あらすじ
美しいものを美しいと感じる心。きれいなものをきれいと感じる心。それが人間にのみ与えられたものだと気づいたアトムは、お茶の水博士に人間の心がほしいと懇願する。人工心臓を組み込めば、人間なみの気持ちになれるというが、博士は大反対! その理由は、"恐怖心"を持ってしまうところにあった。ところが、どうしても心がほしいアトムは、一度だけ人工心臓をはめてみることに。そんななか、両親が何者かにさらわれてしまう! 犯人を前に、初めて"恐怖心"を感じたアトムは??(第五話「アルプスの決闘の巻」) <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT223「鉄腕アトム」3巻収録/MT224「鉄腕アトム」4巻収録 <初出掲載>『ゲルニカの巻』 少年 1955年お正月大増刊号/『若返りガスの巻』(原題「生きている隕石の巻」) 少年 1955年2月号~9月号/『冷凍人間の巻』(原題「なぞの冷凍人の巻」) 少年 1955年7月号/『黄色い馬の巻』(原題「人工衛星W47の巻」) 少年 1955年10月号~1956年2月号/『アルプスの決闘の巻』 少年 1956年1月号/『アトラスの巻』 少年 1956年3月号~7月号/『テストパイロットの巻』 少年 1956年9月号/『ミドロが沼の巻』(原題「美土路沼事件の巻」) 少年 1956年8月号~11月号/『ロボット爆弾の巻』(原題「□□□□からきた男の巻」) 少年 1956年12月号~1957年8月号/『幽霊製造機の巻』 少年 1957年1月号/『ブラック・ルックスの巻』 少年 1957年9月号/『ふしぎなボールの巻』(原題「浮遊生物エロス族の巻」) 少年 1957年10月号~12月号
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Posted by ブクログ
ロボットと人間との関係の矛盾を感じることができれば、価値のある作品。
ロボットを作りたくなる人がいてもいい。
何が問題かに気が付けば。
Posted by ブクログ
人間並の感じる心がほしいアトムは、お茶の水博士の反対を押し切り、一度だけ人工心臓を装着することに。
しかしそれは今までになかった恐怖心も覚えてしまい…。
Posted by ブクログ
「ぼくはアトムをぼく自身最大の駄作の一つとみているし、あれは名声欲と、金儲けのために書いているのだ」という手塚治虫先生の辛辣な言葉を思い出し、『鉄腕アトム』の中に見られる作者の苦悩を探るというもうひとつの読みかたを、手塚ファンはしなくてはならないと思うのです。
それはつまり、単なる勧善懲悪の物語に終わらせたくない、優等生アトムの活躍だけに終わらせたくない、ロボットの視点から捉えた人間の弱さ、醜さ、命のはかなさのようなものを作品で現したかったけれどもできなかった、というところにあると思うのですが…。難しい漫画です。
Posted by ブクログ
<初出掲載>
『ゲルニカの巻』 少年 1955年お正月大増刊号
『若返りガスの巻』(原題「生きている隕石の巻」) 少年 1955年2月号~9月号
『冷凍人間の巻』(原題「なぞの冷凍人の巻」) 少年 1955年7月号
『黄色い馬の巻』(原題「人工衛星W47の巻」) 少年 1955年10月号~1956年2月号
『アルプスの決闘の巻』 少年 1956年1月号
『アトラスの巻』 少年 1956年3月号~7月号
『テストパイロットの巻』 少年 1956年9月号
『ミドロが沼の巻』(原題「美土路沼事件の巻」) 少年 1956年8月号~11月号
『ロボット爆弾の巻』(原題「□□□□からきた男の巻」) 少年 1956年12月号~1957年8月号
『幽霊製造機の巻』 少年 1957年1月号
『ふしぎなボールの巻』(原題「浮遊生物エロス族の巻」) 少年 1957年10月号~12月号
Posted by ブクログ
“「ぼくはめったなことで病気はしないんだ
だけどこの病熱にゃまいったァ」
「そらァ手塚さんだってただの人間だ 病気ぐらいしなきゃァ」
「くそォ なんとかして原稿をかいてやる 死んでも幽霊になってかいてやるぞ」”[P.116_アルプス決闘の巻]
「ブラック・ルックスの巻」が最後にぶわってくる。
「ゲルニカの巻」
「若返りガスの巻」(原題「生きている隕石の巻」)
「冷凍人間の巻」(原題「なぞの冷凍人の巻」)
「黄色い馬の巻」(原題「人工衛星W47の巻」)
「アルプスの決闘の巻」
「アトラスの巻」
「テストパイロットの巻」
「ミドロが沼の巻」(原題「美土路沼事件の巻」)
「ロボット爆弾の巻」(原題「□□□□からきた男の巻」)
「幽霊製造機の巻」
「ブラック・ルックスの巻」
「ふしぎなボールの巻」(原題「浮遊生物エロス族の巻」)