上條一輝のレビュー一覧
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あの本、読みました?のホラー特集回で、鈴木保奈美さんが読めたと話されていたので、それほど怖くはなさそうと思ってチャレンジ。
大学のオカルト研究会のイベントで怪談を聴いて以来、怪奇現象に追い詰められた女性が、「あしや超常現象調査」に調査を依頼。調べを進める中で明らかになる閉ざされた過去。
調査の過程はほぼミステリー。超能力者も登場するのだがへなちょこであまり役に立たず。新たに人が死ぬことはないので、ホラーとしてはマイルド(?)寝る前に読んでも大丈夫そう。
裏表紙にある「The Bright Room」はタイトル?こっちでも良さそうな。深淵のテレパスはなるほどと思うけれど、ホラーで明るい部屋の方が怖いかも。 -
Posted by ブクログ
「深淵のテレパス」の続編
父親の施設入所をきっかけに、実家の古い家に
越してきた東城彰吾。その家で、不可解な
怪奇現象(ポルターガイスト現象)や鏡の中に
現れる黒い女の影に悩まされる。
悩んだ東城は、〈あしや超常現象調査〉に依頼。
前作の〈あしや超常現象調査〉の芦屋晴子、
越野草太、探偵の倉本、超能力者の犬井、
まさかの桐山楓など〈あしや超常現象調査〉の
チームが再び集結。そんな中、怪奇現象が
頻繁に発生し、ついに犠牲者が‥
表紙を見るとホラーに感じるかもしれない
けれど、ホラーというよりはミステリー?
ホラー独特のじめっとした訳の分からない怖さを、ロジカル的に解明していこうとする、
それが、〈あしや超常現象調査チーム〉なのだ。
後半は、真相と犯人が分かり、闘いの舞台は、
スカイツリーの頂上へ。
スカイツリー?!
思いがけないアクションバトルへと展開。
ドローンに、あれをぶら下げているのを
まさかボウガンで撃とうとするなんて‥
(ちょっとネタバレ)
後半は奇想天外で面白かった -
Posted by ブクログ
★★★3.5
鈴木保奈美さんの番組、「あの本読んだ?」で
放送された、「令和ホラー小説最前線」で
紹介された、上条一輝さんの、「深淵のテレパス」
保奈美さんは、怖い話が苦手のようだったけれど、この小説は大丈夫だったらしい。
読んでみた感想は‥
怖い話が苦手な人でもきっと大丈夫!
ソフトホラー(こんな言葉、あるのだろうか?)
だった。
ある怪異の元凶を、オカルト調査コンビと
超能力者が突き止めて行く。話のテンポも良くて
読みやすい。
保奈美さんは、"ばしゃり"という擬音が怖いと
言っていたが、私はそれほどでもなかった。
やはり「一次元の挿し木」の"ぽちゃん"方が
インパクトは強い。
結末は、あれですっきり解決できたのか謎。
あまり知らない場所で、気軽に自分の氏名とか
書くのはやめようと思った。
特に鉛筆には気をつけねば。
続編の「ポルターガイストの囚人」が
出ているようなので、また読んでみる。 -
Posted by ブクログ
背筋さん、斜線堂有紀さん、上條一輝さん、新名智さん、皮肉屋文庫さん、梨さんといった実力派の作家陣が名を連ねており、ホラー好きとして手に取らずにはいられない贅沢なアンソロジーです。
本作の魅力は、収録されている恐怖のバリエーションの幅広さ。文字を追っているだけでこちらまで痛みを感じてしまうような、思わず顔をしかめたくなる物語もあれば、反対に爽やかな夏の情景を感じられるような物語もあります。
それぞれの作家さんの個性が色濃く表れており、一冊の中で全く違うベクトルの恐ろしさを存分に堪能できるアンソロジーでした。
私のお気に入りは、斜線堂有紀さん『枯渇』、上條一輝さん『枯れた街の上でも』です。