上條一輝のレビュー一覧

  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    どの話も惹き込まれるものがあったが、私の記憶に焼き付いたのは、背筋さんの「箱の中身はなんだろな」だった。
    こんなこと現実であってもらっては困る!と思いつつも、「いや、心配で見に行ったと言われれば指紋などが残っていてもおかしくないよな...。」「死人に口無しとはこのことか...。」と嫌な思考を拭えなかった。
    フィクションとノンフィクションの境界が曖昧になった時こそ、人は恐怖や不安を強く感じるのかもしれない。

    0
    2026年11月02日
  • 深淵のテレパス

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    おもしろかった~!
    私は好き。
    続編求む!!!

    なんだかホラー映画にできそうな話。
    映像化できそうって言うのかな。
    キャラも立ってるし。

    最初のESP所持者の力やばすぎない?
    能力持ちが碌な死に方しないと
    残された人類には大変だよなぁ~
    ちゃんと寿命を全うしてほしいねw

    0
    2026年10月25日
  • ポルターガイストの囚人

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    触れていないのに落下する遺影。
    ひとりでに動くこけし。
    ふと覗いた鏡に映る、女の影。
     

    『ポルターガイストの囚人』上條一輝

    〈ひとりホラー祭り〉第5弾。

    『深淵のテレパス』に続く、
    〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾!

    このシリーズ、2年連続で「このホラーがすごい!」の
    首位を獲得しているのだから、実力は本物だと思う。

    でも、ガチガチに怖いというよりは
    どちらかというとエンタメホラー。

    程よく怖くて、ホラー小説が苦手な人でも楽しみやすい。
    そして何より、晴子さんと越野くんのコンビが最高なのだ。

    ✧

    若い頃は一世を風靡したイケメン俳優・東條。

    金欠になった彼は、
    今は誰も住んでいない実家へ舞い戻ることになる。

    しかし荒れ果てたその古い一軒家では、
    誰もいないはずなのに物音がしたり、
    姿見が勝手に動いたりと、
    不可解なポルターガイスト現象が次々と起こる。

    困り果てた東條は、
    「あしや超常現象調査」に調査を依頼するが……

    ✧

    このシリーズの面白いところは、
    いわゆる霊能者のように怪異を祓ったりしないところ。

    まずは何より「記録」。

    怪異がいつ、どこで、どのように起きたのか。
    ひたすら記録し、その中から「法則性」を導き出していく。

    晴子さんなんて、怪異が起きても
    嬉々としてカメラを回し始めるほどの男前っぷり。

    対する助手的立場の越野くんは、
    尻尾を巻いて逃げ出したくなるほどの怖がり。笑

    この正反対な二人の掛け合いが面白いし、
    一作目から少しずつ二人の関係性が変化していくのも
    シリーズものならではの楽しさなのだ。

    ✧

    中盤以降はホラーというより
    スリラー色が強くなっていくけれど、
    最後まで一気に読ませるスピード感は健在。

    怖いだけでは終わらず、
    怪異の謎を追いかける面白さもしっかり味わえました。

    そして〈あしや超常現象調査〉シリーズの完結作、
    『ゴーストの継承』は10月発売予定とのこと!

    これは期待して待つしかない。

    ✧

    それにしても、
    ホラーって「鏡」にまつわる怪異が多いよね。

    昔『ミラーズ』という洋画を観たんだけど、
    廃墟デパートの鏡に触れてから怪異が次々起こるやつで
    これがめちゃくちゃ怖かったんだよなぁ……

    あれ以来、夜中の鏡はちょっと嫌だ。
    トラウマ。笑

    0
    2026年10月24日
  • 深淵のテレパス

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    創元ホラー長編賞受賞作

    初めての作家さん。

    ホラー系はあまり読まないが、
    そんなにおどろおどろしい感じはなかった。
    どちらかといえば、ミステリーが強い。

    最初はバリキャリの主人公から始まり、
    オカルト研究会のイベントに参加して、
    超常現象が次々起こり、体調を崩す。
    そこから、超常現象調査の二人と出会う。
    そのあたりから、主人公が越野になって話がすすみ、
    カレンと晴子との上司としての対比が面白かった。
    「お前には、発想力がある。難しい状況でも諦めない根性もある。だから、お前を誘ったんだ。」
    自分はダメな社員だと思っていた越野にとって、こんな頼もしい上司は他にはいない。

