手塚治虫のレビュー一覧
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カラー版で手塚先生の細かい描き込みがさらに引き立っています。話的にも40年以上前の作品とは思えない壮大なスケールで、もはや漫画の括りでは収められない作品だと思います。
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自律型のロボット友達が増えた
前までは戦いが話しの中心だったけれども、この巻からは自律型のロボット友達が増えてきた。そしてさらに数年前の大災害の原因らしき話しも出てくる。そろそろ終焉に近づいたのかと思いきや、新しく開発されたA108は共感力と良心を持つロボット。と、されているけれど、蒸発したDrロロとロボレスの会場に現れた。本当は、もっと ロボット同士の交流や恋バナのシーンを見たかったけれど、やっぱり戦う場面が多い方が人気なのかな。ちょいと残念ですね。
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誰のために…?
特別編「二人の黒い医者」。
BJ原典をキリコの視点から描き直したものだが、最後のキリコの台詞は、原典には無い。キリコなら言いそうな台詞だが、そのためにBJの「仕事」に対する姿勢が浮き彫りになる。
40年以上前、原典を読んだ時にも感じた違和感と、BJの動機のエゴイスティックな側面、それを是とした自分を思い出した。
本編はキリコが主人公の物語だから、こういうオチになるが、どちらが正しいとは、本質的には確答出来ないのが、BJとキリコなのだ。 -
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新型ベヴストザインの方向性は良心の判別と共感力を高めること。
ウマちゃんが制御に言及するのは意外。
A108はどんなロボットになるのか今後に期待。 -
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シックスの苛立ちや動揺、話をしたい。といった感情の動きがよく分かる。開発者の性格や命令に左右されていても、それと相反する想いを抱くジレンマこそが自我なんだなぁ。
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シックスの視点から見た世界が面白い。
自分自身にも理解しきれていない感情や記憶に向き合ったり、自分が捨てられている夢をみたり、人間味がある。 -
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相変わらずスゴくイイ!
バトルあり、ストーリーの進行と伏線を匂わせるエッセンス。
哲学的な会話も説明くさくならず、キャラクターも魅力的。
多くの作品が、そろそろ中ダレし始めたり、設定に溺れ難解になり過ぎたりする巻数なのに
そんな事微塵も感じさせずエンタメしている。
ずっと続いて欲しい様な早く完結を見たい様な…大好きな作品です。 -
Posted by ブクログ
朝日新聞社1989年4月25日第一版。手塚治虫未完絶筆。ファウストを題材にしているとのことだが、若返り+輪廻転生+生命誕生の神秘など、手塚治虫が取り組んできたテーマが網羅されている。
学生運動を舞台にしているのは、戦争に対する闘争として評価しているのか、日本の歴史の転換点として意識しているからなのか、もっと違う世界観を採り上げているのか。いずれにしろ学生運動を中心とした世界の矛盾を突き、ストーリー展開のトリガーにしているように思う。
第二部が開始しているところで筆が折れているわけだが、この作品が完成していたらどのような大作になっていたのか、想像するだけでも楽しいが残念でもある。