山本甲士のレビュー一覧

  • 戻る男

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    山本甲士さんの本はいつも安定感がある
    鋭く際どいこともなければ
    泣けることもないが
    読みやすく
    飽きもなく
    最後まで楽しく読める
    この戻って男は
    初期時点で想像したとおりに進行し
    まさに想定内の面白さ

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    2022年03月13日
  • そうだ小説を書こう

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    小説の中で主人公が書く小説がだんだんと面白い作品になっていった。
    作家さんが読者を惹きつける作品をこんなふうに書いていたのかと過程がよくわかった。
    小説を書くつもりはないけれど、普段からアンテナを張り想像力を働かせれば自分の平凡な日常にもネタはあるのかもしれない。

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    2022年03月02日
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻

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    ネタバレ

    ちょっと疲れた時に読むと「自分もこんな風になろう」と思えます。
    とっても疲れている時に読むと「そう上手くは行かないんだよね」と思ってしまいます。
    まだまだ、修行が足りません。

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    2022年02月26日
  • ひかりの魔女 : 3 さっちゃんの巻

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    ひかりさんをはじめ、いろんな人に出会って成長していくさっちゃん。小学5年生ってこんなに大人なんだなぁと、大人の自分は恥ずかしくなることばかり…。

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    2022年02月26日
  • ひなたストア

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    電子書籍。
    転職先のスーパーで副店長として勤務するものの、寂れており活気もなく、店長には嫌われたりと幸先が良くないものの、未経験ながらパートさん達と協力して店舗を立てなおす話。皆を徐々に味方につけ、トントン拍子で再生していく流れは見ていて気持ち良い。そして登場するお惣菜やラーメンがどれも美味しそうで、またまた食べたくなりました。他にもひなたシリーズがあるとの事なので、読んでみたい。

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    2021年12月29日
  • ひかりの魔女 : 3 さっちゃんの巻

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    今回は、ひかりおばあちゃんの力添えで、さっちゃん一家が変わるお話。
    人が前向きに変わるこて、ちょっとしたことがきっかけになるんだなと毎回思う。
    ひかりさんに焦点を当てた物語を読んでみたいなあ。

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    2021年07月23日
  • ひかりの魔女 : 3 さっちゃんの巻

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    ネタバレ

     山本甲士「さっちゃんの巻」、ひかりの魔女シリーズ№3、2020.10発行。いじめられ不登校になって、フリースクール、くすのきクラブに通う重ノ木さちが真崎ひかりの魔力(人間的魅力)で成長していく物語。

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    2021年07月13日
  • めぐるの選択

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    生きる時

    どんな選択をしても
    何をしていても

    今見ているものを
    行っている仕事を
    一緒にいる人を

    大切にして
    向き合って

    そうやって生きていれば
    意味は後からついてくるもので

    人生は選ぶばかりで

    何を選んでもきっとまあまあだ

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    2021年07月01日
  • ひかりの魔女

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    自分の出来ることで、周りの人をそっと助ける。
    人間のベテランとして、若い人を指導していく。
    出来そうで出来ないから、面白い。
    先人を見習い目標として自分もごく普通のスゴイおじいちゃんになりたい。

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    2021年06月07日
  • ひなたストア

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    転職先を確保してから希望退職に応じた40代のサラリーマン。転職に何ら問題はなかったはずなのに、転職先の社長交代により系列の瀕死のスーパーに研修という名目で派遣させられた。
    職場の雰囲気は最悪、店長からは何故か嫌われる、そんな状況の中で瀕死のスーパーを蘇らせるという話。
    こんなに謙虚でアイデア出しができてそれを実行できる能力があればリストラ対象にならなかってのでは?という疑問はあるが、転職前はその能力が発揮できなかったのだろう。
    転職先のスーパーでの彼はリーダー論からすると理想的な動きをしている。
    それはとにかく謙虚であること、パートのおばちゃんたちの名前を読んでコミュニケーションをとることなど

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    2021年04月11日
  • 俺は駄目じゃない

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    誤認逮捕されたことがきっかけで、色んなことに巻き込まれていった主人公、名井等。本人にはそのつもりがなくても、くさらずに仕事をする姿勢、人を悪くいわない誠実さが、結局ハッピーエンドを迎えさせてくれたんだなー。
    うん、君は駄目じゃない、みんな駄目じゃない。

