手塚治虫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
化学兵器の漏えい事故により、ある島での唯一の生存者になった二人の青年の物語。賀来は聖職者となり、結城は表では銀行員だが裏では殺人を繰り返す悪魔になっていた。なんとか結城の凶行を止めようとする賀来だが、15年前に自分たちを苦しめた化学兵器「MW」の存在を突き止めようとする結城を、本気で止めることはできなく、共に「MW」の真実に迫っていくのだった。。。
すごく重厚な社会派サスペンスでした。同性愛や政治献金や快楽殺人などいろいろな問題が盛り込まれています。読むのにすごく時間がかかり、読み終わった後は4時間の映画を見た後くらいの満足感がありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレエスパー、生き別れの妹との再開など、ミッドナイトの設定がさらに複雑に。
ミッドナイトが実はエスパーで、予知能力を持っているのだと指摘したテニスプレイヤーの死に方が壮絶だった。
自分も予知能力があると言っていたことを考えると、最後に言った「これでいいんだ」というセリフが意味ありげ。
疑心暗鬼から殺害しようとしていたけれど、罪を被ってくれた自分の弟に恩を感じていたのは本当のようだし、この人は自分が死ぬことが分かっていながらも日本に来たのかもしれないなと考えてしまう。
自分や他人の運命が分かって、それでも逃げられないだなんて絶望的だ。