「深淵のテレパス」の続編ということで、手に取りました。
掴みはいいんですけどね……。
幻覚のようなものが見えたり、人が忽然といなくなったり。
「これは一体、何が起きているの?!」と、科学では証明できそうもない由々しき事態が次々と起こります。
ただ、そのわりにストーリーが少し停滞気味に感じてしまって……。
私だけでしょうか?
集中が途切れてしまい、なかなか物語に没入できませんでした。
2/3ほど読み進めたあたりで登場人物たちがようやく動き出し、
「いよいよクライマックスか!」と期待するのですが、
どこかで見たことのある展開に感じてしまったのも正直なところ。
個人的には、やはり「深淵のテレパス」の方が好みです。
次々と新キャラが登場して展開が早く、
オチも「そこまで遡るのか!!」と驚きがありました。
このシリーズを読んでいて、ふと気になったのが
「ホラー」と「オカルト」の違い。
似ているようで、やっぱり違うものですよね。
ChatGPTに聞いてみたところ、こんな違いがあるそうです。
【ホラー】
目的:恐怖を与えること
読者・観客を「怖がらせる」ためのジャンル。
【オカルト】
目的:不可思議な世界を扱うこと
“この世の理屈では説明できないもの”への興味。
そう考えると、このシリーズは
ホラー3割、オカルト7割くらいでしょうか。
人間が信じ切れないものを、証明しようとする。
それが「あしや超常現象調査」シリーズのテーマだと思うのですが……これが、難しい。
信仰の度合いは人それぞれですし、
それによって感じ方も大きく変わるのが、ホラーやオカルトの面白さでもあると思います。
とはいえ個人的には、
見なくていいものは、見ないでやり過ごしたいタイプ。
……ところで。
主要人物の晴子さんが、若かりし頃の藤原紀香っぽいキャラに重なるの、
私だけでしょうか?