山本甲士のレビュー一覧

  • 迷犬マジック : 3
    マジック、出会う人をポジティブな方向に導く迷い犬。もう三作目。とにかく町内周辺全てをつなぐ。これで終わりかな。
  • 迷犬マジック : 2
    迷い犬マジックは希望を与えてくれる。前作と同じく、春夏秋冬の4つのお話。愛着が湧いてきた頃に別れが来るのが寂しい。
  • ひなたストア
    ひなた弁当、民宿ひなた屋に続いて「ひなた」シリーズの3冊目です。
    (出版の順番はこのとおりじゃないかも)
    どん底から好転するのには、それぞれの物語で何かしらの材料があるわけですが、弁当は野草、民宿は川魚で、ストアは客対応の方法ですね。
    野草や川魚については、山本甲士さんの趣味なんじゃね?と思うぐらい...続きを読む
  • ひろいもの
    人生を前向きに変える「ひろいもの」。

    本作は短編集となっており、
    それぞれ主人公は異なっている。
    共通している点が「人生において何らかの"負"を背負っている」というポイント。

    主人公達は一つの「ひろいもの」をすることで、
    人生を好転させるきっかけを得て行く。

    それぞれの主人公同士がほんの少しず...続きを読む
  • 民宿ひなた屋
    山本甲士さん著の「ひなた弁当」の続編と言ってもいいぐらいな、よく似た設定ですね。
    最初は何をやってもうまく行かなかったけど、少しのヒントからそれがどんどん好転していくという流れ。
    これは「ひなた弁当」も同じ。
    弁当の方は食材が野草だったけど、民宿は川魚に替わっただけ。
    だけと言ったら失礼ですが、どち...続きを読む
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻
    ひかりの魔女シリーズ第2弾。
    4編の連作短編風な感じで、前に登場した人が脇役で出てきたりする。

    にゅうめんの意味は、最後の編でわかります。

    第1弾の方がおばあちゃんのインパクトはあったし、おばあちゃんの「魔法」も説得力があった。今回は少し偶然すぎる感じもある。それでも引き続きおもしろかった。
  • ひなた弁当
    前半はリストラされた主人公が何もかもうまく行かず読んでて辛かったんだけど、後半は見事に何をやっても良い方向に向いて・・・まあ、この辺は物語だからなぁと思わんでもないけど。
    いつもの山本甲士さんで、気軽に読めますね。
  • 迷犬マジック : 3
    マジックのお話ももう3冊目。
    いつもどおり、ほっこり暖かい気持ちにさせてくれるんだけど、ちょっと話が出来すぎかなぁ。
    4冊目はもういいかなぁという感じでした。
  • 民宿ひなた屋
    話の流れはほっこりして好きだったが、魚釣りや魚のことがよくわからない&イマイチ興味が持てない中で、それらを全面に出している話だったのでしんどかった。
    シリーズの中ではひなたストアが1番良い。
  • 民宿ひなた屋
    帯に惹かれて、読んだ作品。
    著者初読み。
    主人公の粘児はプロの釣り師として、活躍することを望んでいたが、記事を書いていた雑誌も廃刊になり、地元に戻り、実家の民宿を継ぐことを目論んでいたが、すでに実家の民宿は宿泊客が減っており、両親は畳むことを考えていた。
    民宿で働くことを頑なに拒む母親に、何とか地元...続きを読む
  • 民宿ひなた屋
    上手くいかない事が重なっていた人達が経験を活かしたり知恵をしぼったりして、成功していく様は読んでいて気持ちが良い(^o^)♪でも、あと少し先が知りたい!(゚∀゚*)って所で、急に終わった(・_・)キョトン
  • 迷犬マジック : 3
    迷犬マジック、やっぱりおもしろい。2巻が既読になってなくて、実は読んでなかったのかなと気になる。確認しないと。知らないうちに、(仮の?)飼い主さんもいるし。
  • 迷犬マジック : 2
    第一話がいいなと思ってたけど、最後まで読んだら、原屋敷さんの話が一番良かった。将くんの謎が解けたときの彼女の気持ち、すごくよくわかる。よかったね。
  • はじめまして、お父さん。
    売れないフリーライター白銀力也には会ったことがない実の父親がいる。父、合馬邦人は今は引退したが役者をやっていた。そんな父をインタビューして冊子に記事を載せることに。不器用な父と息子の話でした。
  • 民宿ひなた屋
    人生、最後まで分からんよ、ってなメッセージ。
    釣りや料理のシーンは手順の説明が丁寧なので、
    実際に試したい方にはガイドブックの役割も出来るのではないかと思う。
  • 民宿ひなた屋
    民宿が少しずつ盛り上がってく感じ、ストーリーとして面白いです。
    最後の終わり方は、少し物足りない感じ。
  • 迷犬マジック : 2
    前作から引き続きの2作目。
    相変わらずワンちゃんが可愛くてほっこりします。
    各話の最後は、必ず別れのシーンになってたんだけど、最終話だけは違う。
    なので3作目にも期待したい。
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻
    喫茶店を営む二十代の独身女性、会社を追われた元社長、倒産寸前の町工場を営む夫婦、ラーメン店を潰した男たちが、ひかり婆ちゃんとの出会いによって、人生が変わっていきます。
    前作に続いて、これも良い!
    心を豊かに、暖かくしてくれる作品です。

    誰かのお役に立てること以上に幸せを感じることなんてないもの。 ...続きを読む
  • 迷犬マジック
    最近お気に入りの山本甲士さん。
    「ひかりの魔女」と設定はよく似ていて、ひかりおばあちゃんの代わりに今回は、わんちゃんという訳ですね。
    4篇からなる物語ですが、それぞれに少しずつ関連していて楽しいです。
    どれも気持ちがホッコリします。
    気楽に楽しく読み進められる本でした。
    続けて続編も読んでいきます。
  • 民宿ひなた屋
    みんなが幸せな平和な本
    劇的な何かが起きるわけではないが
    小さな幸せが積み重なってよい方向へ向かっていく。
    現実ではここまでトントン拍子にはいかないかもしれないが、こういう牧歌的なお話もよい。