    暗くて狭いところが苦手なので、
    ラストのあたりはドキドキしながら読んだ。

    続編、出ないかな~

    0
    2026年10月18日
  • ゴーストの継承

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    キャンペーンに当選し、
    サイン入りのプルーフをいただきました⸜(˙꒳˙)⸝

    シリーズ完結だと思うと寂しい・・・。
    でも、これこそ完結編!と思えるストーリーだった。

    冒頭から不穏すぎて胃が痛い・・・と思いながらも、
    続きが気になって一気読み!
    ネタバレせずに
    このおもしろさを伝えるのが難しい!!

    今作はどちらかというと、
    ミステリー要素が強めな印象。
    残り数ページしかないけどどうなる!?と
    ハラハラドキドキ!
    ラストのラストまでたっぷり楽しめました。

    過去作とのつながりもよく、
    シリーズを通して読んできたからこそ
    味わえるおもしろさがある。

    だからこそ、ぜひ前作2冊を
    読み返してから読んでほしい!

    シリーズの完結は寂しいけれど、
    最後まで読めてよかったと思える一冊だった。

    0
    2026年10月14日
  • 深淵のテレパス

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    たぶん…私にとって初ホラーかも。
    すごくおもしろかった!
    不気味で恐ろしいだけでなく、ミステリのようにその背景や繋がりが気になり考察しながら読み進める感じ。『怖い』の分量は決して多くはないので、私のようなホラーが苦手な人でもたぶん大丈夫…かな?超常現象をそのまま受け入れるのではなく、一旦受け入れつつも科学的にも考える姿勢は崩さない。そこがまた良いのかも知れない。
    越野もまだまだ成長過程だと思うし、芦屋の過去は明らかになってないことだらけ。気になるー。後作のポルターガイストの囚人も、続けて読む!

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    2026年10月12日
  • 深淵のテレパス

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    怪談を聞いたことをきっかけに、
    日常が少しずつ異様なものに侵食されていく
    理不尽な展開が面白い。

    ホラーとしての不気味さはもちろん、
    怪異の正体や仕組みに迫っていく
    ミステリー要素もある。

    あしや超常現象調査の個性的なメンバーも魅力的。

    『深淵のテレパス』という
    タイトルの意味を考えながら振り返るのもおもしろい。

    ホラーとミステリーのバランスが絶妙で、
    続編も読みたくなる作品だった。

    0
    2026年10月12日
  • 深淵のテレパス

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    えー、面白かった、、笑
    怖いホラー小説、大丈夫かなぁとか思ってたけど怖いだけじゃなくてワクワク感もゾクゾク感もあって謎もめっちゃ多いまま終わるし早く続きが読みたい!笑

    前半は怖いなぁって感じで後半は怒涛の展開。でも文章がイメージしやすくて展開も面白くてワクワクした。
    確かにこれは映画化できそう!
    早くポルターガイストもよみたいなぁ!

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    2026年10月08日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    どれもよかった。斜線堂有紀氏は気持ち悪い描写がすごく上手で背筋氏の何とも言えない怖さ、恐さに楽しく?拝読。

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    2026年09月23日
  • 深淵のテレパス

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    何かで紹介されていて、今回初めて読んだ著者さんでしたが、面白かった!オカルトだったり、心霊だったりを題材にしているものはちょっと苦手なのですが、ただのオカルトとは違うドキドキがあった。怪談会で一人にロックオンして怪談とは少し違う話をする少女。語られた人に怪現象が起き、その原因を追究していく。登場人物が面白さとかっこよさとを兼ね備えており、読んでいるうちに頭の中で映像化されていく感じが読んでいて楽しい。参考にした図書に鈴木光司さんの『リング』と『仄暗い水の底から』があり、そのテイストもあるなと納得。怖さよりも面白さが勝り、後半は一気読みした。

