山本甲士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
山本甲士らしいハッピーファンタジー。
迷える人たちをよき方向に導くという不思議な能力を持つ犬・マジックの1年を描く。春夏秋冬の4編からなる連作。
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マジックは神懸かり的な賢さを持つ犬なので、「迷犬」とは「人生で迷える人を助ける犬」という意味ではないでしょうか。
作者の繰り出す各話の主人公たちの様々な困りごと ( その1つがコミュニケーションスキルであるところは共通していていましたが ) と解決へのプロセスの豊富さに引き込まれ、老犬ゆえ猫又ならぬ「犬又」かも知れないななどと思いつつ、気づけば読み終えてしまっていました。
とてもおもしろかった。シリーズ化を望みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
おもしろかった。真野朱音(35)と中学同窓会で再会し結婚した勝裕、その連れ子裕也(11)、近所のモンスター南郷不二美(58)が登場人物。朱音の物言いが、とてもはっきりしている。やられたらやり返すべきだという朱音、いじめられても平気な強い人間になるという裕也。朱音と南郷のバトルが続くが、トラウマや陰湿さなく、かといって明るい感じもなく、今までに読んだことのない小説。最初からこの物語の着地点が上手く散りばめられいる、お見事。バトルでやり合う迫力は大阪弁ならでは。血のつながりのある親子ということは関係なく、息子は母親の持ち物ではない、ということが伝わった。
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購入済み
ほっこりです。
とっても温かいお話しだった。ほっこり、まさにそれ。
にしても、しっかりしすぎてる小学5年生に、ちょっと違和感。今の子はこんな感じなのかなー -
Posted by ブクログ
会社の早期退職に応じ、転職先の事情により今にも潰れそうな「ひなたストア」で副店長として働くことになった青葉一成。
「ひなた弁当」が面白かったこともあり、思わず手にした一冊。ひなた弁当でもそうでしたが、自分と同世代の主人公が仕事に負い目を感じながらも、まわりとの縁で天職と思える仕事に出会う。
ひなた弁当との違いは、個人よりも組織の中でのサクセスストーリーの様な気がしました。家族再生の部分は両作品とも好きな部分です。
本作で取り上げられた成功事例や環境が、実際の話に沿ったものと言うのが良かったです。あとがきの「沈んでゆく会社の経営者は、自慢気に過去の成功話ばかりばかりをする。伸びてゆく会社の経営者は、目を輝かせて未来の話をする」が、時間の視点が違うだけなのに、妙に納得でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公は過去にタイムトラベル物のベストセラーを出して有名になったが、最近はヒット作もなくやる気も無くモヤモヤしてた。 そんな主人公に突然タイムスリップを研究してる人物から書状が届く。
当然、いたずらかと思い断るつもりだったが、これを体験談として書いてみようと思い男の誘いにのってみることに、そこからの体験で主人公も段々これは間違いないと確信するようになっていくが、ふとしたきっかけで、ある疑問も生まれてくる....
男の研究はタイムトラベラーではなく、タイムスリップ。本人を飛ばせるわけではないが意識を飛ばすような物で、ここでも大きな流れは変えられないが、自分の後悔を修正する程度なら出来ると言うので過去に後悔したことをやり直すことに、結果成功しこれは間違いないと2回目も3回目もお願いする。
主人公も、自分が納得するためにいろいろと考えて行動します。 でも、未来が変わったのかと言う事は自分にしかわからないのだから、証明のしようもない。
ある疑問がきっかけで段々と真実に近づいていき、正体を突き止めるのですが、ここからが山本 甲士さんらしい展開らしく、主人公やその他に同じように体験させられた人や、さらには研究の男までもがホッとするような展開で終わります。