上條一輝のレビュー一覧

  • ポルターガイストの囚人

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    面白くて一気読みしてしまった…
    前作も楽しめたけど、今作の方が情景が目に浮かびやすくて、なんだか映画1本観終わったような気分です^_^
    高所恐怖症だから、終盤のシーン、最初斜め読みしてしまった(無事に過ぎた後、もう一度戻って読み直ししたけど) 登ってないのにちょっと足元が不安定な気分になるの、不思議だね〜。。
    あと、途中のとこでしっかり騙されたし(笑) まんまと引っかかって、それもフルネーム出てきてるのに次の章に行くまで気がついてなかった(笑) ショウゴ氏母が、私の知り合いと同姓同名っていうのに気を取られてた(笑)

    帯のあの言葉がとても気になってます…
    次作楽しみにしてます!

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    2025年10月31日
  • ポルターガイストの囚人

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    ネタバレ

    〈あしや超常現象調査〉シリーズ2作目。面白かった。今回はポルターガイストやサイコキネシス(念力)がテーマ。東城目線と越野目線の章が交互に続いて、第2部から東城のとこが父親になっているという、よくある展開に全然気付かなかったー。犬井が事故った時に車を動かしたというのにはくーっとなった。ほんと天才だよ犬井ちゃん!しかしこんな人を操れるほどの力をもつ人間がいたら。電磁波の話も興味深かった。ヒツジとヤギの話も。私はヒツジだろうなぁ。マネージャーの半田の飛び降りのとこも怖かったわ。ラスト、晴子の過去も明かされる。親子心中の生き残りか。しかし、帯に『次作で完結』と書くのは早過ぎではないか。寂しいじゃないか

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    2025年10月26日
  • 深淵のテレパス

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    「変な怪談を聞きに行きませんか?」と会社の後輩に誘われ、高山カレンは一緒に怪談イベントへ。その後、怪奇現象に悩まされることに。濡れ雑巾を床に叩きつけた時の音のような「ばしゃり」という音が聞こえ、床に汚水、ドブ川のような臭い、どれも暗闇で起こる。藁をもつかむ思いで、『あしや超常現象調査』に助けを求める。調査によって徐々に分かってくるのだけど、高山カレンの様子がおかしくなっていく…。
    高山カレンはどうなってしまうのか…?

    ものすごく怖いというわけではないです。でも面白かったです。たぶん『あしや超常現象調査』のメンバーが良かったからかな。リーダーの晴子はサバサバしてていい。アシスタントの越野はビク

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    2025年10月24日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    面白かった。
    変な怪談を聞いたら変な現象に合うようになった、というシンプルな入りからテンポよく進んでいくので先が気になってあっという間に読んでしまった。とにかく最後まで無駄な描写がなくそれぞれキャラも立っていたので読みやすい作品。
    ただ終盤はただの脱出劇になってしまいホラー的な成分は薄い。中盤までの対策がどんどん潰され迫って来る恐怖は良かった。

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    2025年10月18日
  • 深淵のテレパス

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    ホラー小説初心者なので色々読んでいる途中ですが、好きな系統に出会えた!と思いました。
    ばりばりに恐怖を煽るというよりも、事象は事象としてオカルト方面からもリアリティ方面からも探って解決していきましょうというお話。

    とはいえ、ちゃんと能力の備わったキャラクターも登場するのでリアリティ思考一辺倒ではないのも面白いところ。
    登場人物一人一人に好感が持てて(名前だけの磐井教授ですら)、キャラクターの作りがとても丁寧でした。それぞれを掘り下げた物語も是非読んでみたいです。
    伏線というか、事象の繋がりなんかもきちんと辻褄が合うように用意されていて無駄のない構成でた。

    続編をぜひ!と思っていたらもう出て

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    2025年10月18日
  • 深淵のテレパス

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    「深淵のテレパス」(上條一輝)を読んだ。

    うわ!これ面白いわ。
    迫り来るものに対する不気味さと照明器具でキンキンに照らされた部屋のイメージが強烈に突き刺さる。

    「骨灰」(冲方 丁)とか「パラサイト・イヴ」(瀬名秀明)とか思い出した。

    地下から抜け出すための解決策が『え!』っとなるくらいの奇抜さでなので笑ってしまったよ。

    ホラー小説って正体が見えたところがクライマックスであとは萎んでいく宿命にあるんだけれど、この作品はキャラクターのコミカルさも持ち味なので読み手のテンションが下がらないんだな。

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    2025年10月18日
  • 深淵のテレパス

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    謎解きミステリーとホラーが合わさった作品で、先が気になり面白かった。
    オカルトの捉え方や対処法も独特でした。

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    2025年10月16日
  • 深淵のテレパス

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    ホラーとミステリー、どっちも楽しめます。続きが気になって一気読みでした。あしや超常現象調査のスタンスが気に入りました。

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    2025年10月16日
  • ポルターガイストの囚人

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    個人的に前作は“静”という印象だった。
    でも今作は間違いなく“動”だ。
    ポルターガイストの性質上、全体的に動きや変化が多くなるので読んでいて楽しい。
    それに、調査対象は厄介な方が盛り上がるし面白いんだよなあ。
    各章に語り手の名を付しているのも良い。
    こういうの大好き。
    次作で完結らしいので、楽しみにしてる。

