山本甲士のレビュー一覧
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ネタバレあっという間に読み終えてしまった。読んでいる間、読み終わった後、内容を思い出す時、すごく幸せな気分にさせてくれる。もう続きが読みたくて、取り寄せようかと思うくらい。
今回はひかりさんの登場自体は前作より少ないけど、その影響力の大きさは前作以上だった。ミツキちゃんがのびのび生活できているようでとても嬉しい。
今作は季節ごとに主人公が変わる連続した短編集のようなかたち。中でも気に入ったのは、東郷さんの話。初めはちょっとイヤな感じの御仁だったけど、ひかりさんとの接点が出来たあたりからすっかり謙虚になり過去の自分の至らなかった点をちゃんと認めたりなんかして、ひかりさんのまほうで浄化されたみたいだっ -
Posted by ブクログ
わー!読んで良かった!
真摯に誠実に人やものと向き合い、小さな積み重ねを大事にする素敵なおばあちゃん。
優しい方便ととびきり美味しいごはんで周りが少しずつ無理なく良い方向へ回っていく。おばあちゃんの人柄のなせる技なんだけど、私もこの方と縁が欲しいって思う。この家族がすごく羨ましい!押し付けがましい形ではなく、頑張る力を湧かせてくれる人なんだな。
こんな風に大事に何かを積み重ねていきたい
こんな風に朗らかに人と向き合いたい
こんな風に食べるものに丁寧でありたい
素敵な道標を見つけた気がしてる。
ちょっと頑張ればできるような何かをしたくなった。
まずは立禅かな! -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙から猫好きの方にはたまらないでしょう。内容もめちゃくちゃハートフルで、愛猫ちゃんがきっと愛おしきなるようなストーリーでした。
家族も長い間過ごしていると、いろいろなことがあり会話も少なくなる。そんな折にやってきた猫(犬や小鳥などの場合も)を通じて、家族が絆を深める…そんなことをよく聞く。
この物語の主人公の青年、宗也は大学時代に脅迫神経症となり10年間引きこもりを続けていたが、保護猫として飼い始めた子猫(マリン)を世話することで外に出たり、家族とのコミュニケーションが復活できることになる。
さらに保護猫との日々を描いたブログ『ネコの手を借ります』を運営することにより、猫好きな方との交 -
Posted by ブクログ
ひかりさんって、本当に不思議。
妻を亡くし、自暴自棄になった直大を、管理を任された旅館でもてなし、なしくずしにアルバイトにしちゃうとは。
そこにいたわんこのココちゃんも可愛い。
ひかりさんや近所の人たち、ぽつぽつと訪れる宿泊客とのやりとりで気力を取り戻す直大。
久間さんは、実は有名な料理人で、直大をスカウトしていくのかと思ってたらだいぶ違ったw
(料理をおそわるのもテストの一環かと。)
久間と子供たちとのふれあいもあたたかくて好き。
ブライアン・マーシャルって、実在のバンドマンにもいるようだけど、モデルとかではなさそうかな。
周囲の人を前向きにしていくひかりさん。
次はどこに登場してくれるのだ -
Posted by ブクログ
久しぶりの山本甲士さん、そして久しぶりのマジック、堪能させていただきました。
すれ違いの増えた熟年夫婦。
売上が右肩下がりのスーパーの店長。
理不尽な職場で働く若手社員。
そんなうまくいかない人たちの前にマジックがやってきて.....っていう安定のお話。
読み始めたのが3月上旬の少し寒い日だったんですけど、いきなり8ページ目に『三月上旬になるというのにこの日は風が冷たくて.....』っていう文章が出てきて『ぴったりすぎる』ってなりました。
今作は縁、繋がりがいつも以上に濃厚。
『狭っ』って思いました(全く悪い意味じゃないです)。
癒しもいっぱい。
ほんと大好きなシリーズです。
ありがと -
Posted by ブクログ
間違いなく2026年で一番面白い本です。まだ2月ですが、これを超える本に出会える自信がありません。怖いことが起きない、優しい世界に出会えて幸せ。読み終わったあとのほっこり感が幸せ。
主人公の空想癖というか考えすぎちゃうところがあーーーだからこの人はこんなふうになっちゃったのね、と思います。それが合わない人もいるかも。トントン拍子で起承転結に欠けるって思う人もいるかも。でもそれを上回るトータルプロデュースの力を感じました。
装丁、帯、構成、ねこ‥全てが完璧です。
テレビや音楽はプロデューサーの力を感じますよね。あーこれが売れたのはこういうプロデューサーがいたからなんだなーーープロデューサー天才