茅田砂胡のレビュー一覧
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前作の『パピヨンルージュと嵐の星』の続きではありますが、忘れてても問題ないほどの繋がり度。今回、惑星デュエル1と2の内戦を中心に峡谷レースのあるブラケリマのディアス社宇宙施設(オアシス)テンペスタがビッグホーンのバカ息子の為陥った危機と、ギャレットの核ミサイル6機窃盗事件、宇宙的規模の麻薬国家の証拠、宇宙トップモデルのオリガ・ペインの秘密、そこら辺全部海賊と女王でサクっと解決してしまうという。いつものように非常識にも痛快なスペースオペラ。欲を言うと、峡谷レーススタート前で終わってるんで、レース実況と結果が読みたかったです。きっとパピヨンが勝って、モンスタークラスの障害物競走が無くなるはず、そう
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Posted by ブクログ
やる気も根性も能力もない百之喜が所長を務めるもものき事務所。
幼なじみである弁護士の紹介で飛び込んできたのは、弟の無罪を証明してほしいという依頼。
凶器に指紋も動機も目撃者も自白もあって、アリバイはない。
どこからどう見ても犯人である彼の無罪を、どうやって証明するのか・・・?
無気力な所長というのもなかなかですが、有能な美人秘書や、特異的な能力を持つ幼なじみたちなど、登場人物がかなり濃いです。
それなのに、ごちゃごちゃした感じはしないのは、主人公が透明というか、白っぽい印象だからでしょうか?
伏線もあって、本格ミステリかと思いきや、全体的には軽い感じ。
かと言って中途半端な感じもせず。
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Posted by ブクログ
ネタバレ紆余曲折を経て、リィとウォル結婚の巻です。
この辺りは「王女グリンダ」の下巻に書かれていた流れと似ているけど、こちらの方がリィが結婚に渋っている感じがして私は好きです。
結婚の障害として、リィの隠していた力。これはどうなのかな。グロいし、リィの無敵感がますます増長していって、あんまり好きになれなかったです。これだけ強いのに、剣を取り上げてなお秘密の凶器があるってどうなの……。
それに素直に怖がりつつ、そばを離れないシェラが可愛いです。シェラは心の闇も晴れてきて、どんどん「使える次女(もしくは従者)」化してきていますね。ヴァンツァーとの戦いも魅せられました。
ただ、ヴァンツァー戦でのリ