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    2025年10月15日
  • 深淵のテレパス

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    読みやすいホラーだと思う。
    私は怖がりなので、ちょうどいい怖さ加減だった。
    とはいえ、やはりビビりなので夜は読むのやめてました…

    キャラクターも個性的で、ミステリー要素もあって、ひきこまれていく感じがあった。

    怖いもの、超常現象ってどんなモノ?みたいなところも触れられてたので、オカルト無知な私にはぴったりで入りやすかった。

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    2025年10月14日
  • 深淵のテレパス

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    まず、ホラー作品として高い完成度の作品であると思った。
    皆さんの感想にある通り、とても読みやすかった。
    呪いや超常現象を題材にしつつ人間の怖さも垣間見られるといった作品であり、点と点が繋がっていく感覚が今でも忘れられない。
    どこか「リング」を彷彿とさせる本作に既視感を覚えた人はいないだろうか。

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    2025年10月12日
  • 深淵のテレパス

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    【短評】
    「このホラーがすごい!(2025年版)第1位」「第1回創元ホラー長編賞」「ベストホラー2024第1位」の三冠を成し遂げた上條一輝のデビュー作。
    先日読んだ貴志祐介の「さかさ星」が「このホラーがすごい!(2025年版)2位」であったことから「アレ程の作品を上回る評価を得たのだから傑作に違いない」と手に取った一冊。成程、実に完成度の高い作品であった。

    オカルト研究会で奇妙な怪談を聴いた日から、高山カレンの生活は一変する。
    暗闇に響く奇怪な水音とドブ川の様な異臭。怪異が日常を侵食していくなか、助けを求めたのは「あしや超常現象調査」の二人、越野草太(こしのそうた)と芦屋春子(あしやはるこ)

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    2025年10月12日
  • ポルターガイストの囚人

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    映画宣伝会社に勤める芦屋晴子と越野草太は、「あしや超常現象調査」として、様々な超常現象を記録・調査して、YouTubeで発信している。売れない俳優、東城彰吾の依頼で、彼の実家で起きるポルターガイスト現象を調べていく。
    物が勝手に動いたり、鏡に幽霊?が映ってたり‥。派手さはなくても、読んでてわりと怖い。でも、ポルターガイストを心霊現象としてだけではなく、科学的なアプローチも加えて解明しようとするのが、面白い。心霊現象を信じない探偵と、スプーン曲げで有名になった超能力者も調査に加わり、話は怖いながらも賑やかに進んでいく。

    東城の出生の秘密など、意外な展開が続いて飽きない。途中、読者を欺く仕掛けも

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    2025年10月12日
  • 深淵のテレパス

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    非常に読みやすい!サクサク進めます。
    一見分厚く見えるけど、2日くらいでサクッと読めちゃう。普段本を読まない人にもおすすめです。
    実際自分の身に起きたらめちゃくちゃ怖いし、読んでる途中で家の中の暗闇が怖くなります。
    あしやさんのキャラのおかげで暗くなり過ぎず読める。

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    2025年10月11日
  • 深淵のテレパス

    購入済み

    新たなバディ誕生で、オカルトxホラーな物語は最後までぐいぐいと読むことができた。『無力感に苛まれたら〜』は心に留めておきたい良いセリフだなと思った。

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    2025年10月11日
  • ポルターガイストの囚人

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    面白かった!
    前作で出てきた個性的なオッサン2人だけでなく、前作で重要な役どころだった桐山ちゃんも出てきてくれたのは個人的にとても嬉しい✨
    内容は前半…というか、最終決戦までは本当に面白かった。ホラー描写が怖くてゾクゾクした。
    ただラストは私的にはなんだかなぁ…といった印象。
    次回作もあるようだし期待。

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    2025年10月02日
  • ポルターガイストの囚人

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    ネタバレ

    怪異じゃなくて物理的に怖くなっちゃって震え
    1作目で出た桐山さんが仲間になってて良かった
    スカイツリーの大立ち回りは劇場版コナンみたいだった
    次回作も楽しみ

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    2025年09月29日
  • ポルターガイストの囚人

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    「深淵のテレパス」がよかったので、こちらも読んだ。貞子系?
    私は「深淵の~」のほうが好き。
    次作が出たら読むと思う。

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    2025年09月21日
  • ポルターガイストの囚人

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    前作よりホラー要素もミステリー要素もパワーアップした印象。
    ホラー部分は祖父母の家を思い出し、なかなか怖かったです。また序盤から細かな伏線が張ってあって、それが回収する流れも前作同様、見事です。
    個人的に、終盤の展開は微妙。話のスケールが大きくなって、色々ツッコミどころが増えてしまった印象です。
    とはいえ、寝不足になっても読んでしまうぐらい面白い作品。
    次作でこのシリーズは完結とのことなので、楽しみに待ちたいと思います。

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    2025年09月10日
  • 深淵のテレパス

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    姐さん的な彼女がとても素敵、カッコいい!
    (俺ってMだったっけ?)

    身の毛がよだつ程の怖さはないけど(それでも充分コワくはある)、丁寧に書かれていて好感!

    で、
    折良く続編が出たので電子版即購入しました。
    早く積読すませないと!

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    2025年11月06日