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    2020年12月27日
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻

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    うまく行かないと心まで暗くなってしまって、さらにうまく行かなくなってしまう。
    そこに魔女の魔法がかかると全てがうまく回りだす。
    以前、上司はなるべく仕事は人に任せた方がいい。そうすれば相手にありがとうと言えるから。というのを読んだことがあるのだけど、魔女の魔法もありがとうの魔法。

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    2020年12月03日
  • ひかりの魔女 : 2 にゅうめんの巻

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    シリーズ2作目ですね。
    前の続編というより焼き直しみたいに感じました。
    物語としてはこっちの方が面白いけど前作を読んでないと分かり難いではないでしょうか。

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    2020年10月13日
  • 戻る男

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    タイムマシンをメインの話ですよね。
    過去が修正出来ればと言う話ですよね。
    結局は上手い話は無いと言う事ですね。
    それが現実ですね

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    2020年09月01日
  • ひなたストア

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    リストラ後の転職先で、弱小スーパーの
    副店長として派遣された中年男の青葉。
    逆境の中、ご近所の老女からヒントを得た
    青葉は、スーパー再生のために立ち上がる!
    第2の人生を豊かにしたい人へ贈る、
    栄養満点の温かな物語。

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    2020年11月06日
  • ひろいもの

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    丸善お茶の水店イチ押しの一冊。ひろいものがきっかけとなって、ちょっと羽目を外しながら前向きになっていく人たちを描いた短編集。ハート・ウォーミングな話で、ちょっと凹んだ時には効きそう。
    リアルとファンタジーの中間くらいとも言えるが、中途半端な印象もある。でも、読ませる文章なので、通勤電車の中で読めば家とオフィスのスイッチ切り替えのいい役目を果たしてくれる。

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    2018年11月18日
  • はじめまして、お父さん。

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    基本的に悪い人は全く出てこないし、主人公が淡々としているのでこちらも淡々と読み進めていたが、ラストページで泣けてしまった。

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    2018年04月14日
  • はじめまして、お父さん。

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    父子の関係はとても不思議だ。自身の子供時代,そして父となった今もそう感じる。母子とは違い言葉ではなく背中で語る関係。親子でありながらも互いに認めさせたい,超えたいとうライバルに似た存在。本作もそういう香りがいっぱいのハートフル作品。おススメです。
    あらすじ(背表紙より)
    地方在住の売れないフリーライター・白銀力也のもとにインタビュー取材の依頼が舞い込んだ。取材相手は、俳優業の傍ら飲食店経営を成功させた合馬邦人。奇しくも合馬は、これまで力也が一度も会ったことのない実の父親だった。取材の翌日、「会って謝らなければならない人が四人いる。その場に同行してほしい」と請われた力也は、初対面の実父と旅をする

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    2018年03月19日
  • ひろいもの

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    初めてこの著者の作品を読んだのは、ソリの合わないお隣さんと泥仕合いを展開する『どろ』でした。とても面白かったので大人買いしてしまい、『ひなた弁当』『迷わず働け』など面白かった。しかし中には半端にいい話すぎて眠気を催す作品もあり、私にとっては本作がその典型。

    偶然モノを拾ったことから毎日に生きがいを見出す主人公たち。前話の主人公が後話にちらりと顔を出す連作短編で読みやすいけれど、ハマるものの能書きが長くて睡魔が。この著者ならば、疲れたオッサンが主人公の話、もしくはちょっぴり毒を含む話のほうが面白い気がします。

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    2018年01月19日
  • ひろいもの

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    「ひなた弁当」を読んだ後だったので、また同じような話かと思ったが、少し違った。
    でも、引きこもり、フリーター、芽の出ない俳優など、今は落ち込んでいる人達も、少しの勇気と閃きと努力で人生を切り開ける(開かれる?)というメッセージという意味では似ている。
    短編集だが、それぞれちょっとずつ前の話にちょっと登場下人が出てきたり。
    全く無関係ではない。
    場所は違っても、人はどこかで繋がっていることもある、ということ。
    「袖振り合うも他生の縁」という言葉が思い浮かぶ。
    後味が悪くなる内容ではないので、ほっこりしたい人にはおススメ。

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    2017年05月10日