【感想・ネタバレ】ブラック・ジャック 手塚治虫文庫全集(1)のレビュー

あらすじ

全身が傷だらけで黒マント姿の天才的外科医ブラック・ジャック。彼は患者に法外な料金を提示し、華麗なメスさばきで次々と不可能を可能にしていく……。 相棒・ピノコが誕生した「畸形嚢腫」、手塚治虫漫画全集未収録の「ふたりの修二」を含む18編を雑誌掲載順に収録した『ブラック・ジャック』の決定版! 満を持して登場!!<収録作品>医者はどこだ!/海のストレンジャー/ミユキとベン/アナフィラキシー/人間鳥/雪の夜ばなし/海賊の腕/とざされた記憶/ふたりの修二/鬼子母神の息子/ナダレ/畸形嚢腫/ピノコ愛してる/後遺症/ダーティー・ジャック/ピノコ再び/灰色の館/二度死んだ少年

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Posted by ブクログ

(1)
「ピノコ愛してる」で、命を救えなかっことに一人悔しがるブラックジャックの姿に目が留まる。

(3)
ふたりの黒い医者」
「それでも私は人をなおすんだっ。自分が生きるために‼」(p.266)

ネコと庄三
「おいで洋子」(p.364)

ふたりのピノコ
「ロミもお医者になるよね。先生…好きよ。そしたらずーっとお友だちでいられるもん…」(p.453)

(4)
「おばあちゃん」…親子の物語は涙腺を刺激する。

(5)
水とあくたれ
「よく泳いだ‼ 見直したぞ…」(p.96)

幸運な男
「とうぶんだめだ」(p.175)

帰ってきたあいつ
「この花の線をこえたらただじゃおかねえぞ‼」(p.313)
「朝 公務員のおじさんが見つけたんです 校門の前に花をまきちらして死んでました」(p.315)

(8)
・激流
「何人産もうとおらの子だ かわいさは変わんねえス」(p.46)
「その子さえ助かりゃおらなんてどうなったって平気だス」(p.47)

・約束
「この心臓の上のあたりはあの先生が心をこめて手術したところなんだ たのむからここを撃たずにおれの頭へブチこんでくれ……手術をしたあとだけは大事に残したい……」(p.91)

・お医者さんごっこ
「チャコ お兄ちゃん大好きよ」(p.239)

(11)
もらい水
「私なら母親の値段は百億円つけたって安いもんだがね」(p.292)

台風一過
「あ…おはよ…おかえんなちゃい…」
「けがなかったかっ‼」
「うん。先生つかれてゆれちょ。れもベッロもまくやももうないの。ごめんなちゃい…れもねピノコ一生けんめ守ったわのよ」
「わかってるさ…」
「先生…朝のお茶」(p.406)

人生という名のSL
「医者は人をなおすんじゃない。人をなおす手伝いをするだけだ。なおすのは…本人なんだ。本人の気力なんだぞ! 医者が人の生き死にのカギをにぎるなんて…思いあがりもはなはだしいんじゃないか?」(p.424)

(12)
復しゅうこそわが命
「主よ。日々の糧をおあたえくださりありがとうございます。ママどうぞ。パパいまかんでるのよ。おちびちゃんどう? おいしい? よく味わってね」(p.62)

B・Jそっくり
「何のために生きてるんです? この人は…」
「死なないために生きてるのさ」(p.198)

1
2018年05月16日

Posted by ブクログ

1話完結で法外な報酬と引き換えに難易度の高い手術を難なくこなして爽快感があって面白い。その患者も手術に至るまでの経緯や背景もドラマがある。特に印象的だったのは、第8話二つの愛。事故で両手を失った寿司職人と事故を起こしてしまったトラックドライバーが其々の家族のために、悲劇をポジティブに頑張る姿が好きだった。ドライバーのご婦人がご主人の手が好きという伏線も素晴らしいかった

0
2025年06月07日

匿名

購入済み

実写ドラマ化より

子どもの時から、
コンビニで売られる漫画を
ばらばらと読んでいました。

当時は なんて心のない人!と
思うことも多かったのですが、
不思議と読み進めることが多かったです。

実写ドラマ化により
Xにて「好きな回」を口々に記載するひとたちに
羨ましさを覚え一括購入しました。
大人になった今の私は何を思うのか。
楽しみます

0
2024年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『医者はどこだ!』

『海のストレンジャー』

『ミユキとベン』

『アナフィラキシー』

『人間鳥』

『雪の夜ばなし』

『海賊の腕』

『とざされた記憶』

『ふたりの修二』

『鬼子母神の息子』

『ナダレ』

『畸形嚢腫』

『ピノコ愛してる』

『後遺症』

『ダーティー・ジャック』

『ピノコ再び』

『灰色の館』

『二度死んだ少年』

0
2011年01月13日

Posted by ブクログ

僕の好きな作品。「ときには真珠のように」、「めぐり会い」、「六等星」、「アリの足」、「二つの愛」、「おばあちゃん」、「三者三様」、「友よいずこ」、「助け合い」、「勘当息子」、「ある女の場合」、「執念」、「奇妙な関係」、「虚像」、「ゴーストタウンの流れ者」、「山手線の哲」、「落としもの」、「焼け焦げた人形」、「もらい水」、「終電車」、「古和医院」、「土砂降り」、「老人と木」、「サギ師志願」、「ふたりのピノコ」、「おとうと」、「上と下」、「曇りのち晴れ」、「ハリケーン」、「発作」、「誤診」、「発作」、「再会」、「死への一時間」、「ある教師と生徒」、「目撃者」、「約束」、「二人三脚」、「銃創」、「やり残しの家」、「骨肉」、「盗難」、「灰とダイヤモンド」、「身の代金」、「人形と警官」、「お医者さんごっこ」、「がめつい同士」、「話し合い」、「青い恐怖」、「人生という名のSL」、「信号」、「デベソの達」、「二人目がいた」、「帰ってきたあいつ」、「笑い上戸」、「水とあくたれ」、「小うるさい自殺者」、「後遺症」、「気が弱いシラノ」、「幸運な男」、「かりそめの愛を」、「浦島太郎」、「鯨にのまれた男」、「スター誕生」、「死者との対話」、「霧」、「夜明けのできごと」、「20年目の暗示」、「ミユキとベン」、「浮世風呂」、「過ぎ去りし一瞬」、「純華飯店」、「おとずれた思い出」…。

全編を通して、珠玉の名作集の趣があります。

0
2010年10月22日

Posted by ブクログ

多分、手塚 治虫に初めて出会ったのは、アニメ版の「ジャングル大帝」。次が、「リボンの騎士」かなぁ。
初めて読んだ手塚マンガが、多分、「ブラック・ジャック」だったと思います。

手術のシーンが、衝撃的でした。

今読んでみても、やっぱり、「ブラック・ジャック」は、特別に面白いですね。
ピノコって、こんなに早くから出ていたキャラだったとは。これも、多分、手塚 治虫のバランス感覚の勝利なんだろうな。

0
2012年11月29日

Posted by ブクログ

手塚治虫の漫画をちゃんと読んだことがなかったので、とりあえず有名なブラックジャックを。
手塚治虫の漫画はもはや古典。
きっとたくさんの漫画家が手塚治虫を基礎にしてどんどん漫画を進化させていったんだろうね。
今の時代に読んでも特に感動するところがない。
1話読み切りタイプなのも、展開が単調になってしまうのかも。

ブラックジャックが闇医者やってる理由は気になる。
そのうち出てくるのだろうか。

0
2020年07月07日

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