手塚治虫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ただでさえ面白いブラックジャックを
今風のイケメンにし、医大生時代に巻き戻せばどうなるか。
時は1964年
長い世界大戦は終了し、敗戦から復興した日本。
たった半世紀にも満たない短時間で急成長の上り坂を駆け上がった日本は、その反動として様々な問題を抱え、学生を中心とした若い世代の過激な運動が活発化していた時代。
思想と実体による暴力が吹き荒れ、血は流れ、人の心は蹂躙され続けていた、恐らく最も熱かった時代。
世に溢れる暴力と盲目的な思想
幸福感に飢える民衆は無意識にそれらを渇望し、囃し立てる。
学生が赤ヘルゲバ棒を担ぎ、火炎瓶を投げ、バリケードに立て籠もる。
警察機構は催涙弾と放水、警棒で -
Posted by ブクログ
久々に全巻買って読みきった漫画でした。手塚治虫の描くキャラクターは全員愛おしいですね。とくにこの作品の核となってる二人は愛おしいです。泥棒役者とじゃじゃ馬刑事、ありきたりだけどちょっとちぐはぐ。このふたりの距離に目をつけちゃうともう目が離せないですよ。離せないうちに怒涛のラストで、気づいたら1巻を手に取ることになります。中盤で諦めないでよかった。まじで。
戯曲をモチーフにした読み切りで構成されてるのも特徴的。
泥棒活劇は面白おかしく、登場人物を戯曲の役に見立てることでちょっと皮肉っぽく。七色いんこのお洒落さとずっこけ具合が絶妙です。
舞台が好きな人はおもしろいかも。 -
Posted by ブクログ
★子どもに殺しを教えることだけはごめんだ
★日本中が戦争で大事なものを失った 精一杯生きてる人間はすばらしい
これは『週刊文春』に1983年から85年まで連載された、第二次世界大戦のナチス登場をバックにアドルフ名の3人の男性達、アドルフ・ヒトラーとアドルフ・カウフマンとアドルフ・カミルを核にして、ヒトラーがユダヤ人の血を引くという機密文書の存在から、彼らが歴史の渦の中に巻き込まれて幾多の登場人物が様々な試練に遭遇し、それに日本人の峠草平がぴたりと伴走し、ゾルゲ事件・ベルリンオリンピック・イスラエル建国・日独敗戦などの歴史的事件に関連するマンガです。
沖縄の自決を日本軍が強要したことを隠 -
Posted by ブクログ
(1)
「ピノコ愛してる」で、命を救えなかっことに一人悔しがるブラックジャックの姿に目が留まる。
(3)
ふたりの黒い医者」
「それでも私は人をなおすんだっ。自分が生きるために‼」(p.266)
ネコと庄三
「おいで洋子」(p.364)
ふたりのピノコ
「ロミもお医者になるよね。先生…好きよ。そしたらずーっとお友だちでいられるもん…」(p.453)
(4)
「おばあちゃん」…親子の物語は涙腺を刺激する。
(5)
水とあくたれ
「よく泳いだ‼ 見直したぞ…」(p.96)
幸運な男
「とうぶんだめだ」(p.175)
帰ってきたあいつ
「この花の線をこえたらただじゃおかねえぞ‼」(p