手塚治虫のレビュー一覧
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やばい過去の事件の真相が
あのもりやがついにその本性を現した。第7研究所にひっそりと隠れてブルーの開発に協力していた目的はこれだったのだ。国家レベルも秘密事項をいま世の中の目の前にさらけ出そうと動き出した。政府側もただ黙って見逃すはずが無い。ものすごいことが起きそうな感じ。次巻が待たれます。
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BJはいつでもいる訳では…
…ないが、キリコはいつでも、世界のどこかにいるだろう。「軍医あがりの安楽死推進論者で実行者」と定義するのなら。
そう考えると、過去、リアルに存在した「キリコ事件」を連想させない様、ストーリーも設定も、原典以上に工夫されているのが判る。自殺志願者に毒薬を売るだけのネット売人に、キリコを名乗られたのは、小生も憤懣やるかた無かった。
ところで、ラストエピソード、最初のエピソードから数年は経っていたようだ。子供たちが中学生くらいになっていたな。
さて、本シリーズはこれで最終巻なのだが、キリコの物語はまた、何年かしたら誰かが描き出すかも知れない。
それこそ、「いつか、どこかで」。 -
Posted by ブクログ
手塚治虫氏の未完絶筆3作品のうちのひとつ。
ゲーテのファウストをベースにして、舞台を戦後の高度経済成長期の日本に置き換えた作品。
ゲーテのファウストのストーリーと手塚治虫がいろいろな作品でテーマにしてきた生命や宇宙、そして執筆当時、体調を崩し、病床でも精力的に筆をとっていた晩年の手塚治虫の様子を織り交ぜると、物語の中に手塚治虫本人の作品に込めようとしていたメッセージ、情報が濃縮されていてとても興味深い作品です。
ゲーテのファウストのあらすじをなぞってこの先物語が進んだのかどうか。そして手塚治虫本人がこの先作品に何を込めようとしていたのか、頭の中で想像を膨らみます。
晩年の手塚治虫自身の考 -
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カラー版で手塚先生の細かい描き込みがさらに引き立っています。話的にも40年以上前の作品とは思えない壮大なスケールで、もはや漫画の括りでは収められない作品だと思います。
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自律型のロボット友達が増えた
前までは戦いが話しの中心だったけれども、この巻からは自律型のロボット友達が増えてきた。そしてさらに数年前の大災害の原因らしき話しも出てくる。そろそろ終焉に近づいたのかと思いきや、新しく開発されたA108は共感力と良心を持つロボット。と、されているけれど、蒸発したDrロロとロボレスの会場に現れた。本当は、もっと ロボット同士の交流や恋バナのシーンを見たかったけれど、やっぱり戦う場面が多い方が人気なのかな。ちょいと残念ですね。
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誰のために…?
特別編「二人の黒い医者」。
BJ原典をキリコの視点から描き直したものだが、最後のキリコの台詞は、原典には無い。キリコなら言いそうな台詞だが、そのためにBJの「仕事」に対する姿勢が浮き彫りになる。
40年以上前、原典を読んだ時にも感じた違和感と、BJの動機のエゴイスティックな側面、それを是とした自分を思い出した。
本編はキリコが主人公の物語だから、こういうオチになるが、どちらが正しいとは、本質的には確答出来ないのが、BJとキリコなのだ。 -
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新型ベヴストザインの方向性は良心の判別と共感力を高めること。
ウマちゃんが制御に言及するのは意外。
A108はどんなロボットになるのか今後に期待。 -
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シックスの苛立ちや動揺、話をしたい。といった感情の動きがよく分かる。開発者の性格や命令に左右されていても、それと相反する想いを抱くジレンマこそが自我なんだなぁ。