山本兼一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
直木賞受賞作品とのことでわくわく。
タイトルも何だか好きだ。
さっそく開いて目次を見て、少し顔をしかめる。
それぞれの章のタイトルと、色んな人物名。
1人の主人公が語っていくのではなくて、色んな人の目線で語られるタイプか…ちょっと苦手な本かも。
と、最初は不安な気持ちで読み始めたものの、すぐに没頭。なにこれ、面白いやつだ。
千利休は茶道の人、くらいしか知らなかったけど、秀吉に重宝されていたとは。
そしてその秀吉に切腹をさせられていたとは。
物語はその切腹当日から始まる。
そこからだんだんと時を遡ってゆくという面白い構成。そして利休以外の人物目線もあるのが予想外に良かった。
ストーリーも面白いし構成が余計に面白くさせてるし、これは期待以上の読書だった。
千利休、茶の湯、周りの歴史人物、この本でもっと知りたいと思った事が増えた。ほかの本でも千利休の物語を読んでみたい。
そして解説が宮部みゆき。
こんなに分かりやすくてうんうん頷いてしまう解説は今までになかった。
さすがすぎる。
解説までまるっと楽しめた良き読書だった。 -
Posted by ブクログ
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わしが額ずくのは、美しいものだけだ。
天下人・秀吉に挑んだ男・千利休の
秘められた恋、そして死。
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歴史初心者でも読みやすいとインスタで見つけて。
読むのに時間かかりましたが、
面白かったです!
利休切腹当日の朝から始まり、
なぜ切腹することになったのか、
利休は何を胸に秘めているのか、
その謎を解き明かす為、
話は遡って展開していきます。
利休と秀吉、周囲の人間たち、
それぞれで描かれていくのですが、
利休と秀吉が通じ合っていたり、
わかり合っている部分もあるのに、
油断できない、緊張するような場面が多々あり、
そのすれ違いに切なくなりました。
全く違う圧倒的な鋭さをもつ二人。
結末はわかっているのに、
最後までどうにかならないのかと、
その結末はどのような形で描かれるのか、
最後まで息つく暇なく読み進めました。
解説が宮部みゆきなのも贅沢!
次は利休も登場する「花戦さ」を読みます! -
Posted by ブクログ
読んでよかった。お恥ずかしながら茶道には全くたしなみがなく、こういう世界があると知ることができてよかった。ただ、美とか風情とか抽象的すぎて戸惑った。「茶杓の節の位置で侘びを醸し出す」とか意味わからん( ̄▽ ̄)
そしてオイ秀吉!その茶壺が欲しいからよこせとか、それを手放さないことに腹を立てるとか、人が持っている香合をネチネチ執念深く欲しがるとか、秀吉何やってんの?て感じ苦笑。自分勝手すぎやろ。
三成も性格悪かったーー「八本目の槍」ではいいヤツだったのに。
あと、ヴァリニャーノの章が興味深かった。坊主にボンズとルビが振ってあったので声を出して笑ってしまった(^^)
あと一つ。わたしは日々、短い隙間時間でちまちま読むタイプなので、一つの章が20ページ前後で、とても読みやすかった。千利休がもちろん主役だけれど、章ごとに千利休以外のメインキャラクターが登場。月日が遡っていくのも非常に面白い展開だった。 -
Posted by ブクログ
がーん。
人の感想を読んで知る。
これ2巻目だったのか(笑)。
まぁ別に、ついていけないような書き方はなかったしいいですけども(笑)。
この巻だけでは仕舞がついていない気もするので、まだ続くのかな?続きも読むのありだなー、と思いました。
優しい空気が流れています。
時代物、道具屋物も、そんなにない設定だし、よかったと思いますー。エース成功物語ってのも、読みやすさ定番な感じで。
最後の解説が実はかなり面白かったですが(笑)。大体、解説は個人的には興味ない感じのものも多いんだけど(笑)。こちらの解説は、それ自体に新しい情報提供があったりして。この本自体の話を超えたエッセイみたいな感じで、興味深く読みました。アンダーグラウンド感漂う道具屋世界。。