茅田砂胡のレビュー一覧
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ネタバレ相変わらず、ノリだけはほんとにいいんだけど、ね。
まず、急ぎすぎだ。
タンガのほうに割いたぶんのページに比べて、パラストのほうが少なすぎる。
しかも、オーロンが弱すぎる。
確かに、リィを敵とするとめちゃめちゃ怖いけど、以前のことを考えると、もっと策とか考えられる人だったと思う。
終わらせるためだけに、オーロンのところの今回の設定は急遽創られた感がある。
そして、魔法があるというとこまではいい。
実際世界にあまり影響がなかったらそれでもいい。
ただ、今回はほんとにやり過ぎだとおもう。
とにかく、私はこの展開には納得できなかった。
レティーのところとかあれだけ話引っ張ってきたのに、ページ割きすぎだ -
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偽物とご対面(?)した挙句、仲間に誘われるという
これほども怒りを増幅させるつぼを押してくれる事はないという状況。
そして追いかければ、そのゲートはルーレット。
疑いをかけられた相手に連絡する理由は何かと思ったら
使う気満々ですかw と笑ってしまいました。
さすが…する事に無駄がない。
しかしお馬鹿というか世間知らず青年の身内が
まさかのこちらとは…あぁそりゃ全部クリアーできるの
あそこになりますよね、と納得。
そして学生側。
大人話なので出てこないのかと思ったら
ばっちり出てきてます。
しかも時期は課外授業が終わった後。
そして麻袋…ものすごく憶えがあります。
あの状態は、全て『封印』だ -
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なるほど、「終焉する伝説」
ぴったりのサブタイトルだ。
さいしょは、
リィ(がある意味生きる伝説だって思ってたので)とお別れの巻!?と内心ドキドキしていた。
大丈夫、まだ彼女は健在です。敵国に囚われてるけど。
タンガの言い分も大概だけど、
ウォルの言い分もけっこうな詭弁じゃないか?と思うのは私だけだろうか?
他国がそれで納得するのか?
まぁ、内政干渉だと言えば、それだけなのだが。
守るべきものが多すぎるっていうのは、辛いね。
そしてとうとう真打登場!(かな?)
予定調和的に、ウォルを気に入るルゥ。
まぁ、リィが好きになった人のことだものね、たしか一心同体だって言ってたから、ルゥだって好き -
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リィの過去(?)が少し明らかに。
どんだけ人間離れしてんだ、というか、リィは人間じゃなかったな(てへ
神がかり、とは良く言うが、大勢の人間を動かすには、そういう、人智を超えたものというのは(ちょっと言葉は悪いけど)便利だな。
ウォルはそれを臆面もなく、本人に言ってのける。国防のためには裏表があって然るべき、そうでない時の、無邪気さはおおらかさ。
ウォルは男性としても理想的だけれど、なんだか少し「こういう人になりたい」と思える理想像でもある。
それにしても、あと4冊で本編が終わるのか。
18冊なんて途方もない、とおもいきや、意外と楽しくてどんどん読み進めて。
このまま終わるのが、ちょっとだ -
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ネタバレあれ?またお金持ちのお話(笑)なんだろう、遺産相続にしても旧家の諸事情にしても、何か恨みがあるのかといわんばかりだが、こういうのは題材になりやすいのかもしれない。相変わらずの百乃喜だけど、今回はなんだか印象が薄かったな。中盤までは蓮くんとその後輩の出番が中心だったし。1巻では雉名と彼のお仲間の活躍も巻ごとに中心が変わるのか?それにしても根が貧乏人なので、お金持ちの考え方は分からんが、お金に汚い人はたくさん見てきているので小説の中の話ではあるが、深く共感できる部分も多々あったな。「自分で稼いだ方がはやい」…なかなかカッコいい言葉だが、現実は厳しいもんだ、うん。
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ネタバレ茅田さんの作品は全部読んだ訳じゃないけれど、やはり安心度・安定度が高いなぁと改めて思った。「スカーレット~」などもそうだが、この作品もキャラの個性やバランスがとても良かった。まるっきりやる気もなければヘタレ度満載の主人公(事務所所長)に有能な秘書。そして、有能な親友たち。なんだかんだ言いながらも、結果的には主人公に協力している辺り、切れない鎖があるんだろうが、その辺はここではまだ語られない。影のボスも銀子さんもここでは語りでしかなく、今後、どう絡んでくるのかが楽しみ。ただ、…名前が…最近のラノベの傾向なのか、覚えにくい。懲りすぎて、当て字過ぎて…ね。それにしても、主人公の百之喜の”特異体質”に
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リィの同種のような、レティシア登場。
昨日の敵は今日の友のごとく、酒食を共にするリィとレティシア。一般常識からは考えられないけれど、未だレティシアはリィを暗殺する依頼を担っているというのに、だ。
ポーラとウォルをくっつけるために、リィは暴走する。
「俺が離婚してやれば、ポーラはウォルの奥さんになってくれるんだろ?」
そう言って結婚誓約書を破棄しようと、大聖堂へ乗り込んだ。
彼女にとって(ウォルにとってもそうだがこの)結婚とは、本当にみせかけだけのもの。
夫婦というよりは同志という言葉の方がぴったりな二人の間ではなんら過不足ないものだったのだけれど、まぁ、一般常識を持っている周囲の人間には理解 -
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囚われたウォル。
捕虜と言えど国王級であれば、相応の扱いを受けるという古今の法。
それが、生物に対する残虐性だけが服を着たような悪癖を持つ隣国パラストの王弟に捕えられていたため、ウォルはすさまじいまでの拷問を受けていた。
奇跡の救出劇。
タウ西部の人たちは最初、イヴンがウォルを助けに行くことに難色を示していたのに、なぜ国王が救出された瞬間、タウの軍勢はパラストへ攻め込めたのか。
私の読解力が足りないのかな。
また近いうちに再読しよう。
ひとまず両大国を相手に、有利な和睦協定を結ぶところまで持ち直したデルフィニア。
リィの意気消沈の理由。
それを紛らわせられるのは、ウォルだけだという。
命を