手塚治虫のレビュー一覧
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他を圧倒するストーリー構成力
『アドルフに告ぐ』は手塚治虫の後期を代表する傑作です。
手塚には様々な評価があり、色々な人が賛否を述べていますが、少なくともストーリーの構成力では彼に比肩するマンガ家は居ないと思います。
その証明の一つがこの作品である事は間違い無いです。
またこの作品には、手塚がデビュー当時から一貫して何度も描いているテーマが説得力のある形で描かれています。
そのテーマとは「善悪は絶対的なものではなく、常に相対的であり、見る人や立場によっては入れ替わる」と言うものです。
以上のような深淵なテーマを持つ作品ですが、そういった事を抜きにして、単にストーリーを追うだけでも圧倒的なエンターテイメント性があるので、 -
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漫画の神様が描いた、命の漫画。
漫画の神様。そう手塚治虫先生が呼ばれる由縁がこのシリーズを読んで分かったような気がします。
火の鳥 手塚治虫文庫全集では○○編ごとに一巻ずつ綺麗に区切られおり、一巻ずつ読み終わった後、ずしっとした読後感を味わえると思います。
この一巻では邪馬台国が日本の中心地だった頃の時代の話で、黎明編という話が収録されているのですが、この話を読んで、自分は火の鳥を全巻読もう、という感情に動かされました。
火の鳥の○○編が一番好き、という感想が人それぞれ、個人個人で変わってくると思います。ぜひ私は○○編が好きだという感情を感じて欲しいです。
生きるとは?人生とは?人間とは?そんな話を上手に丁寧に、大胆