山本甲士のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
山本甲士の「巻き込まれ型小説」における最新刊。これまでも『どろ』(お隣さんとの嫌がらせ合戦)、『かび』(主婦VS大企業)、『とげ』(市役所職員の災難)と読んできたが、この『つめ』も予想通りめちゃくちゃ面白かった。
簡単に言えば、近所の嫌われ者のおばちゃんと、主人公の主婦の嫌がらせ合戦。(表紙の絵が物語っている)ご近所同士の争いごとって、少なからずあって嫌な思いをするが、この小説にはプラスαのレシピがあった。
ちょっとネタバレだが、山本甲士さんはこの点に注目し、この『つめ』を書かれたようで、飼っているドーベルマンを近所にけしかけ、周りから嫌われ者になり、主人公の主婦と対峙するが実は…という展