あらすじ
近未来の日本。とある大学に、ロボット開発にすべてを懸ける若き研究者、天馬とお茶の水の姿があった。
2人は開発中のシックスでロボット・レスリングに参戦。決勝まで駒を進めるが、立ちはだかったのは最新技術の結晶体・マルス。優勝の行方やいかに──!
“ゆうきまさみ”と“カサハラテツロー”が描く「鉄腕アトム」誕生前史、待望の第2巻!!
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Posted by ブクログ
ロボット・レスリング決勝戦で待ち構えていたのは
最新技術の結晶体であるマルス。
天馬たちが開発したシックスの運命やいかに──。
”鉄腕アトム”誕生までの物語、待望の第二巻!!
(裏表紙より)
第7研究室のネコ,トム・キャットの正しい名前は「F-14」。
見つけた日が2月14日だったのでそう名付けたのだとか。
だからトムと呼ぶのはわかる。
艦上戦闘機F-14の愛称がトム・キャットだったから。
アトムと友達になりたいです
最後の場面。
え、あの出来事って
「想定外の出来事でした。」って事?
はた迷惑。 原因究明してほしいです。
研究室の絵が物凄く
細かいくて凄いです。
11コマ連続定点観測みたい。
グラフィックを使ったのかな?
でも、心の中ではそんなの関係なく凄いの一言です
A106の修理シーンが切なかった。
ウマタロウやヒロシが考えている以上にA106には自我が芽生えていることを2人に伝えたい!
ランちゃんがA106を大事にしているのを見ると安心する、作中最も信頼出来る良い子。
あと、今回から推しロボ・ノースが出てきて嬉しい!
シックスの視点から見た世界が面白い。
自分自身にも理解しきれていない感情や記憶に向き合ったり、自分が捨てられている夢をみたり、人間味がある。
A106最高!
手塚治虫のファンで、アトムは原点です。そのアトムが誕生する前の物語ということで、興味深く読んでます。天馬博士やお茶の水博士の若かりし頃の描写が、リアルで実に面白い!
今後の展開が楽しみです!
リアリズムが魅力
1巻の導入部から一転、アクションが加速。
ゆうきまさみの緻密なSFコンセプトが、レスリングのルールやロボット倫理をリアルに描き、カサハラテツローの迫力ある作画が戦いのダイナミズムを際立たせる。
手塚原作の寓話性とは違い、現代のAI開発を思わせるリアリズムが魅力だ。
私は『鉄腕アトム』全巻を読み、『アトム今昔物語』の詩情に感動したが、本作の新鮮なアプローチに改めて心躍る。
シックスの成長が、アトムの心の萌芽を予感させ、続きが待ちきれない。
カサハラテツロー氏の解説も良く
前半は1巻からのロボレス大会の続き、A106も負けそうになりますが、対戦相手のマルス、最後は何故か機能停止し、A106が優勝します。
マルス、ジェッターマルスかな?と思ったらやはり巻末の設定画の解説にそう書かれていましたね。
伴俊作氏、やはり若かりし頃から探偵っぽい調査能力、高かったようですね^ ^;
謎の美女、ロロ博士の正体も気になるところですが、彼女もいずれまた出てくるでしょう。
後半にもまた別のロボットを操る博士が出てきて、こちらも鉄腕アトムの人気エピソード絡みのマシンでした。
浦沢氏の「プルートゥ」元ネタ部分は、私も好きですよ。