上條一輝のレビュー一覧

  • ポルターガイストの囚人

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    ネタバレ

    エスパー×心霊×ミステリという異色の作品。
    前作も面白かったが、今回は最後の終わり方も含めてスッキリな感じ。
    前作よりも話のスケールが大きくなり、心霊よりもミステリ、超常現象的な要素が強め。
    叙述トリックは面白い。
    ボウガンのくだり、胸が熱くなる展開。

    この作家さんは伏線の散りばめ方が本当に上手いと思う。
    会話の節々に自然に出てきた事柄や台詞が後々に意味を持ってくる。
    ガールスカウトのくだりとか、エネルギー保存の法則とか。
    次回作も楽しみ

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    2025年12月20日
  • 深淵のテレパス

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    「かなり、怖そうー」と思いつつ、震えながら読み進めていたが、登場人物たちとその怖さに一緒に立ち向かっているような気持ちにさせられ、ラストまで心強く読めたという、不思議な感覚!
    内容もよく練られたストーリーで、すべてが繋がっていく爽快感もありました。

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    2025年12月07日
  • ポルターガイストの囚人

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    ホラーあり、ミステリーの純粋なトリックあり、アクションありでなかなかエンタメ力の高い小説で楽しめた。
    トリックには本当に騙された思い。続編があるなら必ず読む。

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    2025年12月06日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    ホラーよりもミステリ要素が強めかも。
    ただただ怖いもの、ではなく徹底的にその理由、原因に対して挑んで調査をしていく…というのが良かった。
    最後まで手を尽くしたか?
    無いものを見つけるのが調査の鉄則
    など、色々と印象に残る台詞もある。
    深淵のテレパス…そういう意味か!と分かった時も良い。



    最後はめっちゃゾッとする。

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    2025年11月30日
  • ポルターガイストの囚人

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    ネタバレ

    前作が面白かったため読み終わってすぐこの本を購入しました。
    作中でこれはこうだからこう対策しよう、など起きた出来事や考えをまとめてくれるため、主人公達と一緒に謎解きができるため置いてきぼりになることがなく楽しめました。
    少しどんでん返しというか叙述トリックもあり、好みでした。

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    2025年11月05日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    去年話題になっていて気になったので購入。
    続きものなので一人一人のキャラが立っていてとても良かった。
    内容もオカルトで全て済まさないで論理的に説明できないかなど、思考錯誤していたのが好みでした。

    0
    2025年11月05日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    晴子と越野2人が魅力的。他にも魅力的なキャラがいて早く続編が読みたい。

    作中の怪談も
    「光を絶やさないでください」
    という印象的なフレーズに加えて幾つも伏線が隠れていて素晴らしい。

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    2025年11月03日
  • ポルターガイストの囚人

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    前作も好きだったのだけど今作も良かった!
    伏線回収もあり、えーー!と騙される部分あり読みやすくて面白かった!

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    2025年10月30日
  • ポルターガイストの囚人

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    ネタバレ

    面白かったけど、4.2かな。

    前作より良かったのは、キャラがスムーズに動いて、作中の過去の事件と絡んだこと。
    前作と比べて好きじゃないのは話が壮大になったこと。
    ミステリーとしての伏線は良かった。

    なんでドローンで空撮しようとしたら出来なかったのか?
    京子の頭蓋骨が屋根にあったから妨害電波が出ていた。

    なんで夜、東城の手が汚れていたのか?
    庭にある京子の骨を掘り出したから。

    作中では、東城が稽古場にある京子の乳歯の影響で庭の京子の骨を掘り出したとある。

    時系列としては
    東城両親が自宅の庭に京子の骨を埋める。
    東城誕生、18まで住む。
    父親が脳卒中になったので21年振りに戻る。
    倉庫で

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    2025年10月22日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    面白かった。4.3くらい。

    内容的には『マイ・ゴーストリー・フレンド』を思い出して、似た時期で似た所が出てくるのなんかやだなとは感じた。戸山公園のニュースが出て感化されちゃったのかな。
    都内にあると使いたくなるのはわかるが。
    テレパスは2024年でマイゴーストリーは2025年だった。小泉八雲の話もあったし、ウケそうなのを拾ったのか?


