あらすじ
独自の解釈で描かれた、手塚治虫版ブッダ伝です。シッダルタは、ヒマラヤ山脈のふもとカピラヴァストウで、シャカ族の王・スッドーダナの長男として生まれました。けれども、生後7日目に母マーヤと死にわかれ、叔母のパジャーパティに育てられました。その後、16歳でヤショダラと結婚し、一子ラーフラをもうけますが、人生の根底にひそむ生老病死の問題について考えるようになり、29歳のとき、すべてをなげうって出家します。やがてピッパラの樹の下で悟りを開き、以後、ブッダ(サンスクリット語で"目ざめた人"という意味)と名乗って、インド各地をめぐる説法の旅を続けるのでした。
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手塚治虫 ブッダ
人間模様がわかりやすく、読んで行くうちに引き込まれます。
さすがだなぁと感じる描き方ですが、子どもも大人も何か感じることのできる作品です。
恐縮ですが
正直なところあまり興味を持って読むことができなかった。
自分にとって初手塚作品ということで期待しすぎたかも。火の鳥やブラックジャックを読んでいたら違った印象をもてたのだろうか・・・。
内容的には仏教の祖シッダールタの生まれる前から死までが描かれており、個人的にはコミカライズされすぎていると感じましたが仏教入門書にはいいかと思います。分かってはいても普段忘れがちなことを思い起こさせてくれます。