、2000年代初頭に発行された本なので、今は変わっていて参考にならないところもある。例えばお金持ちの国だとか。気質とかは変わらないかもしれない。
Posted by ブクログ
日本という狭い枠組みの中で生きている私たちは、日本という国を客観視をしたことがなかったはずだ。でも、この本を読むことで日本という国が外国に対してどういう印象を与えているのかがよく分かる。それは、良いところのものもあれば悪いところのものもある。良いところのものに関してはこれからも誇りに思っていくべきだし、悪い所に関してはこれからは改善していくことに務めるといいと思う。例えば、日本人は集団行動をしがちと言う点である。
日本人は、常に周りからの目を気にしては個性というものが淘汰されがちである。このままでは、アイデンティティが失われ自分というものがなくなってしまうだろう。なので、これからはアメリカ人のように周りからの目など一切気にせずにもっと自分を主張できるようになるべきだろう。
Posted by ブクログ
日本人にしても、その他の国々の人々にしても、このようにステレオタイプに描いていいものだろうかと戸惑いながらも、くすっと笑ってしまいました。
たとえ、日本人がジョークのオチに使われていたとしても、「そうだなぁ、そんなところもあるなぁ」と不思議と腹が立ちませんでした。
Posted by ブクログ
世界から憧憬の眼差しが注がれる経済大国?物真似上手の会社人間?地球各地で収集したジョークの数々を紹介しつつ、真の日本人像を描き出す。笑って知って、一冊で二度おいしい本。
日本人であるにも関わらず、日本に対する関心が薄い、無知が多いなど気付くことができた。国外の人間からどう思われているかを知るのも良し、それにプラスして日本のことを日本人としてもっと知っていけたらいいなと思いました。
Posted by ブクログ
ジョークとその背景を分かりやすく纏めてあり、時間がない時に、少しずつでも読みやすい構成になってました。
著作時から時代が過ぎてしまったので、時代的に少し新しい内容になってるのでは?と、続編の方が面白いのかなと想像してます。
Posted by ブクログ
世界の人々が日本に対して対してどんなイメージを持っているのか、ジョークをもとにしながら分かりやすく解説してくれる本。
日本の実態とかけ離れたものが多く、とても面白かった。
Posted by ブクログ
読み終わったー\(^o^)/
日本人に対するジョークを集めた本。
海外での日本人に対するイメージ(時間に正確、真面目などなど)がうまく表現されていました。
Posted by ブクログ
日本はチャウシェスク時代?日本の園児がみなきちんと整列し制服・帽子もお揃いと知ったルーマニア人の意見
中学生の髪型の規則にいたっては、チャウシェスク以上だと
アメリカ人が日本人に
「あんたは何ニーズだい?チャイニーズ、ジャパニーズ、ベトナミーズなのかって」
「私は日本人ですがあなたは何キーですか?ヤンキー、モンキー、ドンキー?」
日本のアリとキリギリス
どちらも過労死する
日本に来たネパール人がビールで乾杯
「日本のビールはすごいなぁ、一口でくらくらだ」
「違うよ、これは地震だよ」
Posted by ブクログ
世界からの日本像、日本人像がジョークを挟みながら紹介されている。ジョークは有名なものから無名なものまで、面白いものからつまらないものまでさまざま。日本と同時に他国のことについてもなんとなくわかる。なるほどねぇ。。。
Posted by ブクログ
世界の人が思っている日本人像は、変わらぬステレオタイプ的なものと、アニメ、ゲームなど新しい文化からのモノと両面あるようだ。
何れにせよ、ジョークで取り上げられるだけ、日本人が世界に受け入れられつつあるということだろう。