あらすじ
日本人のイスラム観はかなり偏っている。礼拝、ラマダン、一夫多妻制……。最近ではそれにテロが加わり、「恐い」というイメージも定着しつつある。本書においてはそれら「イスラムに対する偏見」を取り除くために、彼らが大好きなジョークを通じてイスラムの日常生活を紹介した。
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Posted by ブクログ
中には素直には笑えないジョークもありますが、全体的には面白かったです。
夫婦間ジョークなんて、宗教の違いがあるにも関わらず、何処の国も殆ど変わらない感じですね。
イランでのトルコ人に対するジョークが結構な辛口なのですが、その理由が分かりませんでした。
読後にちょっとネット検索しただけでも、その理由がザクザク出て来て、またも自分の不勉強を痛感しました。
ジョークばかりが羅列してあるのではなく、イスラム社会の基礎知識なども説明されています。
いきなり専門書等は敷居が高いですが、こういう入りやすいところから、少しずつでも学んでいければと思います。
Posted by ブクログ
イスラム社会の文化、生活、政治など幅広いテーマについて、皮肉がたっぷり効いたジョークを交えてわかりやすく書かれた本。
痛烈なジョークから垣間見える人々の日常が面白かった。
Posted by ブクログ
ひどいブラックジョークもあれば、子供に聞かせると大笑いするような単純な笑いもあります。
歴史、文化的背景があるジョークばかりです。随分手厳しいジョークもありました。例えば、アメリカ人へ、イランではトルコ人へ、シリアでのホムシーへのジョークです。
私が一番心を痛めながらもいまだに歴史の流れが頭に入らないのがパレスチナを巡る問題です。これは、私の勉強不足です。
その他の部分では、イスラムの習慣などが短いジョークで笑いながら理解できて、よかったです。
Posted by ブクログ
今日、不当な誤解と偏見受けているイスラーム教。
そんなイスラーム圏におけるジョークと、イスラームに関する基本的知識が紹介されている。
どっかのアメリカンジョークみたいな、イスラームじゃなくてよくね?と思うジョークがいくつか。
でもムスリムへの基本的な理解と偏見をとっぱらうって言う点ではいいと思う。
笑いの概念は国によって違うもんね。