無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
転職サラリーマンのV字復活物語!
早期退職勧奨を受けた青葉一成は、ちょうど転職先を決まったこともあり、応じることにした。新たな勤務先のグリップグループは、共同の仕入れなどを行う小規模スーパーが集まった会社だった。しかし、直前に社長の交代が行われて新社長が就任。前社長と対立していた社長は、前社長の方針で入社した青葉を快く思っていなかった。何とか開発課長という肩書で入社できたものの、当分は加盟しているスーパーの副店長で現場を担当することになった。
勤務先の「ひなたストア」は、品ぞろえも悪く、店員の活気もなく、くすんだ建物で客もがらがらだった。しかも、近くには大きなスーパーが2軒あって繁盛していた。前社長派の店長は、新社長が近くの大きなスーパーの店長をしていることから、一成を新社長派だと決めつけて全く心を開いてくれない。
自宅にいる妻と娘と離れてひとり暮らしを始めた一成。スタッフとの交流を通じて少しずつ現場の問題を解決しようとするのだが……。八方塞がりのなか、隣に住む老女が大きなヒントを与えてくれる事になる。
廃業必至の店を、どう復活させるのか!?温かな気持ちになれる物語。
『がんこスーパー』を改題しました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
廃業間際のスーパー復活劇!
なんとなくこーなるのだろうなぁと予想通りの展開だったけど、とにかく読んでいて楽しかった♪
スーパースタッフや顧客のエネルギーがどんどん満ちていくのが分かるから読んでいて元気が出る!
仕事は生きる為、生きる為に働く!と割り切るのも別に悪くない!
でも一日の何分の1かを仕事の時間に費やす…ならば楽しく過ごせるに越したことはない。
もちろん生活の為に、お給料をもらう為に働くんだけど…仕事を楽しめる事の相乗効果で色んなことが上手く回り始める。
気持ちも時間も生活も気力も…そしてお金も…エネルギーと彩に満ちた人生って本当の意味で豊かな人生なんじゃないかなぁ。
大手のスーパーにはない気軽さ安心感、アットホーム感…これらが小規模スーパーの魅力!
敢えてそちらを好んで買い物に行きますもん、自分も!
それぞれの良さを引き立て合いながら人々の生活を…人生を潤してほしいなぁ〜
山本甲士さん、「ひかりの魔女」に続き2冊目ですが生きるエネルギーを、元気をくれる小説!
好きです!
Posted by ブクログ
接客、販売業に携わる人はもちろん、それ以外の人も人と関わる職種の人はみんな読んだ方がいい、と思うくらいいい内容。
ストーリーとしてはもうわかりやすすぎる展開だし、穏やかな抑揚…というところだけど、とても安心してすいすい読める。
流れがいいのでずっと読み続けていきたいという気持ちと、でもこのまま読んだらもう終わってしまう、まだこの世界感に浸りたいのに、と寂しくなる気持ちとで無駄に揺れ動いた(笑)
個人的には一成の妻の友枝のネガティブ発言がめちゃくちゃイライラしたのと、浅野がもしかしたら何かしらの曲者なのでは…と早々から警戒していたものの、まさかのそれ?!という展開だったのも面白かった。
また、この小説の終わり方…ここまで明るく前向き一辺倒だったところに、江南さんのショパンのノクターンのくだり…とても切なくて、でもこの小説の終わり方にとてもふさわしくて素敵だった。
そして、おすすめは読みながらのYouTube。
後半に出てくるピアノ曲、つどつどYouTubeで検索してBGMにしながら読んだ。
面白さが倍増した。
「仕事の値打ちは、いくら稼ぐかではない。幸せを日々実感しながら働くことができるかどうか。」
この一言に全てが集約されているし、私も大事にいていきたい言葉となった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。