上條一輝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても王道な感じのホラー・ミステリーとして読み進める事ができ、面白かった。ホラーの描写はキチンと怖かったし(ほど良く)、ホラー以外の場面の描写も、イメージがつきやすく、話にスンナリ入れた(映像化・実写化しやすそうな気がした)。話の進み方もテンポが良かったし、ピンチの場面での主人公の粘りや発想も、お見事だったと思う。
主人公達は、オカルト的なものを全面的に肯定するわけではない姿勢を貫きながらも、時間や状況的にひとまず存在すると仮定して行動する事になるが、その持っていき方も妥当性があったと思う。解決後も、どう説明をつけるべきかを、1つに絞らないままにしたのは、良かった。
「深淵のテレパス」の意味は -
Posted by ブクログ
とても面白かったです。
カレンさんに、正体のわからない「何か」が徐々に近づいてくる描写は、終始ハラハラさせられました。安全圏だと思っていたはずの光の当たる場所ですら、電気がひとりでに消えてしまう。その展開には強い絶望感があり、有効な対処法もなかなか見つからないまま、ただ恐怖に怯えるしかないカレンさんの姿がとても気の毒で、読んでいて胸が締めつけられました。
また、晴子さんのキャラクターが非常に魅力的で、ぜひ自分の上司になってほしいと思わせる存在である一方、暗い過去を抱えていそうな描写もあり、その背景が強く印象に残ります。続編があるなら、ぜひ読んでみたいです。
作中では、オカルトと科学のどち -
Posted by ブクログ
やっぱこういうのが好きなんだなあ!
深淵のテレパスもかなり好きだったんだけど、こっちもいい!新作ありがとう!
怪異や事実から距離感を取りつつも、確実に事象はあってそこに取り組んでいく構成は地に足がついてる感がある一方で、お決まりのキャラクターが作品としてしっかりしているのでエンタメご都合もスッと受け入れられる。この塩梅が、長編を読み切るのに引き込まれるし飽きずに読める。
今回思ったのは事件が起きてことが動き出すまでがはやい。もう半分くらい読んだ?とページを見るとかなり序盤だった。
映画には慣れてるものの、小説でこの早さで展開があると、苦手な人も読めるんじゃないかなーと思った。全体的に会話の内