    ミステリーとして超常現象を分析するところが良い。ゴーストハントシリーズを思い出す。
    謎を追いかけるのは『残穢』

    高山カレン
    名前がカレンなの絶対狙ってるだろと思ったら案の定。ちょいちょいウエメセというか、モラハラパワハラ気質なのが見え隠れしていたので、やっ

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    2025年10月21日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    普段読まないホラー。絶対何かの雑誌で見て読みたいと思った本なはずなのに、その記事が残ってなかった。予約本に入れたからか?いやー、怖いし面白かった。水の音、ドブの匂い、暗闇。日本軍が本当にオカルトの研究をしてたのかは不明だけど、ありそうだよな。超能力の研究は過去にしてたんだし。心理学を学んだものとして、これは読んだことがある。七瀬シリーズも好きだし。力を発揮できる環境が人によって違うことや四分の一を三分の一にする力しかないという犬井の話はとても興味深かった。思わせぶりな晴子の過去についても児童養護施設で倉元と知り合ったということしか明かされず、これは絶対続編あるでしょ。カレンのパワハラも興味深か

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    2025年10月18日
  • ポルターガイストの囚人

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    話のあらゆる所にちりばめられた会話や描写がまさかという所で伏線となったりして、終始夢中で読み進めた。心霊現象を理論的に考察し、推理するホラーとミステリーの両方を兼ね備えた作品だった。

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    2025年10月04日
  • ポルターガイストの囚人

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    前回が面白かったので第2弾もー。
    読み進めていく時のゾクゾク感がたまらない。
    衝撃な展開が待ち受けている魅せ方がうまいなぁと思って読んでいた。
    先が気になってどんどん進んでいった。

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    2025年12月21日
  • 深淵のテレパス

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    とても面白かったです。

    カレンさんに、正体のわからない「何か」が徐々に近づいてくる描写は、終始ハラハラさせられました。安全圏だと思っていたはずの光の当たる場所ですら、電気がひとりでに消えてしまう。その展開には強い絶望感があり、有効な対処法もなかなか見つからないまま、ただ恐怖に怯えるしかないカレンさんの姿がとても気の毒で、読んでいて胸が締めつけられました。

    また、晴子さんのキャラクターが非常に魅力的で、ぜひ自分の上司になってほしいと思わせる存在である一方、暗い過去を抱えていそうな描写もあり、その背景が強く印象に残ります。続編があるなら、ぜひ読んでみたいです。

    作中では、オカルトと科学のどち

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    2025年12月20日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

     怪奇現象を追っかけていくうちに、日本が戦時中に地下で極秘で研究・実験していたことがわかり、内容が「呪詛による敵国要人の殺害」「テレパシー能力を用いた伝令の効率化」「透視能力を使った敵国の機密情報の入手」といった怖いことをしていたんだと思い、この小説を読んで、怪奇現象を突き詰めていくと、戦時中の日本のことが明らかになって怖かったです。
     話は三部に分けて書いてあって、すべてつながっています。
     怖かったですけれど、面白く読ませていただきました。

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    2025年12月20日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    語り手が変わっていくような、視点の切り替えは苦手なのだが(混乱するから)、ページをめくる手が止まらない、引き込まれてスルスルと読めてしまった。

    登場人物の女性たちがハーフ系の美しい顔なのが、何か怪異と影響があるのか(戦争遺構が怪異の元だし)と思っていたが特になかった。晴子さんも、怪異を結果的に振りまいていた楓も無事で良かった。カレンさんは命こそ助かったが、元に戻れたかは怪しいところだけど。

    しばらくは暗がりと水音が怖かったことは言うまでもない笑

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    2025年12月18日
  • 深淵のテレパス

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    ホラー作品で、主人公が恐怖体験するタイプと、ルポっぽい?タイプが章ごとに入れ替わったりして、2倍楽しめた気がする。

    またホラーの原因のアプローチが、科学的なものとオカルト的なものと程良いミックス具合で、途中で冷めてしまう感覚もなく、どんどん引き込まれた。

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    2025年12月14日
  • ポルターガイストの囚人

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    個人的に前作(テレパス)よりもこちらが好み。

    またまたキャラクターがいい味を出しています。

    SFホラー色が少し強くなってきていますが…
    次回作でこのシリーズが終わっちゃうのは寂しいな…

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    2025年12月10日
  • 深淵のテレパス

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    怪談イベントで奇妙な話を聞いた女性が怪奇現象に悩まされるようになり、ある二人組に調査を依頼する。
    まずとにかく何より抜群に読み易い!ホラーとしてもミステリーとしても全体的に上手くまとまっている。また、一見すると何の事か分からないタイトル回収もお見事。オススメ!

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    2025年12月03日
  • 深淵のテレパス

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    超常現象が起きて呪われていくホラー小説かと思いきや…
    観察・記録して呪いは本当なのか、色々な視点から見ていき、新しくて面白かった。

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    2025年11月29日