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    2026年09月16日
  • ポルターガイストの囚人

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    最初から怪異やトラブルが発生してくるので結局なんなんだろう...?みたいなことが無く早く続きを読みたい!となる作品でした。
    難しい言い回しもなく、そういうこと!?な展開が好きでした。

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    2026年09月12日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    個人的に大好きです
    とんでもなく怖いホラー、ではなく
    ホラーミステリーのような
    怪異の正体を辿っていく話。

    鈴木先生のリングが大好きな私としては
    こういった怪異に迫っていく話が
    大好物。

    恐ろしくて震えるような話ではないが
    エンタメ小説として
    本当に楽しく読み進められました。

    次回作読んでます。

    0
    2026年09月05日
  • 深淵のテレパス

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    ばしゃり…

    夏は怖い話ですよね!!
    夏も終わりが近づいてきましたが、夏の間に読めました。
    水の音、臭いと相まって寒さ倍増…!!

    まとまりがあって、とても面白いホラー(&ミステリー)でした。
    特に最後は臨場感があり…こちらが考える余地も残しつつ終わって、読後感もよかったです。
    犬井さん、ESPなのに人間ぽくて好きでした。(土を手で掘るあたりとか…)

    シリーズ化できそうな登場人物たちだなあと思いました。
    夏の終わりにいい本に出会えてよかった!

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    2026年08月28日
  • こわいものがうつる

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    最後の話がうまく解釈できずだったが、どの話も比較的読みやすく面白かった!軽すぎず重すぎずのいい塩梅で、同著者の別作品にも興味が湧いた。

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    2026年08月24日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    現代社会+嫌ミス+ホラーみたいな感じで最悪の読後感が味わえて最高でした。どの作品も面白くて怖くて粒揃いです。最後の梨さんの作品だけはちょっと毛色が違うけど、それがまた一粒の清涼剤としてよく機能していると思います。この夏に読むべきホラー。

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    2026年08月23日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    2026.08.09

    感想ってなんだ?と考えてしまった。この本はひとこと、本当におもしろかった。

    ホラーにも心霊系、民俗系、スピ系いろいろあるけれど、そのどこにも属さない怖い物語たち。

    なるほど、だから「その他の危険」なのか。

    人の闇、社会の闇、言葉の裏、言葉の毒、気持ちの毒、確かに危険がいっぱい。湿度や粘性ではないこんなホラーもあるのかと、今までとは違う怖さを感じた。

    新しいなと思ったのは梨さんの『ブルーライト』。怖いというより心がわさわさするような、悲しくて寂しい、泣き笑いの物語。このお話、好き。

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    2026年08月13日
  • 深淵のテレパス

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    登場するひとたちが,物語を進めるために置かれているのではなく,その世界で,ちゃんと息をしているように感じられる

    こういう,アニメと映画のあいだにあるような空気を描ける作家なら,きっと,なにを書いてもおもしろいのでしょう

    出来事だけではありません.
    この世界に,もう少しいたいと思えること.
    それこそが,この作品のいちばんの醍醐味です

    0
    2026年08月09日
  • ポルターガイストの囚人

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    前作もめちゃめちゃ面白かったけど、なんかちょっと物足りないなみたいなのを感じてた物足りないの部分を完全に大満足に変えてくれる作品だった。ホラーやミステリーを読んでると早く誰か死なないかなと思いながら読むから、今作はドキドキが常にあって恐さも増し増しで良かった。ちゃんとどんでん返しもあった。

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    2026年08月06日
  • ポルターガイストの囚人

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    前作よりも早い段階であしや超常現象調査が来たから安心した。描写も雰囲気もゾッとするほど怖いんだよ…!!3作目も期待してます。

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    2026年08月01日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    「呪いは明るく輝いて」 コロナのときを思い出した

    「呪いの交換日記」 王道だった

    「ほらあな」 ラストで一気に怖くなった

    「劣化コピー」 二度読みした

    「壱本樹様」 女は怖い

    「しばらくゆっくり休んでください」 自業自得か

    「ほらあな」が一番怖かった。

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    2026年06月08日