上條一輝のレビュー一覧
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人気のホラー作家さんの短編
私の好きな作家さんばかりだったので読みました
全編しっかり怖いです
上條一輝「呪いは明るく輝いて」
気づいた時にはもう遅い、絶望
1番呪いというテーマに沿ってると思いました
北沢陶「呪いの交換日記」
こういう都市伝説ありそう
澤村伊智「ほらあな」
呪いは別として、こんな形式の書店?が近くにあったら私も通っちゃいそうです
背筋「劣化コピー」
くるくると視点が入れ替わってとても面白かったです
2回目読んで、たくさんの伏線が隠れていたり、
気付かされることがあったりと、1番面白かったです
気軽に2回読み返せるのが短編のいいところですね
三津田信三「壱本樹様」
期待通りの三津田信三の世界観がギュッと詰め込まれています
芦花公園「しばらくゆっくり休んでください」
このお話だけよくわからなかったです
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昨年のお盆に、あしや超常現象調査シリーズ続編『ポルターガイストの囚人』を読み、丁度一年後たまたまお盆の時期に、念願のシリーズ1作目『深淵のテレパス』を読むことができた。宝島社「このミス」編集部が贈るホラー小説ランキング「このホラーがすごい!」2年連続、上條一輝著「あしや超常現象調査シリーズ」が1位を獲得している。
2作目はこちらシリーズの1作目を読んだ後だったら、更に楽しめたのかも...あしや超常現象捜査には晴子を中心に、孤児院仲間の探偵、元超能力少年、そして会社の部下、越野たちが怪奇現象に立ち向かっていく。語りは、部下の越野担当でお話がすすむ。晴子は大柄で男勝り、怪奇現象に体当たりするキャラが際立つ。今回の事件は、自室マンションに怪異が起こり、原因を突き止め解決してほしいという依頼だ。きっかけは大学の会談会に誘われて、不気味な女性の話を聞いたことからはじまるのだが...最後は怪異の全貌をあしや超常現象捜査がきっちりを解決する。シリーズ3作目も期待大である。 -
Posted by ブクログ
序盤から漂うのは、まるで『仄暗い水の底から』を思わせる陰湿で不気味な空気感。まさに「古き良きJホラー」の風格を存分に堪能できる一冊です。
ここに「あしや超常現象調査」のメンバーが絡むことで、物語は一気にエンタメ性の高いオカルトミステリーへと昇華します。ホラー小説にありがちな大雑把な力押しや、難解な説明による破綻がありません。骨格が非常にしっかりしており、強烈な個性を持つキャラクターたちが登場しながらもリアリティの枠を踏み外さないため、最後までストレスなく作品世界に没入することができました。
あえて余白を残すことで恐怖や余韻を際立たせる手法は成功していると感じる一方で、個人的には「もう少し説明や深掘りが欲しかった」と思える部分もあり、やや消化不良感が残ったのも正直なところです。
とはいえ、ホラーとしての雰囲気づくりとミステリーとしてのロジックのバランスが絶妙で、完成度の高い満足感のある作品でした。 -
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本作はホラー短編のアンソロジーです。
決まったテーマは特になさそうでした。
『小説新潮』に掲載された短編が収録されているようです。
普段はあまり短編を読まないのですが、作家陣が豪華なので読んでみました。
アンソロジーなので、どの話が好きだったかを書きたいと思います。
一番好きだった作品は、…うーん、決められない!二つあります。
斜線堂有紀『涸渇』
上條一輝『枯れた街の上でも』
です!
『涸渇』は、主人公に襲いかかる怪奇現象というか体調不良というか、それの描写が秀逸すぎました。
いろんなホラー作品を見てきていますので、呪いによる色々な症状も見てきているのですが、この作品のやつは新しい!こんな霊障見たことないです。
上述していますが、その描写が素晴らしいです。
短編なので、細かい話は端折ってあるのですが、その辺の詳細が知りたいから長編化してほしいぐらいでした。
『枯れた街の上でも』は、話のまとまり方が短編とは思えないクオリティでした。しかも短編なのに時系列が2つ同時進行するという凝った仕掛け。
しかも、短編ホラーでは端折られがちな怪異の原因、元凶についても描写されています。
短編でここまでやれるの?!という、概念を覆される読書体験でした。
その上、ちゃんと怖いっていうね、文句ないです。惜しみない賞賛です。
特別枠として軽く言及させて頂きたいのが、梨『プルーライト』です。
ネタバレしたくないので詳しくは書きませんが、梨さんってこういうのも書くのかーとびっくりしました。
梨さんの作品は『かわいそ笑』しか読んだことなかったので意外でした。
この話が、このアンソロジーの最後に収録されているのもなんかいいなと思いました。
満足度の高い作品ばかりで、大満足でした。
斜線堂有紀さんの作品は読んだことなかったので、手を出してみたいなぁと思いました。良い出会いになりそうです。 -
Posted by ブクログ
俳優の東城彰吾は、病に倒れた父親が暮らしていた実家に21年ぶりに引っ越すことに。誰もいないはずの家なのに何者かの気配を感じ、落ち着かない日々が続く中、不可解な現象が起きて…
怪異が不可解のままで終わるホラーはあまり好きではないが、本作はミステリ的な仕掛けも絡ませつつ怪異の正体を理詰めで解明していく過程が面白い。大胆不敵なミスリードにはまんまとしてやられた。ミステリ好きにはオススメしたい。超常現象にサイコにほにゃららに各種ホラーが堪能できる。恐怖感は控えめだが、しばらくは夜に鏡を見たくない(u_u)
《あしや超常現象調査》シリーズ第2弾。勝気な芦屋晴子と気弱な越野草太のペアに、探偵•倉元&超能力者•犬井の凸凹コンビが脇を固める。この脇役二人は「ヒツジ•ヤギ効果」の説明にも一役買っていて、いい味出していた。
シリーズ第3弾となる完結編は今鋭意執筆中とのこと。晴子と越野の行く末は?期待したい。
このミステリーがすごい! 15位
ベストホラー2025 1位
このホラーがすごい! 1位
《あしや超常現象調査》シリーズ
1.深淵のテレパス
2.ポルターガイストの囚人 -
匿名
ネタバレ 購入済みすごく面白かったです
どの作品も面白く、「この話はどう着地するのだろう」とワクワクしながら一気に読みました。ホラー初心者でしたが、怖すぎて読めないことはなく、最後まで楽しめました。
「劣化コピー」
語り手が順番に変わり、最後に最初へ戻ってくる構成が気持ちよかったです。あと呪いはどこまで広がるのか気になります、編集者と作家だけ?編集者の奥さんは無事だった??その後のことも考えるとさらに怖いです。
「しばらくゆっくり休んでください」
あの女性は、そこまでされるほど酷いことしたかなと思ってしまいました。我の強いめんどくさい人そうではあるけど、普通にいそうな人なので。
あの程度でもすぐに「研修」の対象になってしまうことが怖く、呪いの実行方法もとても印象に残りました。