山本甲士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生に立ち止まっている人たちの前に、突然現れる迷い犬。
赤い首輪に「マジック」と書かれた黒柴はあのオス犬は、仮の飼い主たちの人生を好転させると、魔法のように立ち去ってしまう。
春夏秋冬、それぞれの季節での仮飼い主たちとマジックの物語。
皆パターンは同じで、マジック去ったあとには保護犬を迎える決意をするところまで同じ。
でも、なんとなく飽きる気持ちにならない。
どの話もハッピーエンドが見え見えで、ドキドキしたりハラハラしたりはしない。
読者は、ただ登場人物たちを見守る存在となる。
マジックって結局のところ何者なの?そんな疑問すら、不思議と浮かばないのだった。
こういう疲れない読書も、良いなと -
Posted by ブクログ
『ひなた弁当』、『ひなたストア』、『民宿ひなた屋』に続く、山本甲士さんのひなたシリーズの新刊第4弾。このシリーズは、中年男性が挫折しても、最後は大逆転するような、いつも泣けて感動する話が多い。
売れないアクション俳優を辞めて帰郷し、おでん屋で働き始めた独身アラフォー男。そこは5店舗しか残っていないシャッター通りの商店街で、更地にして企業誘致するという計画もささやかれていた…こんな話。ネタバレになるが、主人公はおでん屋で忍者『ひなた三十郎』にふんして接客し、YouTubeなどSNSを駆使して大バズり、たくさんの人で商店街がだんだん賑わいを取り戻していく…
地方都市にいくと駅前の商店街が段々と -
Posted by ブクログ
前回読んだ「少年と犬」
ほぼ同じような設定なんだけど、自分はやっぱりこっちの方が好きだなと改めて思えたので☆4つとしました。
迷い犬を保護した短い時間で人生の成功につながるって話も、もうボチボチ飽きちゃうんじゃないかと思ってたんだけど、このシリーズ4作目は、保護した人達が、どんどん繋がってくって流れはなかなか良いんじゃないでしょうか。
なんだか昭和の人情映画を見てるようで。
意外とこの迷犬の行動範囲がいい具合の狭さだって事だけど、ボチボチねた切れ、というか、もうこの地域の人たちは誰もがこの犬は「マジック」だってわかっちゃうよね。
限界かもwww