【感想・ネタバレ】鉄腕アトム 手塚治虫文庫全集(7)のレビュー

あらすじ

百万馬力のパワーをもつプルートウに、次々と強いロボットたちが倒されてゆく! 十万馬力のアトムは、果敢に立ち向かうが……?(「地上最大のロボットの巻」より) <収録作品>地上最大のロボットの巻/ロボイドの巻/ロビオとロビエットの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『地上最大のロボットの巻』 MT233『鉄腕アトム』13巻収録/『ロボイドの巻』『ロビオとロビエットの巻』 MT234『鉄腕アトム』14巻収録 <初出掲載>『地上最大のロボットの巻』(原題「史上最大のロボットの巻」) 昭和39年6月号~昭和40年1月号 「少年」連載/『ロボイドの巻』 昭和40年1月号~5月号 「少年」連載/『ロビオとロビエットの巻』 昭和40年5月号~9月号 「少年」連載

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Posted by ブクログ

百万馬力のパワーをもつプルートウに、次々と強いロボットたちが倒されてゆく! 十万馬力のアトムは、果敢に立ち向かうが……?

人気作「地上最大のロボット」編!


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ウランとプルートウの心の交流が泣けます。
ロボット刑事ゲジヒト、保父ロボットエプシロンもオススメキャラクターです

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2010年12月25日

Posted by ブクログ

「ぼくはアトムをぼく自身最大の駄作の一つとみているし、あれは名声欲と、金儲けのために書いているのだ」という手塚治虫先生の辛辣な言葉を思い出し、『鉄腕アトム』の中に見られる作者の苦悩を探るというもうひとつの読みかたを、手塚ファンはしなくてはならないと思うのです。

それはつまり、単なる勧善懲悪の物語に終わらせたくない、優等生アトムの活躍だけに終わらせたくない、ロボットの視点から捉えた人間の弱さ、醜さ、命のはかなさのようなものを作品で現したかったけれどもできなかった、というところにあると思うのですが…。難しい漫画です。

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2010年04月18日

Posted by ブクログ

浦沢直樹さんのPLUTOを読んだので、原作である手塚治虫さんの「地上最大のロボット」を読みました。

アトムのお話で一番人気の作品みたいですね。確かに、悪役の強いロボットが出てきて、次々に世界の強いロボットが破壊されて、アトムも負ける。アトムは改造されて、再び決戦。
展開はバトル漫画の王道。

原作を読んで、これをリメイクした、浦沢直樹さんの構成力にビックリです。
原作の要素を汲みつつ、かなりの肉付けをして、物語にサスペンス、ミステリーを加えている事に、原作を読み知りました。

ラストでアトムが
「僕•••いまに、きっとロボット同士仲よくしてけんかなんかしないような時代になると思いますよきっと•••」
と空を見ながら呟く言葉が心に残りました。

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2024年02月14日

Posted by ブクログ

比較的長編の傑作が3作。「地上最大のロボット」もこの巻に。
うーん、「PLUTO」読んでも、イマイチ理解出来はないはずだ。まったくもって、覚えていない。割とおもしろいと思うんだけど。

ロボットが人間の言うことを聞かなければならないが故におこってしまう悲劇があって、とっても、ペーソスあふれるお話ばかりです。

そして、この話から、アトムは100万馬力に……。パワーのインフレって、この時代からあったんだ。数字だけの問題なんですけどね。

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2010年07月29日

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